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2006年11月26日

●遠かったけど...暖かい場所

神奈川県津久井郡にある「かわせみの家」主催のチャリティーコンサート。
町役場の会議室には、障害者の方を含む200人近いお客様がいらしてくださいました。
このコンサートに、ご賛同くださった皆様、本当にありがとうございました。

身体に障害を持つ方々よりも、支援を受けにくいという
統合失調症や鬱を体験された人たちが自立して仕事ができるよう、
システム作りを真剣に考えているスタッフの人たちの情熱は素晴らしいものでした。

MUSIC&DRAMAで出会った様々なクライアントの方々を通じて感じたことでもありますが、
結局、心の病気に対する理解を、社会や家族から、彼らは十分に受けられていないことを、
感じない日はありません。

支援をボランティアや寄付に頼るのには限界があります。
いらない施設や道路にたくさんの税金を使うより、
すべての人たちが健康で安心できる日常生活をおくれるよう、
サポートすることに意識が高い日本になって欲しい。
その意識は、これからの日本を作っていく子供たちの「心」を育てることに、
つながっていくことになるように思うのですがどうでしよう?

この12月は奈良で、「心の健康」に関する私の2つの講演&ライブがあります。
ここ数年の臨床体験から、私がクライアントの方から教わった素晴らしいエピソードを、
音楽と交えてお送りする予定です。

そうそう、午前中連絡があり、昨日提出した、アニメのラストテーマ、
レコード会社の方をはじめ、TV局の方も大変気に入ってくださったそうです。
いよいよレコーディングに突入。
はて?私は、いつその作業ができるのかしら?

ジャパニーズ・POPSのアルバムの歌入れ捻出時間も、いま見つからないのに...
今年は、3倍生きている気がします。

新鮮な空気を吸いに窓を開けてみました。
ふ〜〜冬の香りがしています。

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コメント

障害者の立場から、ありがとうございます。

EPOさんの思いに、私も共感します。子どもたちは、大人たちを映し出す『鏡』だと思ってます。私たち大人が、EPOさんのような思いを持つ人たちばかりなら、今よりは居心地の良い『日本』になると、私は思っています。
そのためにも、私自身の仕事にも誇りを持って子どもたちと接しいきたい...とEPOさんのDIARYを読んで、改めて強く感じました。

9・11事件後、アメリカのいくつもの放送局で自粛という名のもとに数々の歌が実質放送禁止になったという話をきいたことがあります。(「イマジン」もそのなかに入ってたそうですけど。)
言論統制?とも言えるような行為に僕はとてもショックを受けたんですけど、同時に音楽って大きな力を持っているんだなあとも思いました。
epoさんはアート活動(カウンセリングのお仕事も含めて。)を通して世界をどんどん豊かなものにつくりかえてゆかれますね。平和的に。
子供たちもそれを感じていると思います。
epoさんの活動を遠くから眺めながら、僕も何かしなければ・・という気持ちになります。
以前はあちこちでお手伝いのようなことをしていましたが、今は ごにょごにょごにょ・・です。(ー_ーゞ
No!ばかりでなくepoさんを見習ってYes!と言いたい今日この頃です。