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2010年9月21日

●国府弘子!恐るべし!

連休最後の日、アクアノーム以来の名古屋ブルー・ノート。
入れ替え制2ステージ。ピアニストの国府弘子さんとの2セット。
本当に素晴らしかったです。
国府さん(以後..ピヨコと書きます)とは、たぶん5回か6回くらい、
ステージをご一緒しているのだけど、昨日ほど凄かったのはおそらくこれが始めてかもしれない。この予兆は静岡美術館で既に起こっていたけどね。
その音源を新幹線の中で聴きながら..ぐす..。また私は泣いた。感動して。

ここ数年、心の友として、姉妹のように公私ともに過ごした私達の時間。
仕事よりもプライベートで遊んだ時間の方が多いかもね。

私は、音を聴くとき、色や風景が浮かんでくる体質で、
ピヨコのピアノの音色は、常に私にカラフルな色と風景をビジュアル化させてくれる。
だからより言葉が立体化し、感情と結びつき、
あ〜この歌詞はこんな気持ちが言葉の奥にあったんだ...と、
ピアノの音色が言葉の理解を深めるものだから、
感情が込み上げ、涙が止まらなくなる。
もうそうなったら、止められない。
リハで起こったことはこれだったのだ。
私が気がついていなかったことまで、彼女のピアノに気付かされる。
Healing...個人的に、この言葉しか説明できませぬ...。
たぶん...昨日、私達は「神」に触れたよ。
「神」に愛された。確信している。
自分という社に存在する音楽の神を、心から喜ばせたと思う。

ふたりで、ツアーをしたいな。
いいピアノがある場所。
皆、知ってたら、教えてね。

彼女は、昨年、乳癌という試練を乗り越えた。
そんなことなど微塵も感じさせない、美しい存在。
「きついよ〜痛いよ〜気持ち悪いよ」
抗がん剤や、放射線治療の副作用..本当に大変そうだった。
弱音!吐いてくれよ!何も困んないよ。私。
聴くよ。全部。そんな気持ちで、この半年、なにかと一緒にいたっけな...。
だから泣けるのかも...。

2ステージの最後は、「聖き彼の人」。
一緒に音楽ができる喜びで、心がいっぱいになった。

この続きは、11月28日鎌倉ダフネだよ〜。

今日から流れているCMの答え...CM資生堂エリクシールでした。
歌ってくださっているのは、土岐麻子さん〜。

30周年の年に、このようなPOPな曲を土岐さんを通じて聴いていただけて、
すごくうれしいです!






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