●お待たせ〜
皆さん、本当にお久しぶりです。
日記の更新があまりにもないので、私の様子を見に、名古屋の応援隊の弘美さんや浜松の岡林さんが、小蕪亭まで陣中見舞いに来てくださいました。遠いところ、ありがとう〜。
BBSHから戻ってからというもの、まず最初に体験したのは、時差がもどらなくて、朝起きられない自分。なんと、目覚めれば、昼の２時。今までは帰国後すぐ仕事だったけど、今回から自分が収縮する時間をとるようにスケジューリングし、
自然に時差が治るように設定しておいたら、普段のコンディションにもどるのに一週間もかかりました。今まで、どれくらい自分に無理をしていたのかしら。
その後、起こった自分の中の変容にゆったりと、身をゆだねておりました。日記が書けなくてごめんね。
計画どうり動けない自分、一日にたくさんのことができない自分、誰かのためにサービスできない自分、愛想のない自分、誰とも話したくない自分、弱音をはく自分、自分に甘える自分、自分、自分、自分．．．。日記を楽しみにしてくれていた皆の期待に答えられない自分も、同時に体験していました。
いつでもちゃんとしていないといけないって思い込んでいた理由は、ひとこと。怖かったから。歌手だからと言って、お料理ができないなんてダメ。社交ができなきゃだめ。気分が乗らないからって人に不快感を与えてはだめ。体調が悪いなんて人に気付かれたら心配をかけるからだめ、長男のお嫁さんみたいに、家族のめんどうをみられる許容量を人として持っていない自分でなければだめ。などど、様々な思い込みに縛られていた私。「なんでわたしばっかりこんなに大変なの！？」と、ストレスがピークに達すると、20代の頃から自分の部屋をめちゃくちゃにひっくり返したり、布押し入れの中の布団に頭を突っ込んで泣いていたっけな。
なんのために自己犠牲を自分で選ぶのか？それが誰のためだったかといえば、それをやらないために他人から責められるのではないかという恐怖を感じたくないという理由に他ならなかったのでした。
人に優しくできない自分は人に拒絶されるかもしれないと感じることがとても怖かった。その正体は、恐怖と不安。
「あんたって、中途半端な人間ね」心のどこかから、瞑想中にこんな声が聞こえてから、自分の中途半端さを、このひと月５回カウンセリングを受けました。
私は私のやりたいように生きると宣言した一方で、「いい人」としても生きなければいけないような思い込みの２重拘束にずっとずっと悩んでいるのです。
いいじゃん、あるがままで！と、言いながら、顔をのぞかせる人の良さは、
その恐怖を体験したくないからだったとわかったとき、なんだ結局、自分が可愛いからじゃん！本当に心から出た奉仕ではじゃないじゃん！？と、自分を責める。
あ〜だからかあ「私がやらないで、誰がやるのよ！」って、ブイブイ頼まれもしない親切を実行してしまった後に、怒りが出てくるの。自己犠牲的に頑張っちゃった後って。
日記が更新できなかった、その間、何をしていたかというと、私自身がカウンセリングを受けたり、誰かのカウンセリングをしたり、学校の宿題をしたり、友人の結婚式に出たり、映画をみたり、葉山の環境問題に取り組んだり、このひと月本当に、すごくたくさんのことを体験していたように思います。すごいタイミングで、私がその状況にサレンダーできたのは、強力な助っ人がeponica Recordに入社してくれたからでした。カウンセリング中はほとんど電話に出られません。そういう方への電話の連絡もメールの返信もすぐにできるわけではなく、本当にたくさんの方々にご迷惑をかけていた私でしたが、もう大丈夫。
「みゅーじん」の後は特に事務所は大変なことになっており、マイアミからもどってから、ひとりでは絶対に処理できない問い合わせの数々。
背中の荷物を信頼できる誰かに一緒に担ってもらうことで、こんなにも軽い！
ひとりでかかえることはない。そして、今、自分の中にわき起こる創作欲求を押さえることができず、2008年は友人との社交、勉強、本の執筆、作品作り、新譜のリリースと特に音楽に全てのエネルギーを自分のために使っていくことに時間を投じても安全、それこそがあなたの仕事、誰もEPOを責めないよと言ってもらえることを信じてサレンダー！！
え？私、すごく変なこと書いてる？「あったりまえでしよ？そんなこと？EPOさん、あなたの本来の仕事はそういうことでしよ？何今頃言ってんの？」って、
声が聞こえる〜う〜。
コメント
おかえりなさい！そのまんまのEPOさんを、みんなは待っているんですよ、ハイ！ど〜か、あなたらしく「唄の世界」そのままに。良き助っ人さんに巡り会えてよかったですね・・・初めてのコメントなのに生意気なことを。お許しください。
Posted by: サボテン | 2007年12月 3日 23:26
GIRL IN YOU！
「HEY BABY！」。
Posted by: としちゃん。 | 2007年12月 4日 03:22
わ〜い！EPOさん、生きてたのねぇ！
良かった。
深い、充実の一ヶ月間でしたね。
そうそう！
新しい「DOWNTOWN」聴きました♪
何度も何度も。
う〜っ！今っぽいではないですか！
超かっこいいではないですかっ！
コーラス、とくにすごくいい！
素晴らしいっ！子供たちも踊りだしました♪
昔のあのころの歌い方？ふむふむ、
にやにや、そうそう、こんな感じ・・・なんて。
