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2006年6月25日

●宮尾農園の一日

ごめんなさい!!
日記がお休みがちですね。
CD制作、カウンセリング、様々なスケジュールに謀殺されそうな一週間が、終わり、ふと思いたち、新潟に向かいました。
金曜日、最後のカウンセリングが終わったあと、急いで、自宅に戻り、急に思い立ち、横須賀線〜新幹線と乗り継ぎ、夜、11時近くには、新潟駅にいた私。

 新潟県、豊栄(現在、新潟市)で、友人が自然農法でお米を作っています。
豊栄は、「来てくんなせいや」という地元のプライベートライブの企画で、数年前から、お世話になった素敵な仲間達がたくさん住む町です。
数日前、当時、企画のリーダーであった、宮尾さんという方の田んぼで、草取りを手伝ってくださる方募集のメールが飛び込んで来て、「今の私に必要なのはこれ!」っと私は、直感的に思ったのでした。
 土や風や音に触れたかった。
体を使って、汗をかきたかった。
 朝、7:10分、白新線に乗り、豊栄へ!
宮尾さんのご自宅で、おいしい朝ご飯をごちそうになり、
ヤギのメイちゃんのお乳をしぼりました。(始めての体験!!おっぱいが、とても暖かかった!!)。

ヤギは、頭で頭突きが、ごあいさつのしるし。
「メイちゃん!」って、ちょっと高い声で呼ぶと、ゴチンって、頭突きしにやってきます。
うちのフイちゃんも、口笛を吹くと、「ゴチン」って、頭をぶつけて来るの。
一緒ね。動物大好き。かわいい〜〜。
 その後、メイちゃんをひっぱって、たんぼへ。
 宮尾さんの自然農法の先生である、本間さんも、会いに来てくださり、本当にうれしかった。
 本間さん、たんぼや、畑も忙しいのに、私が来たからと、宮尾さんの田んぼの草とりを一緒にお手伝いしてくださいました。
 もう一日、休みがあったら、本間さんのたんぼも、お手伝いできたのに、ごめんなさい。この恩返しは、いつかきっとね。
 長靴をはいて、水を抜いた田んぼに入り、稲の周りにくっついてる、草を抜いて、泥の奥深くに、むぐします。
すると、ポコポコと泡が出て、泥が歌います。
 空気と泥と水の合唱。とてもかわいい歌です。
 自然農法なので、たんぼには、オケラ、ミミズ、タニシ、ミジンコ、本当にいろんな生き物に出会います。

 そのひとりひとりに、挨拶しながら、稲の成長を妨げる、草を、泥にむぐし(これ新潟弁?母も「むぐし」とよく使ってました)、光合成を止めます。水をはったときに、復活しないよう、深く埋めるのがコツ。
それも、稲の養分になるのですから、無駄なものは、ひとつも無いという考え方。
 宮尾さんと話をしていると、まるで、アーテイスト。
それを、サポートし、支える奥様の久美子さんもとても素敵な女性です。彼女は、ずっと東京で、大手企業で仕事をされていた、キャリアウーマン。
そんな日常から、農業をしているお宅に嫁ぐという選択を、どのように御本人の中で受け止められていたのか、興味がありました。まさに、出会うべきして出会ったお二人です。素敵な御夫婦。
宮尾さん、もちろんおいしいお米として、消費者に出荷するのは、喜びではあると言いますが、種まきから始まるプロセスが一番楽しく、そして、大切であるとも語っておられました。
音楽を作るのも、歌を作るのも、全く一緒です。
 だからほっとするのかな...豊栄で農業をしている人たちとお話しすると。
 来年は、是非、ファンの方々を募って、この田んぼをお手入れしたいなあと思いました。
 田植え&草取りの歌など作り、楽しい人海戦術で、一気に、
田草を抜いてしまうのです。
 うん!楽しいかも!バリで見たあの風景みたいで。
 その後、ライブ&宴会なんていいなあ〜。
 な〜んかそんな楽しい事を考えながら、もどってきました。

 久しぶりに筋肉通...うう...
ふとももの裏、腕、右の親指の筋肉(使ってたのね...)
今日のブランチのメニューの一品。
 宮尾さんの農園で作っている卵で、今日は出し巻タマゴを作りました。
 おいしかった〜〜。

明日から、またがんばるぞ〜〜!!