●幻想を待つのはやめよう
どこまでしてあげたら、相手の空洞を埋めてあげることができるのか、
果てしない、底なし沼に水を注ぐような気分になることがある。
どんなにいい子でいても、
どんなに母に尽くしても、
その底なし沼は、底をもたないので、
ありとあらゆる彼女の我欲を飲み込んでいき、
沼は、決して満たされることがなかったの。
同時に私は、自分が存在するために、
喜んでこの沼に何かを投げ入れていてさえいた。
しかし、
私が、彼女に何かをしてあげなければならないと思い込んでいるうちは、
この沼は、永遠に存在し、私を追いつめることに気がついた。
まずは、自分で、自分を幸せにしなきゃね。
幸せは自分で作るものだよ。
自分でしか、空洞は埋められない。
誰かが自分を幸せにしてくれるはずだなんて、
そんな幻想を持つことをやめよう。
それは幻想...存在しないものを、待ち続け、
それが来ないからと言って怒ったり、不安になったり、人を責めたりするのは、
ほんとうに無駄なことだ。
だって、そんなものは最初から存在しないのだから。
来ないバスを待つから、不安になるのだよ。
この2週間、毎日このテーマと向き合うような日々だったな。