●キャロライン・メイスンの『8つのチャクラ』
仙台収録に向かう新幹線の中で、キャロライン・メイスンの『8つのチャクラ』という本を読んでいました。
彼女は、直感医療師。バーバラ・アン・ブレナンにも共通する、代替医療の治療師のひとりです。
しばらく、具体的で、かなり科学的なアプローチのヒーリングのメソッドに接していたので、
キャロライン・メイスンの本は、ちょっと息抜きという感じで、とても自然に体の中に入ってきました。
私は、音楽家なのに...なあ...いったいどこにいくのかな。
音楽の向こう側に、何かとてつもなく、大きな人生の契約が待っている感じがしてならない、
今日この頃です。
音楽はエネルギー。
このエネルギーが、どのように生体エネルギーに影響するかを具体的に知りたい。
最終的には、そこにいければいいなとおもいつつ、
今はまだ、私にとっては未知な世界。
天然で歌っていたり、音を作っていたりするからこそ、
音楽のことが、説明ができない。
BBSHで学び始めた今、
多くのことを知れば、知るほど、知らないことが増えて、自分には足りないものが、
たくさんあるように思えてくるから不思議です。
マイアミ滞在中、知り合いのお母様が亡くなられたとの連絡。
「あなたのお母さんを大切に」
そんなメッセージが電話残されていました。
ご冥福をお祈りいたします。
きっと、この人は、お母様のことが大好きで、きっといい関係だったのだろうなあ〜とも想像できるし、
生前、大切にしようと思えばできたのに、できないまま、逝かれてしまい、とても残念な気持ちがあるのかな〜ともとれるし..大切にしたいと思えるのは、どんなお母さんかによるのかなとも思え、う〜ん複雑。
大切にしてきたのに、理解されず、裏切られ、傷ついてきた場合はどうするのかな。
(ごめん...今、とても素になっています。私。)
精神的レベルで、家族からの虐待の経験を今、根本から解毒中の私には、
「たったひとつの」この作品で、気持ちを表現するのが、精一杯なんだ。私には。
末期の癌を煩っているホスピスにいらっしゃる方に、うっかり、「頑張ってくださいね」と、声をかけてしまった私に、
「頑張れないから、ここにいるんだから。EPOさん、頑張るという言葉を使わないで!」と、教えてくれた、
ご家族の言葉を思い出しました。
コメント
「音楽の向こう側に、何かとてつもなく、大きな人生の契約が待っている感じがしてならない」ってなんだろう・・・。
EPOさん、素でいいですよ。もっと素を出してくれちゃっていいですよ。
素のEPOさん・・・好きだな。
もし、失礼な言葉だったらごめんなさい。
「たったひとつの」、聴きたいです。
Posted by: 冨松則子 | 2006年12月23日 05:21
言葉、それはどんなものでも、その言葉に込められた真心は相手のハートに届くのだと思います。
「たったひとつの」だけじゃなく、「でも生きている」、「キミとボク」も心に響きました。
ほんとに素で、今のEPOの言葉でいいです。
Posted by: lala | 2006年12月23日 18:44
先週、義弟が事故で亡くなりました。
正直、この気持ちをどう表現していいのかわかりません。彼の大好きなSASを毎日聞いていますがEPOさんを聞かせてやれなかったのが残念でなりません。
生きている私は踏み留まらずに行動をする義務をまっとうしなければならないのでしょうね。
「頑張る」のではなく「負けない」のかな。
Posted by: 横顔 | 2006年12月23日 23:39
自分が傷ついたときそのことを許すのはとても難しいことだと思います。でも許したほうがずっと心は軽くなると思います。
そんなことわかってる。でも許せない、といつまでもとらわれているなと思うことが私はたくさんあるのですが、少しずつ自分の中から解き放ち心を軽くできればと思っています・・
Posted by: caco | 2006年12月25日 18:39
きっと仲の良い親子だったのだろうな〜、等
という他人への気持ち、私もよく思うことです。
私自身は癌で他界した母との関係は、子供の頃から悪化の一途、最後の最後迄酷いものでした。多分他人も聞きたくないだろうな、くらいの愛と美しさからは程遠い、、、。
けれど、そんな酷いをとおりこして「ここまで
できたら見事だな」とさえ思えるほどの母のネガティヴで我侭な一貫ぶりには、思わず「参りました」と頭を下げました。最後まで惨めで、悲しくて仕方が無かった私だけれど、他界して離れたいまは、そんな母でも自分の人生を自分らしく精一杯生きたのかもしれないなあ、それはそれだなあ、と思えるようになりました。
そして、だからこそ、私は私で、私の人生を思う存分、謳歌して生きよう!と思うことができました。いつまでも反面教師。自分とはまったく別の人間だったのです。分かり合えなくても
そこから学ぶことはある。そう実感しました。
Posted by: an | 2006年12月26日 15:07