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2007年7月25日

●夏!大好き!


夏が来た!
天気予報では曇りだったけど、葉山は、晴れました〜。やっぱり、特別だよ。葉山は。朝7時に起きて、海岸線を走り、今日も元気に、泳ぎました。
水の中に小さな魚の群れがあっちから、こっちから、すごい!
なんの魚の赤ちゃんかな?
ぶつからないのが、不思議なくらい。(あたりまえか...)
今年は、葉山の海の家がかなり減りました。少し、寂しいな。
最近、葉山に流れている地元のFMの雑誌を読んだら、昔の葉山の夏は、
ものすごいにぎわいだったようで、びっくり!
海岸線にびっしりのお店。美人コンテストやらコンサートやら、
すごく楽しそう!そういう時代があったんですね。というか、もともと、そういう場所だったようです。
 葉山マリーナで、メイン・シエフをされていたという方のお嬢様で、
お父様の代からの葉山の様子を知っている女性が、友人にいるんだけど、
彼女から、音楽や文化で満ちあふれていた葉山の話を聴くのが、
私は大好き。外からやってくる、夏のお客様を、町中の人達が楽しみにしていたといいます。「葉山の夏といえば、そういうもの」
グループサウンズの演奏はもちろん、海岸は、ガンガンに音楽で満ちあふれ、
楽しい夏のイベントでいっぱいだったそうです。
テケテケのエレキサウンドが、山の下から、聞こえると、住宅街は、
「夏が来た!」と、うきうきしていたという話。
もともと、葉山で生まれた地元の人達が子供の頃から見たり聴いたりしていた、リアルな葉山の史実を聴くと、生きている葉山のこれまでを知ることができて、
本当に素敵な場所だったんだとわかります。
 葉山の元町商店街とかも、商店街の人達が、露天を出したりと、
とにかく賑わっていたそうです。
 その時代の葉山のぞいてみたいな〜。

 夏は、音楽家にとって、一番忙しい季節なんだけど、私が、なるべく葉山を離れたくないのは、大好きな夏の記憶をたくさん心に刻みたいからでした。

 昨日は、夕方までカウンセリングの仕事をして、久しぶりに夕方から大好きな海のカフェ、「海小屋」にいきました。
 素晴らしい夕日でした。静かな波の音が心地よいBGM。
「海小屋」という御用邸に一番近いカフェは、リオの海岸にあったような、
大人ののんびりカフェ。料理もおいしいし、気取らない雰囲気に、
 ついついハートも開き、長居をしてしまいました。
御用邸の、おまわりさんも隣で、見ていてくれるせいでしようか?
家族連れも多く、のんびり、安全に子供を遊ばせながら時間を過ごせる場所です。
 
 そうそう、BBSHの学校で勉強したんだけど、太陽の光に少しでも当たると、生体エネルギーを補給できるそうです。日に焼きすぎると、オーラ・フィールドも傷つけてしまうそうです。日焼け止めは忘れずにとのことだけど。
 水晶と一緒で、海水につかるのもいいみたい。
 自然界から、自分に、自分を肯定する喜びのエネルギーをチャージできたら、あるがままの自分を自分で肯定できたら、他人の喜びも肯定できる。差別や、批判や、偏見という、他者と自分を分離する発言や、行動なんか、きっとできなくなるはず。
eponicaを更新してくださった方々には、「ありがとうCD」の増殖版と、もうじき、私が見立てた、「石」が届きますよ〜。
 お楽しみにね。
そうそう、EPOのパルコ劇場のコンサート、先行発売もそろそろ始まるそうです。


 


2007年7月23日

●楽しいこともあったんだ?


「あんなに辛い過去だったのに、楽しいこともあったんだって思ったら、少し、気持ちが楽になりました。」
本当に不思議なのですが、今日いらしたクライアントの方々の内の3人が、共通して同じコメントを残されていきました。
不思議ですが、その日にカウンセリングにいらっしゃるクライアントの方々には、このように、共通している接点が必ずあります。なんか意味があるのかな?

