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2007年3月22日

●価値観を肯定されたい

今日の葉山!とても暖かく、気持ちがよかったですね。
春に向けて、精神的にブラッシュ・アップしたい方が増えているせいでしよう。
自分の価値観が正しいかどうか、誰かに肯定してもらいたい!
そんなふうに思い、こちらにみえる方がとても増えています。
ご本人は、素晴らしい価値観を持っているのに、お母さんや、お父さん、兄弟に否定されてきたことが続き、
すっかり自信喪失、または、なるべく家族の価値観に合うように、
意図的に失敗を望むなど、ほんとうにもったいない生き方をしてしまう、私たち。
お母さんに「だから、言ったでしょ?親の言うことを聞かないからよ!」
という一言に、答えてあげられるような結果を親に与えてあげると、
親に愛されると勘違いしてしまう私たち。
全ては、小さい時のプログラムの仕業。
今日のセッションを通じて、自分にも、同じようなことがあったなあと、
ふと思い出したことがありました。

中学の頃、私はバレーボールの選手でした。
唯一自分が、自分を解放できる時間でしたが、
「ピアノは何のために、習わせてるんだ!バレーボールでメシ食うつもりか!」と、
両親に反対されていました。でも、反対を押し切り、360日毎日、練習に通う日々。

当時、ちょっぴりいじめに合っていたチームメイトと、私が親しくしているというだけで、
仲間から、口をきいてもらえないことがずっと続きました。とても辛かった。なんで?なんで?って、
そんなことをする友達の心が、理解できなかった。

私は、チームの中で、主力アタッカーでしたが、ある日、メンバーから、「EPO、レギュラーからおりてくれる?」
まさか、そんなことで、クラブを追われることになろうとは...。
バレーボールは大好きだけど、仲間に無視されることは、精神的に本当にきついものがありました。
私と、その子は、ふたりだけ、孤立してしまいました。

家に帰って「人間関係に疲れたから、バレーは止める。」と母に伝えたところ、
「バカだね、嫌われている子に、かたを持つからだよ。バレーなんか、止めろって言ったのに。親の言うことを、聞かないから、それみたことかってことが起きるのよ。」と、母が笑いました。
私は、どこにも癒される場所がありませんでした。

自分は、母に自分の心の痛みを理解されたかった。いじめに合っている友人の、サポートに回った自分の価値観を認めて欲しかった。
そんな、おかしなことを言う人たちに負けず、部活動にもどれと、励まされたかった。

期待は大きく外れ、得られると思った安堵は何も得られず、
学校では、いじめがますます激しくなり、私の中学時代は、混乱の日々でした。
自分がもっと強かったら...自分の価値観にもっと自信が持てたら。
その後、加藤先生という、クラブの担任が家に訪ねてきました。
「EPO、チームに戻れや、レギュラーはオレが決めたんや、誰にもお前をやめさせる権限はない!もどってこい!」
私は、その後、チームに復帰し、当時の1年生と、何度か試合に出たんだっけ。

今日は、ずっとそのことを、思い出していました。
そんなふうに言ってくれる先生、厳しかったけど、すごくうれしかった。
元気かな加藤先生。
私が、体育の先生をめざすきっかけになった先生のひとりでした。
あのひとことに、どれくらい、救われたか。

自分がされてうれしかったことを、たくさんたくさん、いろんな人とシエアし、
たくさん、お話したいと思っています。

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コメント

epoさん、アタッカーだったんだ!
だから握手したとき力強かったんだ!(笑)
かっこいい!
お母様の言葉では本当に
肩を落とされたんでしょうね。
ひとごとではないので
よ〜くわかります
何十年たっても
そういう一言は心に残ります

加藤先生との出会い、ラッキーでしたね・・・

時々人の心の中が信じられないことがあるけど、人はそも弧なり!

♪一人ぼっちは自由でいいわ 一人ぼっちも大事な時間...♪

と本当の自分にもどる一人の時間を持ってると

♪Someday Someday Someday 一人じゃなくなり
 Someday Someday Someday 何かが見つかる...♪

ってことありますよね!

↑そうそう・・・
epoさん、この頃は
「パジャマで一日音楽聴いたり♪」
する時間、あったのかなぁ・・・
今頃原稿と格闘中でしょうか。
がんばれ〜〜〜ぇぇぇ!!!

昨日の代官山ライブ、
インフルエンザで
行けなかった私のために(?)
行った方・・・
情報、レポートお願いします♪
盛り上がったんだろうなぁぁ・・・

いま日本にいないので、一時帰国中にEPOちゃん(子供の頃から勝手に「ちゃん」づけです)のライブに行けないかなぁと久しぶりにHPを開いてみました。
こういったトコロに書き込みをすること自体始めてなので勝手がわかりませんが、読んで思いました。
家族に理解されない状況にものすごく反発して怒っていた想いは、そーかぁ、肯定されたい一心だったんだなぁとふと思いました。いまだに家族には理解されていない、いゃ、あの人たちは理解できないんだろうなぁ、私だけ星が違うのかなぁ、なんて思ってます。

23日のライブ行ってきました。
落ち着いた雰囲気のライブハウスは超満員で大盛況でした。
♪すーもをスイスイスイスイかきわけて〜♪
EPOさん、「くも」を「すも」と歌ってはいけません。
それから、出たばかりの『Voice Colors』で、ご自分が歌った
「夢のふるさと」を「夢の旅人」と紹介してはいけません。
さしでがましいと思いつつ、僕がご指摘させて頂きました。
武満徹の「翼」はじめて聞きました。感動しました。
国府さんの飛び入り、びっくりでした!
国府さんのピアノにピアニカまで聞けて大感激です。
また是非「晴れたら空に豆まいて」でライブして下さい。
STBとはまた違った、リラックスして砕けた雰囲気がとても良かったです。
ナマムギナマゴメナマタマゴ!

