●HPを検索していたら
秋の風がさわやかな葉山の一日。
今朝は6:30分に起床。
医療関係のことがわかる同時通訳者の手配で半日時間を過ごしました。
HP検索していらた、興味深いHPに目が止まりました。
外国の方々が日本で安全な医療を受けられるために、
立ち上がった医療通訳の協力団体がありました。
家族の中にバイリンガルの子供がいたりすると、その子は、学校を休んで病院で家族の通訳を病院ですることにな場合が多いそうです。
当然、家族であるが故に、あまりに近い存在であるからこそ、私情が入り、患者の症状を伝える時に、患者本人の言葉を歪曲したり、はぶいたりするケースが多くなります。
家族が病気だなんて、誰もが認めたくないから、それもすごくわかる気がします。
残念なことに、患者には、家族の思いが裏目に出て、適切な治療を受けられているのかわからないという不安が生じ、医者と患者との間に信頼関係が築きにくくなります。
その結果、患者が病気の改善を遅らせてしまうというケースがあり、そのような人たちをサポートする団体があることに、心から納得した私でした。
ところで、ちょっと話はずれるかもしれないんだけど。
親子カウンセリングでこちらにみえている人たちを、ふと思い出しました。
一番、本音を吐き出してもらいたい場所でも、自分の子供は、よい子に見られたいと思うあまり、本当のことを私に言わない親の気持ち、そして、自分はよい親であるという主張を多くの親がします。
「なのに何故、うちの子供はこんな風になってしまったのでしよう?」
そんな時、私は、「何故だと思いますか」と聞き返します。
答えは必ず、クライアントに答えさせるのが、うちの方針。
「顕在意識レベルでクライアントが話をしていることの背景には、
もっと深いドラマ、そして本当はもっと表現した言葉がある」
カウンセリングをする際には、その言葉の奥にあるものを読み取りましようと、矢澤先生が、日々、私たちに、教えてくださった言葉でした。
確かに、カウンセリングシートにご記入いただく相談内容と、
実際に催眠に入った時に、御本人が問題と自覚される内容が、
全く違うことがほとんどなのは、それを意味しているのかもしれません。
セラピストにとって、クライアントの心の行方は、ほとんど予想不可能。(なんとなくパターンはあるものの)
こうあってくれたらいいなと、セラピストが予想する結末へは、ほとんど着地しません。クライアントは、予想外の根本原因へと彼らは、セラピーの間、行きたい過去の場所へと、のびのびと、旅をしていきます。「おお、そうきたか!」と拍手を送りたいくらい。
そして、たまに感動して、私ったら、もらい泣き。
ほうっておいても、その心の動きは、実に、そのおおらかで自然な放物線。純粋な軌道。
愛について語る言葉は、まるで詩人。本物のアートです。
本当に人間は素晴らしいと思う毎日です。
私たちは、もともと完全な形で生まれてきているということを、
忘れすぎです。
人は、みんなそれぞれ違う目的を持って生まれてきている。
だからこそ、それを学べる家族を選ぶんですね。
外科医が医学部で難しい勉強をするようにね。
コメント
EPOさんの日記読ませて頂きました。
当然、判っているかと思いますが。
まず、云える事は、環境がネックになっている場合と、愛情の捉え方が問題になっている場合があると思います。
人生って、要領の悪い人のほうが、学ぶ事が多いと聞いた事が有ります。
人生、山あり谷あり。
良い事ばかりで、好循環に回転していくばかりでは、薄っぺらな人間が出来てしまいます。
EPOさんも悩まずに、肩の力を抜いて、クライアントの方々と接して下さい。
「人生、一生、勉強だ!」と軽く捉えれば良いのでは...。
Posted by: ハナタレ坊主! | 2006年9月25日 04:59
なんか、EPOさんの今日の日記、心にしみました。EPOさんは、いい仕事をされているなあと思いました。私は、今、カウンセリングを受ける立場の人間。そして、家から外へほとんど出られなくなっている状態。私も、がんばんなきゃね。ゆっくり、ゆっくり・・・。
EPOさん、今日の葉山はいいお天気ですか。
こちらは、いい天気ですよ。
一日一日を大切に、今日もいろんなドラマに出会ってください。のんびりと、ゆっくり、ゆっくり・・・。
