●心地よい感覚を信頼する
台風も去り、涼しくなった沖縄です。
しばらく30度を超える日は来ないのかな。
少し、寂しいな。
庭に出てみたら、四季柑や、ライムの木に蕾がつき始めていました。
あの強風によく耐えていましたね。
偉い!
沖縄は、夏休みシーズンも終わったのと、
緊急事態宣言が解除されて、
ようやくリラックスした日々が戻ってきました。
ちょっと気分的には一安心。
でも、まだまだ油断は許されない状況です。
先日、仲良しの友人と電話で話をしたときのことですが、
テレワークが続いて、自宅でのお仕事に変わった仕事の仕方は、
やはり「とても楽!」だと話してくれました。
このやり方で、働く人も快適で、作業効率も、幸福感も上がるのであれば、
今後は、これが新しい働き方に変わっていくことは間違いないですね。
人類の誰もが本当に求めていたものは、高い幸福度。
コロナのおかげで、少しずつ、
私たちはそれを実現させているのかもしれません。
生きているということは、変化そのもの。
私たちは、日々、だんだん年をとっていくし、
細胞だって、29日ぐらいの周期で、どんどん生まれ変わるわけですが、
体の中で起きていることは目に見えないので、
それについては、なかなか気がつきません。
だけど、現実的に目に見えている世界が、
それまでと一変することについては、
なかなか受け入れがたい。
目に見えない体の中の変化と、
目に見える現実との間にはいつも大きなズレがあって、
そこに戸惑うのです。
今回、私は、このコロナのことで、
40周年を前に、たくさんお仕事が中止になりましたが、
コロナが収まるまでのんびり制作に集中しようと決めたら、
なんだかすごく気が楽になって、
毎日が楽しくなってきました。
スケジュールに追いかけられず、
好きな時間に、仕事をして、
好きな時間に、読みたい本を読んで、
好きな時間に、自然の中を歩いて、
というなんという幸せな日々でしょう。
だって、音楽は、どんな瞬間からも湧き出てきて、
私を幸せにしてくれるから。
もしも、多くの人たちを集めて、
この時期に実演にこだわった場合、
それは、新しい時代に向けてのチャレンジかもしれないけど、
私にとっては、私の現実に抵抗することを意味します。
巻き込む音楽家達にも、衛生面や金銭的にも負担をかける。
私の事務所も、経済バランスを確実に崩します。
経費も出ていく、コロナの時期は、
精神的な消耗も大きくなる。
私のことで言えば、気管支が敏感な私は、
ちょっとした乾燥や、空気の流れの違いや、
人のエネルギーや人の匂い(これが、一番、困る)に体が反応して、
咳喘息が起きる。
だけど、現状に抵抗するのをやめれば、
それほどの痛みや苦しみもなく、
健康的で、穏やかでいられるという、
宇宙の優しい動きと調和することができます。
2020年、思ってもいなかったことが起きて、
私たちはますます混乱の時代を迎えています。
でも、その混乱の中にあったとしても、
私は今、一番快適な自分のあり方を選択し、
信頼しようと思っています。
今後は、ファンクラブの方々との、
レターや、オンラインでの密な交流の場で、
新曲のご案内や、楽しいイベントを企画したいと思っています。