>アプリコットさん
角野恵津子さんの「恵津子の部屋 / etsuko's room」というサイトの
「ミニミニ・ダイアリー(日々のつぶやき)」にも当日の様子がアップされています。
そちらもご覧になるとおもしろいと思います。

↑歌詞やタイトルの間違いは、一応帰国子女ってことで
目をつむりましょう(笑)
東京特許許可局

23日行って来ました。
エポさんの MC楽しいですね〜〜
一部は 会場からのリクエスト受付なんでもござれ!即興 ぶっつけ本番!す すごい!
すごすぎる〜〜〜こんなユニークなライヴ生まれて初めてでした!
20分ほどの休憩が入り 第二部へ。国府さんのゲストが加わり 佳境へ〜〜〜
国府さんが ピアノ6台を使ってのライブをなさったとの報告がありましたが きっと豪華で素晴らしいものだったのでしょう!
エポさんのライヴで知ってる曲は 少なかったですが 何よりも美しいお声 にすっかり魅了され 十分に楽しめました。有難うございました。
また 次回参加させていただきますね!

>え・・・?shuさん!
笑ってはいけませんが
でも、「はれまめ」でも、「すもを・・・♪」と・・・?
でも、エポちゃんだから許したげてぇ〜!
昔、サンドバッグを
サウンドバックって言ってたな・・・
エポちゃん。
「エポニカスタジオ」か「スタジオエポニカ」か
そんなのどってだっていいの。
O型だから小さいこと気にしないの。

それにしても国府さんの飛び入りだなんて!
オイシすぎる〜〜!

最初のリクエストに応えられた曲が「琥珀の魔法」でしたね。
あの詞は
「♪天使が眠る豆の中〜
  〜豆の粒もこぼれそうに浮かれて〜♪」
だから、メニューにまで“豆”にこだわった「晴れ豆」にジャストフィットだと思った方が
リクエストされたのかな?と気づきました。考えすぎかな?

アプリコットさん、(「はれまめ」でも…)ということは過去にも?
いえいえ許すも許さないも、その時、「すも」と歌っていた事を誰も
笹子さんでさえも気づいていなかったのに、歌い終わってから自己申告して
EPOさん一人で大ウケして「すも!すも!」と言いながらケラケラ腹をかかえて笑っていたんです。^^
その様子を見てお客さんたちも爆笑していたというわけです。
僕はこの人、一生、箸が転んだだけで笑う年頃にいるんだろうなあと思っていました。
まあ、それほどリラックスできる場と雰囲気だったアットホームな空気だったと思うわけです。

shuさん、情報ありがとうございました!
恵津子の部屋・・・でよく解りました。

epoのページを読んでいたら
10年前にさかのぼってしまい、
止まらなくなっちゃった。
興味深い!

「す〜もを・・・♪」
は、1月のショーロとのジョイントライブ
(BS放送)
でも同じことが・・・!
あまりそんなこと書くと
epoちゃんに怒られる・・・?

でもそんなお茶目なepoちゃんが
カワユイ・・>^_^<

神様は不思議な事をなさると、時々思います。
両親から産まれてそのもとで育って、
その価値観のもとで育ってきたはずなのに、
同じ様に育てられたはずなのに、
両親、弟妹、とも価値観が違ってしまうのは
何故なんだろう、と小さな頃から思っていました。
幼い頃は明確には理解していなくて、
親の言う通りに考えられない、行動できない
自分が悪いのだと自分を責めましたが。
必死に自分を変えて周囲に合わせようとした時期、
この人達とは一生理解し合えないと拒絶していた時期を経て、
今は彼らと私と、どちらが善悪ではなくて、
それぞれの正しいと思える部分、変えた方がいいと思う部分があるのだと
ようやく分かり始めたこの頃です。

それでも周りから、それも一番理解して欲しい家族から
理解してもらえない、それどころか完全否定されてしまう
辛さ、悲しみは中々心から消えてくれません。

ある程度克服したと思っている矢先に
ふいに顔を出します。

同じ価値観の集団でものの見方が膠着してしまわないように、
神様は時々その中での異端者を配置するのかな、と
思ったりもします。

どこにあっても、
私が私らしくいられるしなやかな強さを
持ちたいと、思います。

今日、楽しみにしていたHypnotherapyのCDが
届きました。
今までのどんな経験も、これからの私を生かす
内的資産にできるように、焦らず歩みたいです。