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2007年6月18日

●卒業式

午前中からバーバラ先生と全校生徒、瞑想の時間。
とても静かで、深い時間です。
最初は頭の中で、いろんな物事が、あ〜でもない、こうでもないと、
おしゃべりをするのですが、そのうち落ち着いてくると、
深い海の中にぽつんと座っているような心地よさ。
瞑想の時間を必ず持つようにといわれているのに、
家ではなかなか実行できない私。

何事にも、「やるぞ!」という最初のインテンションが必要です。
宿題やりたくない病も、そのインテンションがなかなか作れないからかな。

今日、一緒に組んだヒーリングの授業で、私を選んでくれたのは、
ジエーンという女の子で、犯罪を犯してしまった人のための、
セラピーを刑務所でやっているカウンセラーでした。

彼らはセラピーを受けるものの、たとえ改心して、社会に出ても、
アメリカ社会が、彼らを受け入れる準備ができていないことが多く、
結局また疎外感を感じて、もどってきてしまうというシステムに違和感を感じ、
バーバラのところで、深いセラピーと心と体のヒーリングを学ぶ決心をしたということでした。
日本にも、もしかしたら、同じ現状があるかもしれません。

犯罪を犯した人に対するケア、被害者に対するケア、
どちらもとても必要であると同時に、
犯罪を置かすことしか、生きる選択が無い個人を含む社会の構図が、
なんとか、エコロジカルなものにならないだろうかという、
私も、ずっと同じことを思ってきました。
私の身近にいる人達も、社会からの偏見により、雇用が限られていたり、
精神的に平等感を得られなかったりする方々が非常に多い。

無力ながら、私たちにできることがきっとあるはず。
私のインテンションは、少しずつそちらに向いています。
もちろん音楽を通じて、ヒーリングを通じて、
私、友達、家族、先祖、地球にいる全ての生命、そして地球、
宇宙にいる全てのエネルギーが癒されていくための仕事を、
したいな。

今日は、4年生の卒業式がありました。
ほんとうに、皆さん、おめでとうございます。

4年生の皆さんに、在校生からハンドメイドのチャクラ・アップリケTシャツを、
送りました。
こちらにきて、みんなで、チクチクお裁縫したの。
おしゃべりしながら。
楽しかった〜〜。

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コメント

最近日本でも残酷な事件が多く、
特に少年犯罪の場合は本当に心が痛みます。
必ず、そこに至までの経緯があるはずだと思うので。
私も歩んだ道かもしれないと思えてならないのです。

何かで犯罪者の系譜があって、犯罪者が多く出る
家系があるとの文も読んだ事がありますが、
それもそういった家庭内での環境しか知らずに育った場合に、
そうなる可能性が高いだけではないか、
遺伝子的にそういうものがあると決めつけられないのではないか
と思う事がありました。

自殺にしても、自己か他者か向かう矛先が違っただけで
人を殺している事に変わりはないです。
そこを食い止める事はできないのだろうか、と
思います。
大きな事はできなくても、せめて自分の精神状態を
安定に保つ事、
そうして生まれた余裕によって
身近にいる子供達が抱えているストレスを
親御さんや学校の先生とは違う観点で
ほぐすことができたら、と思っています。