 胃ガンを体験した外科医の方が胃ガンの患者さんを多く見るというのを、聴いたことがあるように、境界性人格障害の母親を持つクライアントの女性が、MUSIC&DRAMAに多いのは、私が体験してきた、なんらかに因果関係があるからかもしれません。
それは、一日の中でも共通して起こることがあり、今日、お目にかかった初回のカウンセリングの方が、3人ともに共通した感動する前向きなコメントを残してくださいました。胸を打たれた私。悲しいことばかりが人間の心を支配しがち。しかし、「楽しいこともあったんだな〜と思うと、いいことも悪いことも、自分の人生なんだって、思えます。」と、催眠状態で微笑んでくださった。その状態で、皆さんは、自分の過去を自分の心の力で癒していたのです。被害者の立場で一色の人生ではなかったんだって、そんな風に感じられるようになったとたん、なんだか青白かった、顔色も鮮やか。そんな現場に立ち会うと、私も、自分の家族との関係を、一瞬に振り返ってみたくなるのでした。イン&ヤンとはこういうことかしら?
確かに、私の家も、めちゃくちゃな家族だったけど、私にも、まあ、楽しいこともいくつかはあった。だからと言って、帳消しにはできないことの方が多いけど、ちょっぴり、彼らのコメントに救われる思いがたくさんあります。いや〜、この仕事をしていて、日々、感じるのは、毎日が自分の点検、そして、クライアントの方々を通じて、気付かされることがたくさんあることに感謝が尽きません。だって、本当にね、ここにいらしてくださる人達が、私に教えてくれることばっかりなの。信じられないくらい、大変な人生を体験しておられ、しかも、肉体的にも損傷を体験しているにもかかわらず、さらに「私の人生こんなはずではないはず!」と、前向きにこちらのドアを叩かれるクライアントの方々にお目にかかると、彼らの勇気に、日々圧倒されます。私は同じように生きているかなと、自問自答してしまうこともあり。そんな瞬間が、あの八尾での精神障害者施設での仕事をいつも思い出させてくれて、私は、初心にもどるのです。だから、本当のところ、クライアントの方々が私の先生。
私ね、「先生」と呼ばれることに、慣れてしまい、気持ちよくなってしまったら、自分が終わるように思います。


2007年7月22日

●踊りにいきたいな!

ユニバーサルのDJアーティスト。リミキサーとして活躍中の箭内健一さんのRECに参加しました。
このところ、若手のミュージシャンの方との交流が増えて、とても楽しいです!
「今頃の音楽ったら...」と、同世代の人達の声も多い中、
実は、ちゃんと音楽を愛し、作っている人達もすごくたくさんいます。
箭内さんは、そのひとりかな。
なんと、彼のアルバムに『DOWN TOWN』が入ることになり、ヴォーカルをレコーディングしてきました。
すごくかっこいい!今も、聴きながら原稿書いているんだけど、これ!イケそうですよ。ヒットの予感?箭内さんはDJですからクラブイベントで大活躍です。「若い世代に、僕らが聴いてきた音楽を紹介したいし、伝えていきたい。」という願いを、感じたのは、スタジオのブースに入った時。
何故か、エンジニアと彼が、私のデビュー盤のDOWN TOWNをいきなり聴かせるではありませんか。「なんで?」と一瞬、謎めいた空気。
「僕らはこれを聴いて育ったんです。それで、こんなこと進化してきた、EPOさんにお願いをするのは、恐縮なのですが、この、オリジナルのように歌って欲しいんです。この響きなんですよ〜僕らの中にあるものは。」スタッフは当時高校生。
ひょうきん世代なんだって!?
あ〜、声のトーンは確かに、今の私の方がブライト。表現力もきっとある。
でも、当時、右も左もわからない19歳の私は、歌うということがどういうことかもわからない、飾り気のない、ぶっきらぼうな歌い方。
それが、彼らの耳や体にしみ込んでいた、本当のEPOなんだと知り、思わず、微笑ましい気持ちになりました。さっそく、スタジオに入り、自分のものマネからスタート。
口の開け方や、語尾の響きの解決のさせ方を、研究。耳で音を調整しながら、
トーンを再現させていきました。
いや〜、すごく面白かった。
そういえば、自分もファンの立場で、同じような思いを、進化してきたアーティストに対して持っているな〜と思いました。「そんなにネバっこく歌わないで〜」とか、「そこに、こぶしを入れちゃうと、演歌になっちゃうよ」とか。
 歌手はうまくなりたいって思っているので、完璧さやテクニックや歌心をどうやったら表現できるかを、ついつい追求してしまうけど、実は、そういうことが、
「うまい」ということではなくて、ファンの人達にとっては、当時の自分というのと、その時感じたインパクトとしての響きが、その人にとっての、真実、本物なんだと、私たちは感じることもあるということを、今回の箭内さんのセッションで、気付かされたように思いました。なんとも、勉強になった。
サウンドはモダンJAZZ、ボーカルは「あの日のEPO」現代的なコードワークの響きに触発され、バッキング・ボーカルは水を得た魚のように、ダビングしまくりましたよ。
踊りに行きたいな、箭内さんのDJで!


