●『Heart Remedy ~The Small circle of counseling』vol.2
『Heart Remedy ~The Small circle of counseling』vol.2
(ハート・レメディー~ スモール・サークル・オブ・カウンセリング)
チケットご購入:
日程:2019年7月26日(金)
開場:18:15
開演:18:30~21:00
限定 :10名様(定員になりしだり締め切りとなります)
参加費:10,800 (消費税込み)
会場:渋谷、松濤、高木クラビア松濤サロン
(東京都 渋谷区 松涛1-26-4) https://www.enjoytokyo.jp/phones/concert/spot/l_00033833/
先週の金曜日、MSIC&DRAMA初めての試みとなりました、
『Heart Remedy ~The Small circle of counseling』vol.1
(ハート・レメディー~ スモール・サークル・オブ・カウンセリング)
第一回が終了いたしました。
会場は、渋谷、高級住宅街の入り口にある、
スタジオ。
松濤という場所。
渋谷の雑踏からほんの少し離れ、
静かな住宅街の入り口です。
広々としていて、
落ち着いた、居心地の良いSpaceに椅子を円形に並べて、
セッションはスタートしました。
2時間はあっという間でした。
勇気を持って、多くの痛みの体験をお話ししてくださり、
みなさん、本当に、ありがとうございました。
子供の心をあれだけ振り回しておきながら、
親は、何もなかったように、ケロっとしている。
そんな大人たちに、
私たちは、どれぐらい絶望してきたことでしょう。
境界性・自己愛性人格障害傾向にある母親、父親、
彼らの不安や、空虚な心。
彼らは、まるで、子供の存在を通じて、
自分のパワーを得るように、または確認するように、
弱い立場、弱い存在に対し、
歪んだ愛で繋がりを求めます。
暴言や、歪曲、虚言、激しい情動は、
彼らの無力感の表れです。
そう、基本的に、彼らは無力なのです。
子供だった私たちにとっては、
あまりに驚異的、恐れの存在だったから、
そんな風になかなか思えないかもしれないけれど。
逆に考えると、
私たちが彼らに感じていた、恐怖感は、
彼らが、外の世界に感じていた恐怖感、無力感なのです。
彼らは、自分の理不尽な勝手な思い込みを、
絶対に正解にしようと企てます。
その裏ずけのないプライドのために、
何としても、勝たなければならないから。
もし、そこで、
彼らに間違っていることを指摘しようものなら、
劣化のごとく逆ギレされます。
彼らはわかっています。
自分自身の未成熟な自我による、
思考や、振る舞いが間違っている、
異常であるということ。
そして、外からは分かりにくいけれど、
彼らは、未成熟な自我と、
ものすごく低い自己肯定感で出来上がっています。
そして、他者から拒絶されるに値する自分であることも。
そんな秘密を、人から指摘されたり暴露されることは、
自らにとって、
自身の存在が危ぶまれるほどに、
恐ろしいこと。
裸の女王様、王様に対しては、絶対服従。
一番弱い子供たちは、彼らを勝利に導いてあげる役割を、
無意識に担います。
それがたとえ真実でなくても、
子供たちは濡れ衣を着せられ、
無実の罪に謝罪しなければなりません。
良い子を演じ、彼らに貢物まで、捧げます。
その時、子供は、自分の神聖さを自ら見捨てます。
自身の神聖さを見捨ててまで、
女王様、王様に対して、
自分の心臓を自ら抉り取って、彼らに捧げます。
濡れ衣は、真っ赤な血で染まってゆきます。
そうまでしても、私たちは、その親の子供でいようとします。
なぜなら、子供は一人ぼっちでは生きていけないから。
どんな暴言も、暴力も、陥れも受け入れ、
それでも、彼らの子供でいようとします。
そして、いつか、差し出した心臓の代わりに、
彼らが暖かい愛で、その痛みをくるんでくれるのではないか、
抱きしめてくれるのではないかと、
叶わぬ夢を期待し続け、
結果、裏切られ、
絶望と、無力感を体験します。
そんな負のロールから、
生還したのが、今の私。
もちろん、今でも、
友人たちの協力を得て、
自身のトラウマと向き合っている日々です。
体験してしまったことを、なかったことにはできません。
でも、この経験の中にある、
有益な、内的・無形資産を探し、
「彼らはそれでも必死に親をやっていた。
自分が欲しかったものを、
好きな方法では与えてもらえなかったけど。」
と、彼らの精一杯に敬意を払い、
私たちは自身を大切にするために、
そこから、彼らに対し、愛を持って、
立ち去ることで、
自分を大切にできるようになります。
もちろん、負け試合を挑み続けることを、
プレジャーとするなら、
それも大正解です。
私はある日、決意しました。
「水の出ない蛇口の下で、口を開けて水を待つのは、
もうやめよう。」
と。
負の鎖を断ち切っていただき、
自尊心を取り戻すワークを、
MUSIC&DRAMAでは、提供していきます。
多くの人たちを明るい場所に導き、
みなさんがさらに輝きを取り戻していただけますように。
私に多くの学びと気づきを与えてくれた、
私の実母。佐藤ナツ。
この人生では、かなりの悪役を担ってってくたことに、
心から敬意と感謝を、
光の国に送りたいと思います。