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2010年6月11日

●Place11に来てくださって、皆さんありがとう!

Place11で行われた、笹子さんとのLive!限定50人という贅沢な空間。

この日は、自分の歌いたい歌を歌うという日にしたの。新曲もご披露。

歌と歌の間に、充分にコンディションを整える時間も罪悪感なく作った。

いつもなら、「間が空いちゃうと、皆が心配するかな?」とか、そういうこと考えて、息が上がったまま次の作品に入ったりしていた。

「いい歌を歌うためにアーティストが準備している時間は、お客さんも見ていて楽しいよ。次の作品を待つまでの時間も、飲んだりおしゃべりしたりできるから、実はとってもいい時間。ジョアン・ジルベルトみたいに途中で20分寝ちゃうのとは違うから。」

って、友達に言われて、一安心。そうそう、松原高校時代、一緒にバンドをやっていた一学年下の佐橋君も奥様を連れて遊びにきてくれたの。うれしかったな~。

この日、昔から応援してくれてる人から、深いコメントをもらったの。


「昔のepoさんは、完璧って感じで、私もepoさんに、追いつかなきゃって思ってたんだけど、

最近のepoさんの日記を読んでいて、epoさんにも、こんなに弱いところがあるんだってびっくりしました。今は、epoさんも私達と同じように、一緒に歩いてくれてるようなそんな感じがします。」


普段近くで私を見ている友達やミュージシャンたちは、どんなに私がオッペケで、

弱虫か知っているんだけど、外から見ると、また違っているのかもね。

私が完璧!?そんな風に見えていたんだなあ...。

それは、無意識に私がまとっていたマスクだったのかもしれないなあ。

プライドの下に隠された、自信の無さや、自尊心の低さ。

嫌われたくないために、すごくいい人のように見せていたり、

できる人のように見せていたり、そんなことしていたのかもしれないね。

そうしないといられないって、心のどこかで思っている自分も実は本当の自分。

正直な自分であることは確か。

弱い自分であっても、弱いことは、決してダメなわけではない。

むしろ正直である部分では、本当の自分なんだから、神様から見られていたとしても◯をもらえる存在なのだし。

弱い自分こそ本当の自分なのに、

その自分と自分が一緒にいられないことが痛みになるんだって、

このごろ思う。

そして、それを隠そうとして、いろんなプライドを持つわけだけど、

そのプライドの下には「バレたらどうしよう?」という恐れがいつもあった。

それに気がついてからというもの、なんとなく、毎日が生きやすくなったように思う。


このLiveを聴きにきてくれた、昔の仕事仲間が、

「なんか、今までにあまりなかった世界に突入してるね。」

「どこにも無い世界...今まで聴いたことのない世界って感じがしたよ。」

うれしなな!

Liveが終わってから朝4時くらいまでやってる「しまだ」という青山の居酒屋さんで、

ゆっくり食事をして帰ることになった。

そしたらびっくり!うさちゃんが、ペシエックさんという俳優さんと、ポーランドでお芝居をしていた頃の俳優仲間に、ばったり再会。不思議な日だったな~。


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