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2006年7月 3日

●心の力

高校時代の恩師、樋口先生と久しぶりにお話をしました。
樋口先生は、体育の先生で、私が、高校生の時から、
慕っていた、大好きだった先生です。
男の先生は樋口先生。女の先生は益子先生。
この二人の先生は、私が体育の教師をめざしたいと思った、
きっかけになった方々でした。

子供の頃から、家庭という場で、なんとなく、身の置き場のなかった私でしたが、学校では、友人や先生達に守られて、本当に楽しく過ごすことができました。
そのような意味では、私は、友人や先生方に恵まれ、学校という場で、育てられて大人になったように思います。
 自分の現状になげやりになり、何もかもなげだして、不良になるきっかけなんて、いくらでもあった家庭環境でしたが、私が、そうならなかったのは、暖かい先生と友人がいたからかなと思います。
 
 家庭や学校で傷ついた子供達の御両親が、MUSIC&DRAMAに、連絡を下さるたびに、「自分がもしも、あのまま教師になっていたら、どのように、この子を導いてあげられただろうか」と。
 考えることが多くなりました。
今でも、そのような仕事がしたいと、私の潜在意識は、願っているようにも思います。
 
ふと自分の子供の頃を振り返えると、
自分のことでせいいっぱいだった父や母に、子供の私は、
「もっと私をほめて」「私を認めて」「私を受け入れて」「私を無条件に愛して」と、叫び続けていたように思います。
でも、親にほめてもらったり、認めてもらったり、受け入れてもらえなかった両親は、親からそのやり方を学んできていないので、
私を、そのように受け入れることは出来なかったのです。

しかし、子供の私は、ずっといつかわかってもらえるはずだと、親に愛されるために、なんでもやりました。そうでなければ、生きてはいけなかったら。私の心は、ちっとも納得していないのに。そして全く報われないのに。でもやりました。
愛されたいために。そして心が、壊れてしまったのでした。

 私たちの自我は、0歳から6歳くらいの間の体験で出来上がっていると言われています。そこで出来上がった心のパターンを大人になってからも使い続けます。

 私の身をとりまく現実は、それによって自分が作り出していたことにも、ヒプノを体験して気付いたことです。

 なんらかの体験からくる記憶のために作られた心のパターン。
自分で作ったということは、自分で、作り替える心の力もあるということ。
 心の力とはそういうものかもしれません。

 そうそう、私の恩師、ヤザワ・インターナショナルの矢澤先生がブログを始めたそうです。
 是非、皆様、訪ねてみてください。
何か、皆様の力になれる情報が必ずあります。

Nobue Frayeh Yazawaのヒプノセラピー:
http://japan-hypnotherapy.com
Nobue Frayeh YazawaのNLP:http://japan-nlp.com
Nobue Frayeh Yazawaのフナ: http://japan-huna.com
ヒプノカフェ:
http://home.att.ne.jp/red/yazawa-inter/index.html
ブログ:http://blog.japan-hypnotherapy.com/