●ひっこみじあんな私
夕べは朝5時に寝て、7時に起きて、(お昼ね感覚)
今日は、朝8:00から授業。
いつもより遅い(これでも?)スタートでした。
クラスの皆とも、けっこうお話ができるようになったものの、
こういうところに来ると、急に内気な私。
なんでかな、皆とコミュニケーションをとる以前に、
無意識的に、自分の存在を消してしまうところがあるみたい。
自分、自分とアピールすることが、すごく恥ずかしい。
「いいな〜、皆、はきはきと、自分の意見を言えて。」
他の日本人の同級生はみんな、シエアリングに手をあげているのに。
私は、なかなか手が上がらない。ヒプノの最初の授業の時も、そうだったなあ。
「私はここにいます」が、ずっとできなかった。
「このセッションで感じたことを、ひとりずつお話ししてください」
なんて、先生から指示がでると、もうダメ。
頭の中が真白になってしまい、「私は、何を話したらいいんだろう?変なこと言っちゃったらどうしよう?」とか、考えているうちに、話が支離滅裂になってしまうのです。
これも、実は、問題ある私の一面です。
考えてみれば、この大学に入ったのは、自分自身をさらにチューン・アップさせるためなわけだから、
最初からチューニングされていない方が自然とも言えるのにね。
私は、どうも、
「いつもちゃんとしていないと受け入れられないんじゃないかしら?」
という思い違いをしているようです。
はっきり言うと、変な自分を体験しに来た。
そういうことかもしれないのに。
そのために、遠いマイアミまで来たのにね。
そう考えていくと、今後、自分の心が、どんな隠し事をしているのか、だんだん、
わかってくるんだろうなあ〜。
今日は、これまでの評価表が配られました。
「あなたの子供の頃の深い傷の部分を、皆とシエアしてくれたことに、心から感謝します」
と、先生のコメントがついていました。
そっか...ダメな自分を表現したことが、授業のためにもなったのかあ...
そうかんがえると、救われた気持ちがしました。
授業が終わった後、クリスマス・パーティーがありました。
ひとつの部屋では、ダンス。
ひとつの部屋では、クッキーとお茶をしながら、
施設で暮らす子供達のためのクリスマス・カード作り。
こういうアメリカって、私は好きだな。
楽器を持ってきた人たちの演奏で、先生も生徒も、皆で、一緒にクリスマスの歌を歌ったりして、
と〜っても楽しかったです。
ピアノを弾く人が他にいないようにみえたので、勇気を出して、ピアノは私が担当。
次々と出てくるクリスマスソングを弾きまくりました。
この国の人たちも、皆で一緒に歌える季節の歌を、たくさん持っているんだな〜と、
あらためて思いました。
クリスマスソングを歌うBBSHの先生も大人達も、子供のようにはしゃぎまくっていて、
雰囲気は最高でした。
私は、譜面無しで、次はこれ、次はこれ、ってオイオイ!
リクエストは来るものの、キーもばらばら。
その歌も知らないので、皆の歌を聴きながら、弾きました。
皆に、喜んでもらえてとてもよかった。
ひっこみじあんな自分を、ダメだな...私って、ずっと思っていたから、
皆に「ピアノ、とてもよかたわよ」って声をかけられて、とてもうれしかった。
他の学年や、他のクラスの人たちとも友達になったし、
「芸は身を助ける」って、こういうことなのね。
今日は、パーティーがあったおかげて、ようやく普通の時間に、
ベッドに入れそうです。