« 11/13日『光になった馬。ーたったひとつのー』出版記念イベントin 前橋 | 日記TOP | »

2011年11月17日

●Work Shopという共同作業

11/12日、四谷にある燕スタジオにて行われたBBSHの卒業生3人と行ったWork Shopが、
無事に終わりました。
講師に与えられた時間は、ひとり50分。
約3時間、体と心のサーキット・トレーニングをしたような、そんな午後でした。
じっくりやるには、1日では足りないなあ。

ひとりの人のプロセスが皆、なんらか誰かの痛みや悲しみ、怒りに繋がっている。
安全な場所で、仲間と一緒にその本物の感情とアクセスする。
単なるエネルギーにしかすぎない、その感情を表に出すことによって、
新しいエネルギーが体の中に流れる。
誤った考えや意識、制限によって埋め尽くされていた私たちの体には、
大きなスペースが生まれる。

そこに、流れてくる新しい理解や、解釈は、常に自分にとって優しく慈愛に満ちている。
時間は短かったけれど、とても勉強になりました。

体のAkiちゃん。心のEPO。エネルギーのうさちゃん。
皆、それぞれ素晴らしかったと思う。
何よりもクライアントの皆さん、それぞれが、それぞれ自分自身に対してオープンで、
素晴らしかった。
ひとりの人のプロセスに対しても愛と慈愛に溢れていました。

実は、講師という立場になることについても、
自分の中で大きなプロセスがありました。

今まで、カルチャーセンターで教えたり、講演をしたりと、
いろんな体験はあったものの、いつもどこか、自分がそういう立場になることに、
充分ではないような気がしていました。

「いったい自分は人に教える何を知っているの?」
という自分に対するせめぎ合いとの戦い。

実は、私は、数年前、BBSH在校時代に試みたVoice Work Shopの時の、
クライアントからのフィードバックを読んでの、
クライアントの痛みを心に残していました。


「EPOは、歌だけ歌ってればいいのに」

WorkShopだって言ってるのに、普通のLiveを期待してきたの?

「シエアした人の痛みなんか、なんで感じないといけないの?」

痛みを感じることに抵抗している、反応しているそのことに、探求の目的がある。

人の話を聴いて、共感した..心がゆれる..同じような怒りを感じた...不安になったそのように反応するということは、
あなたの中に、同じようなブロックがあるからだということ。

何かしら自己変革を目的に来ているのであれば、そのブロックや抵抗や反応が、
何によるものかを、自分に問いかけて欲しいと私は心から思っていた。

当時の私は、まだ、一般の方々向けのWork Shopによって、
クライアントに起きる可能性のある、エネルギーの変化について、
前もって説明できていなかったことの結果でした。

一般の人たちに「問いかけ」「Asking」と言ったものを突然試みてもらっても、
なかなか難しいのはわかっている。

問いかけなんかして、本当の気持ちとコンタクトしちゃうだけで、
人は怖くて自分ともいられなくなるものだから。

ただ気持ちのよいばかりの結果を求めているなら、
マッサージとか、整体とか、エステとかそっちにお金を使ったほうが、
ずっといいもん。

しかし..現実はそうはいかない。
私たちが生きるためには、
全てのレベルにおいて、目を見開いて、見て、感じて、聴いて、
地球に存在して、起きていることをよく見ていなければいけない。

単なる天使的(実は天使もそんなに優しくないけどね)なスピリチュアルと言われているレベルばかりに、自分の身をおいていると、
自分は特別であるという意識に(確かにあなたという存在は特別なのですが)他者と、
自分と、現実に起こっている物事と、
分離する痛みしか体験しないと、私は確信しているの。

そういう意味で、今回のWork Shopは、
第一弾として、ある程度のトレーニングを経験してきた方々を厳選して、
私たちの意図と目的が理解しやすい方々に向けて、
というものになりました。

来年になりますが、
「母に心を打ち砕かれて」
という内容の、シエアクラスを、
葉山のカウンセリング・ルームで開講します。
事前に読んでいただきたい本もあるので、
具体的になりましたら、HP上でもお知らせしますね。

特にお母さんが、境界性人格障害(ボーダー)と思われる傾向を持っているために、
その関係から母親に人生を振り回されて、
他者と、正常な人間関係を作りにくい、と感じている、
方々達を対象にしたものになります。

お母さんとの関係の中で、作り上げた様々な思い込みや、
考え方のパターンを手放していき、
あなたが、晴れ晴れとあなたを生き、幸せになるためのWorkです。
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非、お問い合わせください。











トラックバックURL: