●宮尾農園の一日
ごめんなさい!!
日記がお休みがちですね。
CD制作、カウンセリング、様々なスケジュールに謀殺されそうな一週間が、終わり、ふと思いたち、新潟に向かいました。
金曜日、最後のカウンセリングが終わったあと、急いで、自宅に戻り、急に思い立ち、横須賀線〜新幹線と乗り継ぎ、夜、11時近くには、新潟駅にいた私。
新潟県、豊栄(現在、新潟市)で、友人が自然農法でお米を作っています。
豊栄は、「来てくんなせいや」という地元のプライベートライブの企画で、数年前から、お世話になった素敵な仲間達がたくさん住む町です。
数日前、当時、企画のリーダーであった、宮尾さんという方の田んぼで、草取りを手伝ってくださる方募集のメールが飛び込んで来て、「今の私に必要なのはこれ!」っと私は、直感的に思ったのでした。
土や風や音に触れたかった。
体を使って、汗をかきたかった。
朝、7:10分、白新線に乗り、豊栄へ!
宮尾さんのご自宅で、おいしい朝ご飯をごちそうになり、
ヤギのメイちゃんのお乳をしぼりました。(始めての体験!!おっぱいが、とても暖かかった!!)。
ヤギは、頭で頭突きが、ごあいさつのしるし。
「メイちゃん!」って、ちょっと高い声で呼ぶと、ゴチンって、頭突きしにやってきます。
うちのフイちゃんも、口笛を吹くと、「ゴチン」って、頭をぶつけて来るの。
一緒ね。動物大好き。かわいい〜〜。
その後、メイちゃんをひっぱって、たんぼへ。
宮尾さんの自然農法の先生である、本間さんも、会いに来てくださり、本当にうれしかった。
本間さん、たんぼや、畑も忙しいのに、私が来たからと、宮尾さんの田んぼの草とりを一緒にお手伝いしてくださいました。
もう一日、休みがあったら、本間さんのたんぼも、お手伝いできたのに、ごめんなさい。この恩返しは、いつかきっとね。
長靴をはいて、水を抜いた田んぼに入り、稲の周りにくっついてる、草を抜いて、泥の奥深くに、むぐします。
すると、ポコポコと泡が出て、泥が歌います。
空気と泥と水の合唱。とてもかわいい歌です。
自然農法なので、たんぼには、オケラ、ミミズ、タニシ、ミジンコ、本当にいろんな生き物に出会います。
そのひとりひとりに、挨拶しながら、稲の成長を妨げる、草を、泥にむぐし(これ新潟弁?母も「むぐし」とよく使ってました)、光合成を止めます。水をはったときに、復活しないよう、深く埋めるのがコツ。
それも、稲の養分になるのですから、無駄なものは、ひとつも無いという考え方。
宮尾さんと話をしていると、まるで、アーテイスト。
それを、サポートし、支える奥様の久美子さんもとても素敵な女性です。彼女は、ずっと東京で、大手企業で仕事をされていた、キャリアウーマン。
そんな日常から、農業をしているお宅に嫁ぐという選択を、どのように御本人の中で受け止められていたのか、興味がありました。まさに、出会うべきして出会ったお二人です。素敵な御夫婦。
宮尾さん、もちろんおいしいお米として、消費者に出荷するのは、喜びではあると言いますが、種まきから始まるプロセスが一番楽しく、そして、大切であるとも語っておられました。
音楽を作るのも、歌を作るのも、全く一緒です。
だからほっとするのかな...豊栄で農業をしている人たちとお話しすると。
来年は、是非、ファンの方々を募って、この田んぼをお手入れしたいなあと思いました。
田植え&草取りの歌など作り、楽しい人海戦術で、一気に、
田草を抜いてしまうのです。
うん!楽しいかも!バリで見たあの風景みたいで。
その後、ライブ&宴会なんていいなあ〜。
な〜んかそんな楽しい事を考えながら、もどってきました。
久しぶりに筋肉通...うう...
ふとももの裏、腕、右の親指の筋肉(使ってたのね...)
