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2007年1月25日

●宮古島出身のアーティスト下地勇さん

5年前、那覇〜石垣島ソロツアーで、WEBマスターの宮田さんと、eponicaでおなじみ、
漫画『そよ風の少女A子さん』を連載中のララリーヌ先生と、旅をしていた時のこと。
沖縄の友達で、役者の川満聡さんに誘われ、聴きに行ったのが、下地勇さんのソロ・ライブでした。
宮古の言葉なので、歌詞の内容は、もちろん何もわからない。
だけど何故か、心に強く、うったえかけられる、強いスピリットを感じたのを、とても覚えています。
まるで、外国のアーティストの歌を聴いているみたい。
沖縄音階も、三線も使っていない。
でもよいのです。あるがままの強さ。
まさにオリジナルな存在。

 ララリーヌ先生は、もともと波照島に住んでいたこともあり、彼のパフォーマンスに深く感動、いろんな心の扉が開かれたのか、号泣。私も、もらい泣き。
なんて、力強いパフォーマンスをする人なのかしら?
と、とても注目していたひとりでした。

あれから数年....下地勇さんは、私たちの予想どうり大ブレイク!
彼の時代がやってきたことを、本当にうれしく思っています。

念願かない、今日は、DATE FMの番組に、下地勇さんを、ゲストにお招きすることが、
できました。
はじめて、ゆっくりお話をしました。
謙虚で、真摯な人でした。

番組の2週目に、ボサノバ・サウンドの『ネマの娘』という作品を弾き語りしていただき、
私は、即興で、ヴォーカルに参加させていただきました。
う〜ん、なかなかよい出来!

宮古の言葉で、書かれた彼の詩は、とても深いです。黄金の言葉がたくさんあります。
時代とともに、いろんなことが変わっていくのは、それも自然なこと。
下地さんの音楽を通じて知った宮古の言葉と文化。
若い世代の人たちに、ずっと歌いついで欲しいと思いました。

彼の表現は、きっと海を越える。
そんな予感がしてなりません。