Posted by: 冨松則子 | 2006年9月25日 07:03
今日のダイアリーは ドキッっとしてしまいました。だって 「自分にとって学べる家族を選ぶ」とあるではないですか!!!もちろん 私に
とっては母ですね。こうしてこの場にいさせていただけるのも エポさんのお母様と私の母が
とても似たタイプだったから HPに来るきっかけ
となりました。(金スマを見て)その後 お母様との関係は如何ですか? いつか 心の傷も癒えてお話してくださる機会をお待ちしています。またこのコメントが 不快感を与えてしまったらごめんなさい。
さて エポさんの音楽についてですが おはずかしながら まだ一度もライブに行ったことないです。あまり沢山CDも持ってないですが 今度出される予定のJ-POPのも楽しみですね。期待しています。いつかライヴも行ってみたいと思います。
>PS 先週でしたが 某テレビ番組で”催眠”という特番をやっていましたね。私はまだカウンセリングを受けた経験はないですが あのような
感じですか?また自己催眠も大切と述べていましたが 自分に話かけるのかしら?なんか
こわ〜〜〜いですが どうなのでしょうか。
Posted by: あけちゃん | 2006年9月25日 11:30
ハナタレ坊主様
コメント拝見しました。
本当に、おっしゃるとうり!自我が出来上がる前の体験が、ほとんどと言っていいくらい、ものの思考性になっていると、私も思います。
それは、家族からの影響もあるし、その時代に出会ったインパクトのある出来事の場合もあります。
自我が出来上がる前の心は繊細で、様々な現実に対し、誤解しやすく、強い思い込みも作ってしまいます。『愛されるためには、いい子でなくちゃ』とか。そんなことないのにね。
愛は無条件なはずなのにね。
両親から、無条件に認められてうれしかったという体験を持つ人は、無条件で、人を褒めることができます。
Posted by: epo | 2006年9月25日 23:10
映画「フラガール」を観てきました。
時代の転換期、迷いながらも懸命に自分の行く道を模索する人々の織りなす人間模様・・人間にとって一番大切なものは何なのか、それもきちんと描かれている素晴らしい作品でした。
epoさんの言われる「アート」とも重なる部分があると思うのですが、これこそが「エンターテインメント」の本質なのかも・・と思わせるようなシーンがあって、そこのところでは心の中で大きなざわめきが起こり顔面お漏らし状態になってしまいました。(汗)
アカデミー賞外国語映画部門の選考に出品されるそうですが、ノミネートまであっさり行ってしまうのではないかと・・そう思わせる位良い映画でした。
Posted by: マクダル | 2006年9月25日 23:56
前の、EPOさんの日記に、完全に沈没の一日っていうのがあったけど、今日の私は、完全に沈没の一日でした。やっぱりありますよね、そういう日って。でも、最近、そういう日が増えてるから、そんな日は、どうしたらいいのだろう。
元気に、なりたいな。
Posted by: 冨松則子 | 2006年9月27日 02:36
♪話相手は冷たいディスプレイ
一字一句も乱れぬパートナー…♪
というオフィスの憂鬱も限界(>_<)
沖縄では一週間遅れの封切りとなった『フラガール』
ハワイへ逃避行するつもりで、明日観に行きます!
Posted by: 風と海と空と | 2006年9月29日 10:42
タオル持ってかれた方がいいかも・・・(*^^*ゞ
Posted by: マクダル | 2006年9月29日 19:55
はじめまして。
「今日は気分が落ちてるな〜」という日にEPOさんのHPを開くと心が洗われ、また頑張るかという気持ちになります。そうだった、そうだった、といつも思い返す事ができるのです。
今回の日記を読んで、以前EPOさんが書かれていた言葉を思い出しました。”プログラムを変えれば望ましい現実を作り出せる”。自分を支える言葉として大切にしています。
Posted by: HIROKO | 2006年9月30日 22:08
只今、ハワイ(映画『フラガール』)から帰って参りました(笑)
昨日までのストレスもあら不思議?記憶にございません!俺って単純?
