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2007年12月10日

●マイアミに出発します。

今日からマイアミです。BBSH YEAR 2 2学期がはじまります。

出発前は、何かと、ほんとうにバタバタです。
そう...数日前に、事務所の大家さんの奥様が亡くなられ、
今日、お葬式がありました。

ご夫婦は、植物が大好きで、事務所の玄関に季節のお花をいつも植えてくださいました。
私たちや、クライアントの方々の心をどれくらい慰められたことか。
留守がちな私たちの事務所の植物にお水をあげてくださったり、植木の選定をしてくださったりと、本当によくしてくださったんです。

その奥様がお風呂場で亡くなられたと伺い、本当にショック。
昼間テレビで「冬場のお風呂の恐怖」というタイトルの番組で、
冬場の部屋の温度差に注意が必要との内容を見ていたばかりだったのに....。

奥様が亡くなられたことはもちろんショックなのだけれど、
50年連れ添ったご主人が、どんな気持ちでおられるかを、思っただけで、
涙があふれて止まらなかった。

開業した当時、近所の仲間たちと大家さんをお招きして、一度、我が家に、お招きしたことがあったっけ...。
20人近いお客様のお料理の支度で、てんてこまいの私を見た奥様が、「お正月の私をみているみたい!親戚がみんな集まるから、天ぷらを揚げるだけでも、大変なんですよ〜。長男の嫁は、本当に大変なんですの。」なんて、忙しく台所に立つ私に、言葉をかけてくださったのが、すごくうれしかった。
 奥様ご自身も、突然のことで、びっくりされていらっしゃるでしようね。
魂は、一度、おうちにもどり、しばらくご主人と一緒に過ごされてから、
天国に戻っていかれるのでしよう。心より、ご冥福をお祈りいたします。
  今も、少し、心がシュン〜としています。
発作のように、悲しみが寄せてきて、今も、涙が出ます。
一瞬、一瞬、自分を大切に生きようと思いました。
そして、今、一緒にいる人たちと過ごす時間も、より貴重に思えてきました。特に親しくしている人のことは、
心から愛おしく思いました。
めちゃくちゃな、私の家族だけど、今頃どうしてるかな〜と、そんなことも思いました。
どこか、人がたくさんいるところに行って、どうでもいい話を聴かされる場所に行きたくなりました。
不思議です...。普段、そんなこと思ってもみないのに。
私、自分の父が亡くなった時にも思ったのだけれど、人が亡くなるということは、そういうことなのですね。
「心が動く、感情が動く」ということは、ある意味、生きているうちに体験する痛みや悲しみも、「感動」のひとつなのかしら。
感情が,,,動く,,,感動...。とすれば。


 マイアミに行っている間は、eponicaRecordの服部女史がメールや電話での、私のお仕事についてのお問い合わせを承りますので、ご安心ください。
 日記も、更新できるよう、頑張りますね〜。
元気に行ってきます。

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コメント

昨日、友人ととあるお店で食事をしていた所、喪服姿のEPOさんを拝見しました。そう言った事情があったのですね...昔からEPOさんの歌が好きだった私は少し舞い上がったいたのですが...(帰り道はEPOさんの曲を聴いて帰りました(笑))日々の生活に追われていると、つい自分の周りに居る人の存在が当たり前の様に思えてしまい、ありがたみを忘れてしまうものですね...私も、一瞬、一瞬を大切に生きようと思います。

最近観た、「もがりの森」の中の


「生きているという意味には二つあります。一つは物を食べたり、寝たりという生活している

という意味と生きている目当て(意味)があると言うことです。

人のぬくもりを感じる、実感があるということは生きている証拠。」

という台詞を思い出しました!