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2007年7月 8日

●富山県民小劇場でのMUSIC&DRAMA

富山県にあるオルビスホールというところで、
『MUSIC&DRAMA〜うたいかたり』が2Daysありました。

2日目の昼間は、小学校で600名の子供達やお母さん達のためのコンサート。
体育館は、子供達の熱気でムンムン。

私も汗びっしょりになりました。

うふふふ〜汽車(子供達にハーモニーを作ってもらい、大合唱しました)〜君と僕〜 雨降り〜海の中で泣いたなら〜WE CAN~
朗読『光になった馬』(宮川雅彦)〜たったひとつの

あっと言う間の60分。
大人にとっては、物足りない長さですが、子供は45分を過ぎた頃から、もうもぞもぞと集中力がなくなるんですが、
ライブの中で、宮川さんが、「そろそろお尻がいたいよね、じゃ、その場で立って、動いてみよう!」
そんな時間をプレゼント。子供達はいきなりおおはしゃぎ!カウントと同時に、ピタっと止まるというゲームをやったりしたら、
子供達のクイつきがよいこと。うん!これ、大人も楽しいかも。

そうそう、子供の脳は、体が動いていることで成長する構造をしているらしい。
大人は子供に「落ち着きが無い」と言って叱るけど、
もともと子供というのは、動く生き物なのですね。
「動くな、静かにしなさい」という方が構造上無理というもの。
子犬も、子猫もよく遊んで、よく動きますものね。
大急ぎでホールに戻り、舞台の準備。

『MUSIC&DRAMA~うたいかたり』は2日間とも満員御礼。
今回は、秋元カヲルさんとのトリオで、お送りしました。

私たちは、音楽家ですが、役者である宮川さんからのセリフの音の作り方に影響を受け、
秋元さんも私も、『かたり』の音がかなり変わってきました。

今回の舞台に組み込んだ作品は、『パノニカ』(セルニアス・モンク曲/秋元カヲル・作詞)『海の中で泣いたなら』『月日貝』(金子みすゞ)『昼と夜』
『どうしてかしら?』『ウオールデン』(秋元カヲル)『インディゴ』(秋元カヲル)『百年の孤独』『兵隊さんが泣いた』『君と僕』
この中に、宮川雅彦さんの『かたり』を折り込み、とても感動的な内容となりました。
特に、戦争と平和をテーマにしたシーンでは、会場が深い思いでひとつになったように感じました。

こうしてみると、自分が30代以降に作った作品には、舞台的に作り込める歌が多いことを発見。
自分の音楽でミュージカルってできないかな〜?とまたもや夢がむくむくと育ち始めています。
今日は、久しぶりに休み。

お天気予報では曇りだったけど、葉山には、うす日がさしていて、少し涼しく、
気持ちよい日曜日です。

今日は、飛行機の中で浮かんできた詩に曲をつけてみようかと思っています。