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2011年8月11日

●心がずしりと

戦争を考える...

NHKの深夜番組を見ながら心がずっしりときている。

実を言うと..戦争に関して知らないことがいっぱいあるので、

偉い人たちが国のためとにやってきたことが、

皮肉にも多くの人たちの命を犠牲にする結果となってしまった。


戦いの中にいても、良心のあるエコロジーに地球の平和を考えていた人も、

中にはいたのだろうか。

「間違っていると感じても、上には、絶対服従と教育で教えられてきた」

涙を流す92歳の元隊長さん。

今は、過去から学べる手段がある。

しかし...それが生かされている日本だとは、決して思えない。

「間違っていると感じても、上には絶対服従というムードが社内にはあった。リストラも恐いし」


私が2年間ロンドンに住んでいた時、

TV番組では、毎日のように過去の戦争のドキュメンタリーが画面が流れていた。

友達は、子供の頃、学校では必ず戦争の歴史を学ぶ授業があったという。

私は子供の頃、ほとんど戦争の歴史について教えられた記憶がない。


戦争や、核兵器に対する知識と痛みの体験の蓄積は日本に確かにあったはず。

歴史を正しく理解し、このことを私たちが未来に向けて教育現場で、

もしくは家庭で語り継いでいくことで平和への意識を育てる血液を、

循環させていかなければならなかったのに...


都合のよい現実だけを信じて行動すると、私たちは、

とんでもない落とし穴に足をとられる。

そんな歴史の積み重ねを今もしているように感じる。

今、この時代...いろんな場面で、

そのことを試されているような気がします。


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