今日のブランチのメニューの一品。
宮尾さんの農園で作っている卵で、今日は出し巻タマゴを作りました。
おいしかった〜〜。
明日から、またがんばるぞ〜〜!!
コメント
農作業お疲れ様でした。
今度思い立ったらうちの田んぼもお願いします(爆)
水田の中を歩くのって結構体力使うんですよね〜。
多分その日は爆睡だったんでしょうね<お疲れ様でした。
次の日に筋肉痛になるんですから若い証拠ですね。
Posted by: まつ。 | 2006年6月25日 12:05
エポさんこんにちは!札幌の加藤です。モエレ沼のコンサートはとてもよかったですね。昔からのファンなのでダウンタウンの曲の時は、若かりし??エポさんの姿を思い出しました。月日の経つのは早いです。本当は元気なエポさんの曲が好きですが百年の孤独のようにしっとりとした曲も好きです。一番好きな曲はフリースタイルに入っている夏の約束です。当時ヒットすると思いリクエスト結構しましたよ。機会があれば次回のコンサート(札幌?)またはCD,DVDでぜひ聴かせてください。これからも音楽活動頑張ってください。札幌の一ファンより。
Posted by: 加藤 孝夫 | 2006年6月25日 15:51
豊栄良いところですよね。
私の実家が近くです。
あの見渡す限りの水田が日本の食を支えているんですよね。
来てくんなせいやって方言、懐かしい響きで嬉しいです。
Posted by: かえ | 2006年6月25日 17:38
農作業お疲れ様でした。
僕は札幌の近くで知人から土地を借りて少々畑を耕してます。畑仕事って疲れるけど、後に残らない、すがすがしい爽快感を伴う心地良さがあるように思います。
黙々と草刈りをしていると、日常の様々なことを忘れただ目の前にあることだけに集中するという喜びを感じます。
疲れたら横になって休み、鳥の声を聞き、お腹が空いたら近くの森で採った山菜とおにぎりをいただく。
子供達は草っ原を走り回り、夏、秋には収穫というメインイベントが待っています。
玄人の方から見れば、農業はそんなに気楽なもんじゃないと、叱られるかもしれませんが、何でも楽しんでやれれば、続けられると思うし、そんなに疲れないんじゃないかな(肉体的にも精神的にも)。
というわけで、今年で3年目です。
Posted by: タケル | 2006年6月25日 22:58
EPOさん!
「自然の摂理の法則」を、ある事柄から発見しました。
それは〜「カラスとハトの相関関係」〜です。
カラスは云うまでも無く「不吉な鳥」
ハトは云うまでも無く「平和の鳥」
カラスはよく、人に対して、カラカウ行動をしますが、それは、その地域での環境・雰囲気を察知するアンテナを持っている。
と思われます。
それに対して、ハトは反対に、その地域での環境・雰囲気に関し、安らぎを感じると、登場するようです。
EPOさんの日記に、自然の事が書かれていたので、蛇足ながら、書き込みさせて頂きました。
EPOさんも、「そんな事、知ってるよ〜」
と云われれば、それまでですが!
Posted by: 三毛猫のタンゴ! | 2006年6月26日 00:33
EPOさん
いろいろあって、立ち止ってしまいました。 (すいません。)
先日・私も 茨城の知り合いがやっている自然農法の田んぼに行ってきました。
土に触れるって大切ですね。
少し気持ちが晴れました。
Posted by: あり | 2006年7月 1日 01:21
epoさんこんにちは!
今日のdateFMの風の散歩道で、草取りのことをお話くださったのを聴きました。
とても嬉しかった。
ありがとうございました。
今回のEPOさんの訪問で感じたこと、よく心が配られているなあということに感心しました。
内気で、恥ずかしがり屋の「あけちゃん」のこと。
百姓の先輩・本間さんが、自分の田んぼそっちのけで来てくださったことへの感謝。
EPOさんの優しさ、意識の行き届き方に感動しました。
また、日本海夕日コンサートでお会いできるのを楽しみにしています!
きてくんなせーやのみんなで聴きにいきますよー!
Posted by: ひろ | 2006年7月15日 13:26