●自衛隊救援活動日誌
東日本大震災自衛隊救援活動日誌
須藤彰さんという方が書いた、被災者救援の立場から見た日誌。
素晴らしかったです。文章に飾りがない分、当時の様子がリアルに伝わってきて、
涙なしでは読む事ができませんでした。
わたしのおばさんが、「今回、自衛隊の人たちに本当に助けられたのよ。」
と、当時の話が始まると必ず口にする自衛隊の方々への感謝の言葉。
おばちゃんの地域には、長崎から派遣された部隊がサポートしてくださったそうです。
7月まで水が出なかったおばの家の地域は、自衛隊の方々が作ったお風呂によって、
本当に救われたと話していました。
逆に、あたりまえのことですが、
救援に携わる人たちをサポートする人は誰もいません。
彼らがどんな思いで、どんな日常を被災地でしていたのか、過酷な現状を知り、
本当に頭が下がりました。
そんなことから、この本にたどりつきました。
本当に...おすすめの一冊です。