クラブバージョン？で聴けるなんて
うれしなな！
個人的にはね、
ライブでしか聴けない曲のCD出して〜、
代表曲以外の素晴らしい作品の数々を
メディアでもっとお披露目して〜
と心で叫んでます。
来年はＣＤも出るそうですし、
海外進出も？？！！
こりゃ、益々楽しみです。
忙しくなって、もう真夏のMANAあたりで
偶然会えたり、なんてことは無いかもしれないけど・・（涙）
たとえ会えなくても、
ずっとEPOさんのことダイスキ〜！（HUG）
Posted by: アプリコット | 2007年12月 4日 10:25
すばらしい！！！強力な助っ人が入社してくれたんですね。
これで少しは肩の荷を降ろすことができる、って感じでしょうか。
いい人と思われたい、いや、いい人ではないと他者から思われることに対する不安と恐怖。
いい人でいなければ、自分が無価値であるかのように感じてしまう。
自分は自分らしく生きたいくんだという決心。
二つの思いに胸が張り裂けそうになる。
その胸が張り裂けそうになっている人
それがまぎれもなくEPOさんなのかな。
二つの思いに翻弄される時がありながら
その上で、その中で、EPOさんは生きているのかな。
You're the wonderful counselorです。
Posted by: kuro | 2007年12月 4日 11:37
どうもです♪
なるほど、色々なことがあったのですね。
私もEPOさんに教えていただいた「母に心を引き裂かれて」を読んで改めて自分の傷や今現在の問題と向き合い、しばらくは怒り発作に襲われたりしながらも、お蔭様で今は「一山越えた」感じです。ありがとうございます。
「いい人でいなければの呪縛」私もずっとありましたよ。「いい人でいなければ人から受け入れてもらえない」「拒否される」という怖れがあったんですね、まさに。
そんな私の最近のテーマは「愛」と「怖れ」なんです。人が行動を起こす時、「愛に動機付けられている場合」と「怖れに動機付けられている場合」の2種類があるな、と気付きまして。そして「怖れに動機付けられて行動しようとしている時は一旦、立ち止まっていいんだ」と思うようになりました。
そして、まさにそういうことについて書かれた「愛と怖れ」（ジェラルド・G. ジャンポルスキー著）という本を読みました。（かなり前に見かけた本なのですが、初めてちゃんと読んだのです）
EPOさんがまだ読まれてなければ是非。
「いい人でいなければ」というのはまさに「怖れに動機付けられたこと」ですよね。
「何でも自分でやってしまう、いい人」をやめて、人に心置きなく助けを求めるというのは本当に大切なことですね(^^)
Posted by: reika_k | 2007年12月 4日 13:46
お帰りなさい☆誰かに荷物を預けるのは勇気がいりますよね。・・いつも、とてもストレートでピュアなＥＰＯさんの日記に、心を動かされています。私も漸く、インナーチャイルドの叫びに耳を傾ける、人生の転換期に来ました。フラッシュバックや第4チャクラの痛みを受け留めつつ、「きっとＥＰＯさんもこんな風に苦しんでいたんだ」と思って・・。私もＥＰＯさんのように、この苦しみに答えを見出して、何か少しでも世の中に役立ちたいなって思います。ＥＰＯさんいつも有難う！
Posted by: Ｋｙｏｋｏ | 2007年12月 4日 20:16
素晴らしいカミングアウトですね。
とても共感しますよ。
だからEPOの音楽に惹かれるのだな、と
再確認しました。
ポジティブもアクティブもない、
プラスもマイナスもない、
そういうことだと思います。
Posted by: のりまき | 2007年12月 4日 22:38
たったひとつのepo様
eponica最新号の『泣きたくなったら教えてね』を読んでたら...
"主人公の気持ちは？"というよくある国語の設問にウチアタイ(^_^;)
主人公の気持ちは読み手の気持ちを投影したものなのに、正しい答って？
本音と建前を使え分けないといけない矛盾の中で生きてるのかも！
職業に貴賤があるとしてるepoさんのお母様やお兄様の本音は？
井上順さんのタクシーでの話は泣けました(T_T)
Posted by: 一郎 | 2007年12月 4日 22:46
一時期PCが壊れてepoさんの日記が
見られなかったので、ふと１２月の日記を
開いてみたんです。
読んでいるうちに、あれ？これ私じゃないの？と
思ったくらいに
epoさんの思いと自分の思いが
重なって、涙が出そうになりました。
人に見捨てられたくなくて
自分の許容量なんか考えずに
あれもこれもと抱え込んで辛くて泣いて。
やりたいこと。やりたくないこと。
やらなければいけないこと。
やらなくてもいいこと。
できること。できないこと。
全てがごちゃまぜになって自分で整理が
つけられない。
まだ、「あるがままの私」がどの私なのか
わからないでいます。
epoさんも辛かったでしょうね。
しかも、epoさんは多くの方から
歌を、カウンセリングを求められている立場。
私よりずっとずっと重たいものを抱えてる。
でも、どうぞ自分を許して大事にして
下さいね。
どんなepoさんでも、
たぶんやっぱりepoさんの核は
変わらないと思います。
Posted by: ひめゆき | 2008年1月16日 17:50