2007年7月18日

●感動の学校ライブ

葉山にもどってきました。
フイちゃんとオモちゃんに会うのも久しぶり。
2匹ともごろごろ、すりすりしてくれました。
きゃわいい〜〜〜。

窓をあけ、潮風を入れているところです。休まるな〜我が家は。
大阪駅で買ったお土産の一口餃子で、ビールを飲みながら、ほっと一息。
(ちょっとオヤジなワタシ?)
メールをチエックしたら、四天王寺高校・中学の生徒さんたちから、
たくさんのメッセージが届いていました。
涙無くして読めないよ...本当にうれしい。
わたしはひとりじゃないんだ...うう..大人になっても、このことを、感じさせてくれる人達に私は支えられていると感じます。

ステージの上からも、きっと皆に、私達の思いは届いているって、思っていた。
本当に、そうだった。
年齢は離れているんだけど、皆さんとコンタクトとれていたことが、確実にわかり、感動です。
生徒の皆さんから、ライブの最後に歌った「たったひとつの」という作品についても、たくさんの問い合わせと、コメントをいただきました。
この歌は、私自身のこと。
どうして私は家族の中で、こんなに孤独なの?誰も私をわかってくれないの?
などという疑問を、私は40歳過ぎてからも、ずっと家族に訴え続けてきたけど、
受け入れられない、悲しい気持ちをずっと持って大人になりました。
だから私は、家族に「私を理解して」と伝えることをある日、あきらめちゃった。
まだ生きているのに、大切な人をあきらめるって、なんて大変な修行だろう..
でもね、私は、自分の心の平和と安全を選んだの。
その代わりに、この歌を家族に捧げるために作ったの。
このことは、宇宙規模で真実だと思ったから。
大変な家族の中に生まれてきたからこそ、この歌も生まれた。

そして、この作品は、私の実話だけれど、同じことを感じてくれる人達とも、
繋がることができるんだって今、すごく感じています。
だって、世界はホログラム。
自分の中の真実を語ることは、他の人の真実に耳を傾けることにもなるのね。

のべ2000人の生徒さんたちと接したこの3日間。
私にとって、大きな宝物になりました。
担当の大向先生〜本当にご苦労様でした。ブログ読みました。感動しました。
そして、四天王寺高校・中学の皆さん、校長先生、私たちの音楽に理解と可能性を感じてくださり、結果を信じていただいたことを、本当に心から感謝申し上げます。
感動をありがとうございました。


2007年7月16日

●一週間の音楽の旅

13日〜17日まで、関西と北海道のツアーに出ています。
13日、14日、17日は、大阪にある、某市立女子高校と中学での学校公演です。
朝10時から歌うなんて初めてかも!?朝7時に起床、朝ご飯を食べてから、声を出し、声のウオーミングアップです。
 ミュージシャンはもともと夜行性?朝からは、なかなかエンジンが入りませんが、生徒さんたちが心を開いてくれるおかげで、そのエネルギーに助けられ、とても気持ちよくLIVEをさせていただいています。本当に感謝、感謝。
 
 今まで、いろんな学校に招かれ、音楽をやってきましたが、どの学校でも私自身、どこか力が入ってしまい、ものすごく緊張したりしていました。
 なんかね、子供達の前で、ちゃんとしなきゃいけない、とか、いいことを、言わなきゃいけないとか、そんなこと考えちゃうわけ。皆、私のこと好きになってくれるかな?とか。そんなことしているうちに、自分が誰だかわかんなくなっちゃってたんだろうなあ。だって、私、全然ちゃんとしてないのに。笑!そんなの、子供は見抜いちゃうよね。要するに、自分にとって本当のことを表現していなかったの。
 今回に関しては、最初から、「ダメな自分もありのままに、そこにいてよい」と決めて、ステージに立っているので、案の定、歌詞を間違えたり、キーを間違えたりと、オッペケの連続、スモってばかり。これが、本当の私です。

15日は台風を逃れるようにして、北海道、倶知安へ。
『アース・ヒーリング』というコンセプトのコンサートでした。
お天気も晴れて、ピクニック気分で、とても気持ちがよかったです。
地球のことを考える。どうしたら癒されるのかな。とても大きなテーマです。
だから、私はこう考えた。
「地球の痛みに繋がるために、自分の痛みとつながってみる。」これは、BBSHで教えてもらった考え方。
世界の全ての関係性は、ホログラムであるということが前提ならば、私たちひとり、ひとりの痛みが和らいでいくことは、きっと地球の痛みも癒すことに繋がっているはずよね?最近、本当にそう思う。だから、「自分の心の違和感を解決したい」ってMUSIC&DRAMAにいらっしゃる人達は、自分と同時に地球や世界を癒していることになる。こういう人達が幸せになれないわけは無いと私、本当に信じているんです。

