●生きている感じがする
体の第一レベルが喜んでいる。
海風を浴びて、太陽の光を浴びて、祈りながら、走る。走る。
一往復めは私のため。
2往復目は友達のため。
3往復目は世界のため。
不思議。
そんなことを思いながら走ると頑張れる。
砂浜に打ち寄せられている、わかめの先に芽かぶがついていると、
ついつい気をとられる。笑。おいしそう〜〜。
サメの子供が死んでいる。
カラスがそれをついばんでいる。
食事中のカラスの邪魔をしないよう、
鳴き声を物まねしながら会話を試みる。
カラスとは友達になりたい。
子供のころからカラスは、心が通じる私の友達。
害鳥と呼ばれて気の毒。
ガ〜ガーと鳴かれる。
私は友達だよう〜。
カラスに片思いなのよ。結局。
「変な人間!危険!ガー!ガー!」と緊急連絡されてしまい、
皆、目の前からいなくなってしまった。
うう..寂しい。
大きな石をうっかり踏むと、ねん挫をすることがあるので、
時々地面を見ながら走るの。
ひときわ目を引くのは、桜貝。
薄い爪のようなピンク色の桜貝の貝殻に小さな穴があいている。
なんの価値もないかもしれないけれど、
桜貝だけは踏みつぶさないように、
よけて走るの。
ぴょん、ぴょんと飛びながら。
それもけっこうトレーニングになる。
しかし...誰があなたの奇麗な体に、そんな穴をあけたの?
貝の中には、酸を持つ長い触手をのばし、
貝に穴をあけて中身を食べてしまうという話をきいたことがあるけれど...
それにやられたのかなあ...。
すれ違った黒いパグと遊んだ。
すごい力!?
猫とは全然違うのね。
公衆トイレの近くでひとなつこい猫に会った。
私とうさちゃんの顔を見るなり、
ころころ。
お腹を出してぐるぐる。
ユニオンの掲示板で張り出されていた迷い猫に似ているな..。
明日、また行ってみよう。
飼い主はきっと心配しているはず。
浜に出ると、人生の縮図のよう。
いろんなことを感じるなあ。