●心の力
高校時代の恩師、樋口先生と久しぶりにお話をしました。
樋口先生は、体育の先生で、私が、高校生の時から、
慕っていた、大好きだった先生です。
男の先生は樋口先生。女の先生は益子先生。
この二人の先生は、私が体育の教師をめざしたいと思った、
きっかけになった方々でした。
子供の頃から、家庭という場で、なんとなく、身の置き場のなかった私でしたが、学校では、友人や先生達に守られて、本当に楽しく過ごすことができました。
そのような意味では、私は、友人や先生方に恵まれ、学校という場で、育てられて大人になったように思います。
自分の現状になげやりになり、何もかもなげだして、不良になるきっかけなんて、いくらでもあった家庭環境でしたが、私が、そうならなかったのは、暖かい先生と友人がいたからかなと思います。
家庭や学校で傷ついた子供達の御両親が、MUSIC&DRAMAに、連絡を下さるたびに、「自分がもしも、あのまま教師になっていたら、どのように、この子を導いてあげられただろうか」と。
考えることが多くなりました。
今でも、そのような仕事がしたいと、私の潜在意識は、願っているようにも思います。
ふと自分の子供の頃を振り返えると、
自分のことでせいいっぱいだった父や母に、子供の私は、
「もっと私をほめて」「私を認めて」「私を受け入れて」「私を無条件に愛して」と、叫び続けていたように思います。
でも、親にほめてもらったり、認めてもらったり、受け入れてもらえなかった両親は、親からそのやり方を学んできていないので、
私を、そのように受け入れることは出来なかったのです。
しかし、子供の私は、ずっといつかわかってもらえるはずだと、親に愛されるために、なんでもやりました。そうでなければ、生きてはいけなかったら。私の心は、ちっとも納得していないのに。そして全く報われないのに。でもやりました。
愛されたいために。そして心が、壊れてしまったのでした。
私たちの自我は、0歳から6歳くらいの間の体験で出来上がっていると言われています。そこで出来上がった心のパターンを大人になってからも使い続けます。
私の身をとりまく現実は、それによって自分が作り出していたことにも、ヒプノを体験して気付いたことです。
なんらかの体験からくる記憶のために作られた心のパターン。
自分で作ったということは、自分で、作り替える心の力もあるということ。
心の力とはそういうものかもしれません。
そうそう、私の恩師、ヤザワ・インターナショナルの矢澤先生がブログを始めたそうです。
是非、皆様、訪ねてみてください。
何か、皆様の力になれる情報が必ずあります。
Nobue Frayeh Yazawaのヒプノセラピー:
http://japan-hypnotherapy.com
Nobue Frayeh YazawaのNLP:http://japan-nlp.com
Nobue Frayeh Yazawaのフナ: http://japan-huna.com
ヒプノカフェ:
http://home.att.ne.jp/red/yazawa-inter/index.html
ブログ:http://blog.japan-hypnotherapy.com/
コメント
こんばんわ。お話したあの日から、毎日拝見しています。私にも、色々な節目でこの人に出会わなければ。という人がいました。
そして、人の縁というものは本当に不思議だな。と思う瞬間も。
私は、「自分は何のためにこの世に生まれてきたのだろう」と思ってばかりいます。
yes/noの答えなどないのに。それでも昔は、何か見つけてがんばれました。けど、今はただ何となく毎日が過ぎ、けど疲れていて。
燃え尽き症候群?そんな感じです。
EPOさんは、人や、自然や音楽や色々なことに、いつも前向きで、感謝してますよね。何故ですか?自分の存在に???と思ったことはありませんか?周りのことに、悲観的になることはありませんか?
Posted by: k.mastuda | 2006年7月 3日 00:33
EPOさん今日は。EPOさんは充分多くの人を導いていると思いますよ。影響を受けた私が言うのですから。EPOさんは必死になって何かをやり遂げようとしてますよね。その気持ちは意識しないでも自然と形になるのですね。歌詞を読んでいて感じます。私が誰も踊らないなか自分の気持ちに正直に一人だけでも「踊ろう」と思えるのはそんなEPOさんの気持ちに反応したのかもしれません。人間として恥ずかしくないように。
Posted by: 小笠原の横顔 | 2006年7月 3日 19:17
私たちの自我...6歳までに決まる、ということを知って軽いショックを覚えました。
自分で作ったということは、自分で、作り替える心の力もあるということ。。。
私の中にも、その力がありますよね。そう信じて日々前進していきます。
そして、私の後ろ姿が、多くの子どもたちにHappyなエネルギーとなるよう、毎日の仕事を大切にしたい...EPOさんのダイアリーを読んで感じました。
Posted by: nori-p | 2006年7月 3日 22:11
『心の力』のダイアリー、とても納得の行く内容でした。私はもし父が母と同じ性格であったら
どうなっていただろう、と思うときがあります。
自分が心のパターンを作ってしまったのだから
自分で作り換える力がある・・・・なんてすごい
説得力があるのだろう・・・・
Posted by: あけちゃん | 2006年7月 4日 15:18
なるほど、自我が0歳から6歳までの体験でできあがるということ、すごく納得してしまいました。私も母で悩んでいましたが、私の心が卑屈にならなかったのは祖父母と、母の妹二人とも住んでいて大家族で育って第大きな愛をもらっていたからだと納得しました。反対に6歳まで母の記憶がほとんどないんです。いろいろな人に助けられて今の自分があるとつくづく思う今日このごろです。
Posted by: たか | 2006年7月 5日 17:08
先日、某所でリーディングを受けましたが、余計に(?!)悩んでしまった、、、という感じで。
TVで拝見してから、なんども問合せをしようと思いながらも日々の生活に追われ、ただただ時間が過ぎてしまう毎日です。もう長いこと薄暗いトンネルの中にひとり取り残された様な。
一番早い予約はいつ頃でしょうか?土日も受けられるのでしょうか?
Posted by: HDK | 2006年7月11日 12:34