さ、いよいよ明日は、学校での最後のライブ。午前と午後2回演奏して、
一週間ぶりに、葉山にもどります。皆と、お別れ。ちょっと寂しいな。


2007年7月13日

●風と海と空と

eponicaRecord第2弾
8月24日発売 『風と海と空と』シングル

この島を愛する全ての人達へ
EPOからのありがとう!

レコーディングが終わったのは12日早朝。
今日は、3時間眠って、作品のプロモーション・ビデオの打ち合わせをしました。

 4年前、万座ビーチホテルで、FM沖縄の公開録音がありました。
ゲストにお招きいただいていた私は、この日、初めてギターの弾き語りで、
この作品を発表したのでした。
 前日の夜、ベッドから飛び起きて、「そうそう、あの作りかけの曲を完成させて、明日歌わなきゃ」何かが降りてきたように、どうしても埋められなかった書きかけの歌詞の一部が、するすると出てきました。
 本番当日、昔からお世話になっている番組司会のFM沖縄の多喜さん(この作品に出てくる、ハッピー・アイランドというお昼の長寿番組のパーソナリティーの方でもあります。)や、デイレクターの中山さんが、心から喜んでくれました。

 私は、FM沖縄で、『風と海と空と』というレギュラー番組を担当していました。
この曲のタイトルは、その番組名かにちなんだものです。
 沖縄という場所は、私にとって、日本で一番たくさん訪れたところかもしれません。初めて沖縄に行ったのは、19歳の頃。海の美しさや、人の優しさ、食べ物のおいしさ、全ての文化にショックを受けました。
 それからかしら?ハマってしまったのは。
当時からミュージシャン仲間の間では、「沖縄でコンサートをするのはとても大変なこと」と言われていました。交通費は高いし、大人数のツアーなんか、不可能でした。
 ところが、どういうわけか、沖縄と私をつないでくださる方々とのご縁があり仕事の域を超えて、年に何度も沖縄での時間を過ごすようになりました。
 企業の方々だったり、商店街の方だったり、ミュージシャンの人達、役者さん、などなど、本当に多くの方々のサポートをいただき、FM沖縄でレギュラー番組を持つことになったのでした。
 ありがたいことに、沖縄の神様に好いていただいているのかもしれません。
おかげさまで、この島にやってくるたび、友達がたくさんできました。そして、島の歴史や歌や、私たちが失いかけている大切なことを、彼らの生活の中からたくさん教わってきました。
 そんな大切な人達に、いつか、音楽で、私らしいお返しができたらいいなと考えていたのが、この作品でした。
 沖縄がテーマだからといって、絶対に三線の音は入れない、沖縄音階は入れない、自分が沖縄の人のふりをしない。理由は、私にとっての沖縄が、いつまでも敷居の高い大切な場所にしておきたかっったのと、
ありのままの、私を受け入れてくれた、沖縄の人達に、ありのままの音楽を伝えたかったからでした。

私と同じように沖縄に恋をしている人達が、たくさんいます。
その人達の気持ちを代弁することにもなるかもしれません。
この美しい島を愛する人達全てに捧げたいと思っています。
eponicaでも通信販売を行いますので、お楽しみに。


2007年7月 8日

●富山県民小劇場でのMUSIC&DRAMA

富山県にあるオルビスホールというところで、
『MUSIC&DRAMA〜うたいかたり』が2Daysありました。

2日目の昼間は、小学校で600名の子供達やお母さん達のためのコンサート。
体育館は、子供達の熱気でムンムン。

私も汗びっしょりになりました。

うふふふ〜汽車(子供達にハーモニーを作ってもらい、大合唱しました)〜君と僕〜 雨降り〜海の中で泣いたなら〜WE CAN~
朗読『光になった馬』(宮川雅彦)〜たったひとつの

あっと言う間の60分。
大人にとっては、物足りない長さですが、子供は45分を過ぎた頃から、もうもぞもぞと集中力がなくなるんですが、
ライブの中で、宮川さんが、「そろそろお尻がいたいよね、じゃ、その場で立って、動いてみよう!」
そんな時間をプレゼント。子供達はいきなりおおはしゃぎ!カウントと同時に、ピタっと止まるというゲームをやったりしたら、
子供達のクイつきがよいこと。うん!これ、大人も楽しいかも。