ともあれ、プラットホームでの手話には涙そうそう(ネタバレ?)
ありがとう、桜坂劇場!
Posted by: 風と海と空と | 2006年9月30日 22:28
以前、グラッツィアの取材がありました、と
ダイアリーにありましたね。今11月号が出てますが
エポさん、何月号なのかな。
Posted by: アプリコット | 2006年10月 2日 23:28
EPOさんも、お勉強で忙しいのかな?
無理じいはしませんが、日記の更新、宜しく御願いします。
あまり云うと、叱られるので...。
日記の更新を楽しみにしておられるかたも、
結構、いらっしゃると思いますよ...。
Posted by: ハナタレ坊主! | 2006年10月 5日 21:03
EPOさん、こんにちは。
遅ればせながら、拝見しました。
今年の夏、まず娘が膝の手術で入院。
そのあたりからめまい・頭痛で具合の悪かった義父が、娘の退院後に病疲れからだと思うのですが、嚥下障害になってしまいました。
娘は外科的症状なので、精神的には苦労はなかったのですが、義父は自分で癌ではないかと思い込み、その恐怖心から症状が悪化したようでした。
途中から午前の仕事を休んで、毎日一緒に通院し、お医者さまには出来るだけ客観的に症状を説明し、出来るだけ私情を挟まないで、本人の気持ちを代弁することに努めました。
その上で、どのように対処・ケアしていけばよいか教えて頂きました。
幸い通院だけで、劇的な早さで回復し、今は以前より気持ちも体も健康に、穏やかな表情で過ごしています。
この日記を読みながら、患者の代弁者の大切さを改めて実感です。
そして私が生まれるとき、何故この家族の元に嫁ぐことにしたのか、長くなるので書きませんが、良く分かりました。
どんな人もドラマティックな人生をおくっているのだと実感しています。
Posted by: Yoko | 2006年10月 6日 09:11
エポさん、きっと今頃アメリカかな。
報告、楽しみに待ってます♪
Posted by: アプリコット | 2006年10月 6日 12:10
今日明日は石見銀山ですね。
行ってみたいな〜
おみやげ話楽しみにしています。
>アプリコットさん
friendsは秋の青空のイメージ、一緒でしたか!
自分だけの感覚じゃないとわかりうれしかったです。
今横浜はざーざー降りです。
Posted by: shu | 2006年10月 6日 14:19
そ、そうでしたね。
LIVEのページをみたら、石見銀山というところにいるんだ〜。
アメリカじゃなかったんですね・・。
失礼しました。
>SHUさん、うちも横浜ですよ〜。
今日は昨日と打って変わってすばらしい秋晴れ!でしたね。
最高の運動会日和でしたぁ。(*^_^*)
エポさん、ライブ報告待ってま〜す♪
Posted by: アプリコット | 2006年10月 7日 15:29
石見銀山、行けなかった・・・。
EPOさん、ごめんなさい。
体調悪し、体力なし、お金なし。残念ー !!!
Posted by: 冨松則子 | 2006年10月 7日 17:49
EPOさんに質問。
心と身体はどういふふうにつながっているの ?
Posted by: 冨松則子 | 2006年10月 8日 23:30
現代人は、恐らく悩み多き人々が、社会生活を営んでいると思います。
EPOさんも、クライアントの方々の悩みの改善のため、がんばっているのだ!と理解しています。
でも、よく最近思う事は。
「時が解決してくれるものだ!」とも考えるのです。「時はある意味、自然の摂理からもたらされる、最高の処方箋かもしれません!」
偉そうな事を言って申し訳ない。
Posted by: 時の薬! | 2006年10月 8日 23:52
確かに、時が薬になる場合もあるけれど、すべては、時は解決してくれない。人の心は、そういうものだと思う。なんちゃって。
Posted by: 冨松則子 | 2006年10月10日 07:11
10月13日にもう一本ライヴがあるようですね。お忙しいエポさん!打ち上げには 炭酸をぐい〜〜っと一本!でしょうか??
