●勇気を持って扉をたたいた向こう側
葉山で何年も前から店構えはできているのに,
なかなかオープンしない素敵な海沿いの店があったの。
今日は東京で仕事があって、
深夜にもどり..
なんとなく海を眺めながら思いついたアイディアをメモしたくて、
穏やかな波の音を聴きながら、
私は浜で、未来の自分を設定に「起き」作業をしていたら、
普段誰もいないその店に人影...?
シエフが、キッチンで何かを作っている様子。
こりゃいよいよ開店かな?と心をはずませた私。
何度もその店の前を行ったりきたり...
声をかけようか...どうしようか...
もしも目が合ったら挨拶をして、それをきっかけに、
ドアをあけよう〜とか、
心が独り言をくりかえす。
時間は深夜3時を回っており...。
その人は、ひたすら集中している様子。
こんな時間に、不信に思われたらどうしようかと、そんなことも迷いつつ、
勇気を持て、そのドアを開けたら?
意外にも歓迎され、まあ、座って試作品を食べてみてくださいと、
御案内された。そして、話込む事45分。
2年半も素晴らしいロケーションなのに、
この場所を借りたまま開店しない、店長って....?
話してみれば、
なんと..彼は、私の母校..
都立松原高校の後輩でありました。
お互いに総毛立ち!
ゆくゆくは、おいしいお魚をだすお店になるみたい。
応援するよ〜。
っていうか、何?この縁?
おっどろいた〜!
勇気を持って扉を叩いた向こう側は、
決して恐い場所とは限らない。
むしろ美味なお魚料理との出会いと、素敵な人たちに繋がっているかもしれない、
可能性の扉だったのでした。