そうそう、子供の脳は、体が動いていることで成長する構造をしているらしい。
大人は子供に「落ち着きが無い」と言って叱るけど、
もともと子供というのは、動く生き物なのですね。
「動くな、静かにしなさい」という方が構造上無理というもの。
子犬も、子猫もよく遊んで、よく動きますものね。
大急ぎでホールに戻り、舞台の準備。

『MUSIC&DRAMA~うたいかたり』は2日間とも満員御礼。
今回は、秋元カヲルさんとのトリオで、お送りしました。

私たちは、音楽家ですが、役者である宮川さんからのセリフの音の作り方に影響を受け、
秋元さんも私も、『かたり』の音がかなり変わってきました。

今回の舞台に組み込んだ作品は、『パノニカ』(セルニアス・モンク曲/秋元カヲル・作詞)『海の中で泣いたなら』『月日貝』(金子みすゞ)『昼と夜』
『どうしてかしら?』『ウオールデン』(秋元カヲル)『インディゴ』(秋元カヲル)『百年の孤独』『兵隊さんが泣いた』『君と僕』
この中に、宮川雅彦さんの『かたり』を折り込み、とても感動的な内容となりました。
特に、戦争と平和をテーマにしたシーンでは、会場が深い思いでひとつになったように感じました。

こうしてみると、自分が30代以降に作った作品には、舞台的に作り込める歌が多いことを発見。
自分の音楽でミュージカルってできないかな〜?とまたもや夢がむくむくと育ち始めています。
今日は、久しぶりに休み。

お天気予報では曇りだったけど、葉山には、うす日がさしていて、少し涼しく、
気持ちよい日曜日です。

今日は、飛行機の中で浮かんできた詩に曲をつけてみようかと思っています。


2007年7月 4日

●降りてきた?

静岡県立美術館エントランスホールで行われた国府弘子さんのピアノコンサート。
ゲストに、お呼ばれした私。
400人キャパのところ、なんと4000人もの応募があったそうです。
リハの合間に、ベネチア美術展やロダン館を見学しました。
その素晴らしい宗教画、ブロンズのエッセンセスと私たちの気持ちが共鳴したのかな。
いや〜。すごいLIVEだったですよ。
私にとって、今、ぴよたんと音楽をやる時間がさらに刺激的。
6/28日に行われた、渋谷松濤にあるタカギクラビアで聴いた、ぴよたんのピアノに続いて、そして、この日も、素晴らしかった!
美術館は天上が高く、まるで教会のようなエアーが、音楽家をトランスさせるのかも。
なんか、BBSH用語で言う、第6レベル・第7レベルの状態で、
自分にとっての崇高な意識を持って歌う気持ちは、本当に気持ちがいい。

アカペラで、「声そろえ歌わん」から「聖き彼の人」へ、
地上に降りる決心をしてから、天上の人達に別れを告げ、
雲の下におり、そして、魂の状態をさまよい、受肉。
ようやく人間として地上へ...そんなプロセスが、作品の中に即興で織り混ざっていた。
打ち合わせ無し。とにかく、壮大な時間のドラマを、ピアノと歌で演じたという感じ。

それから先は、どうやってライブを終わらせたのか、
よく覚えていないのです。

こんなに素晴らしい場所にお招きいただき、
本当に感謝、感謝です。
歌っていて、神様のような存在に触れる瞬間を持てるLIVE。
今日も、そうでした。

今年は、特に、そういう体験が既に何度もありました。
もっともっとそんな自分を感じたい。
いつもいつも、その状態で歌いたい。

これから先、カウンセリングや、レコーディング、ツアーと、大忙しの夏だけど、
なんか、この体験があれば、私は頑張れるような気がしてきました。

そうそう、今日は、カウンセリングが終わってから、番組収録を終え、
葉山にもどり、『ありがとうCD』第2弾のRECをしています。
盛りだくさんの一日。
ファンクラブeponicaに入ってくださると送られる、『ありがとうCD』。
連載曲が入ってたりするので、すごくおもしろいですよ。
サビがふえたり、音が増えたりするの。増殖していく曲?という感じ。

このHPをご覧の皆様も、読むところ満載の、
EPOのファン・ネットワーク誌『eponica』を、
どうかご購読くださいね。お申し込み方法は、HP上で!
お店では売っていない、ファンの人達だけにお届けする、
『ありがとうCD』が届きます。