先日家の近くのスーパーで 面白い豆腐を各種取り揃えていることに気が付きました。
もう 全く関係ない話ですいません・・・
少しでも間がもてたらと?思いまして・・・
*ネイミングの面白さに加えて 内容もかなり
良いようです。あの・ ちなみに会社の回しものではございません・・・説明の文も面白いです。
名前:::男前豆腐 北海道大豆使用
うり 水も滴るいい豆腐 その心意気が男前
形は普通ですが 黒く大きく男の文字が四角く取り囲んであります。目立つ!目立つ!
名前;;;風に吹かれて豆腐やジョニー
うり 形が変わっていて 縦に半月形が並んでいて二つで一連になっています。こくがある。
ジョニー?なんだか「サザン」の波乗りジョニーを連想したら 先日本当に 波乗り型の豆腐が現れて もうビックリ!!!ネイミングも正に
波乗りジョニーなの!サーフボード型のお豆腐でした・・・
遊びこころがあるというか なんと言うか・・・
わたしね よく友人から 「まあなんて真面目なの?」といわれますが とても大切なことですが 行き過ぎては 四角四面過ぎてくるしい。ハンドルの遊び?の部分が必要だといわれて久しいですが 本当にそう思う今日このごろです。
Posted by: あけちゃん | 2006年10月10日 12:28
男前豆腐と風に吹かれて豆腐やジョニーって、私も知ってます。なんか今話題ですよね。
食べてみたいな。おいしいですか ?
EPOさん、お忙しいみたいですね。
いい子にしてまってよう。
Posted by: 冨松則子 | 2006年10月10日 12:58
すみません、時の薬 ! さん。
私、マジなこと書きすぎました。反省・・・。
Posted by: 冨松則子 | 2006年10月10日 13:20
恋の治療薬には
♪時はいつの日にも親切な友達
過ぎてゆく昨日を物語にかえる…♪
という“時”もあれば、まだ失恋の傷が癒えてもないのに
♪恋なんて二度と出来ない
それくらい傷ついたのに
キュンと〜キュンと〜…“好き”♪
なんて“新しい恋”もあるよね(笑)
Posted by: 風と海と空と | 2006年10月10日 20:11
時というのは もしかしたら 魂の空間なのかも知れませんよね。いま ふっと そう思いました。1日=24時間 とか 1時間=60分とかに縛られるものではないと・・・
さて お豆腐の話ですが はい!おいしいですよ。
お値段も少しだけ高いのは 原料に拘っているのでしょう。もうひとつ 面白いのがありました。聞きたいですか?
ひょうたんの形を縦にまっ二つ にした形をして
おります。
ネイミングは 喧嘩上等やっこ野郎といい「生ビールとお前がいればそれでいい」と書かれていました。「あっ そうなの???」と返事が
したくなりましたねぇ〜
ちなみに 北海道大豆使用で豆乳仕込み
まろやかで おいしかったです。
Posted by: あけちゃん | 2006年10月11日 14:22
面白いネーミングですね。
今度探してみます。ありがとうございます。
Posted by: 冨松則子 | 2006年10月11日 21:27
♪時刻と時は同じに見える
時刻と時は 民衆と個人、法律と正義、のように
まったく違う♪
って歌ってるフランス人がいますね。(笑)
それぞれのイキモノ、人々がそれぞれの時をもっている・・・
数字では計れない神秘的なものの中にそれぞれの心はあるのかも。
話題の豆腐ですが、見たことはあります。
いつか食べてみたいとは思ってるんですが・・・
京都の会社?でしたっけ?
すごく儲けてるって話聞いたことあります。
Posted by: マクダル | 2006年10月12日 22:24
‘時刻と時‘の素敵なコメント有難うございます。レスが遅れてしまい ごめんなさい。
京都の会社だったのかしら・・・と思いスーパーまで行って見ました。あっ こういうところが真面目なのかしらん・・・どうも茨城の会社のようです。温かみがあって 面白いネーミング 材料の吟味などが きっと多大な利益をもたらしたのでしょうね。
Posted by: あけちゃん | 2006年10月14日 13:55