ガジュマルの木は歩くんだそうです。
これも、レンジャーの方から教わったことなんですが、
彼らは、少しずつ髭根を地面へとのばし、
それが地面に届いて、細いひげ根が束になるとき、
それが、根付いて、新しい幹になっていくんですって。
その時、古い幹は枯れて、新しい幹へと木の重心が移るのですよね。
そこが、新しい木の立ち位置となるため、
ガジュマルは歩くと言われているんですって。
人もちょっと似ていますよね。
自分に生きる意思がある限り、自分という存在は毎日変わる。
変化する場所が、新しい重心となるのなら、
本当は、変わることを恐れなくていいんだなぁと思いました。