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2007年10月30日

●『みゅーじん』見てくれてありがとう〜


BBSH Year 2がいよいよ始まります。
晴れて2年生!今、マイアミにおります。『みゅーじん』の放送時間の頃は、飛行機の中、私は、見ることができませんでしたが、みなさんの投稿を読ませていただき、番組スタッフが本当に丁寧に、素敵に仕上げて下さったことが、目に浮かびます。放送直前まで、私についての情報問い合わせの連絡が、制作会社からありました。え?放送ぎりぎりまで、編集をしていらっしゃるんだと、ディレクターの方の情熱を感じました。
 プライベートライブ主催の新城市の皆さん、沖縄のお友達、『うりずん』、『浜辺の茶屋』のご主人、撮影にご協力いただいで、本当にありがとうございました。
10/31日は、BSジャパンにて再放送があります。詳しくは、HPでご確認ください。

 音楽業界は、やはり今も、現在のHIT曲を中心に、いかにCDが売れているかで、アーティストを評価をする傾向は変わっていません。
 そんな中で、アルバム『Air』依頼、メジャー契約をしていない、『私の今』に、興味を持ってくださった、テレビ東京『みゅーじん』、NHKの『音楽の楽園』スタッフの方々の暖かい視点は、音楽業界の価値観をメディアを通じて、『物質的』な共感ではなく、『精神』への共感として表現されたものだと感じました。
 だんだん、こんな風に音楽業界が成熟してくれることで、大人の音楽も大切にされる時代が来るといいですね。

 「たったひとつの」この作品は、私が両親や兄弟にあてて作った作品。
まだ、CD化されてはいませんが、2005年、東京六本木STBで行われた『AQUA NOME』で初めて発表した曲でした。
 その頃からたくさんのうれしい反響を頂いています。お店では買えない、Liveでしか聴けない作品です。(来年の2/22日に行われるSTB139では必ず歌いますので、是非いらして下さい)
 家族なのに、受け入れてもらえない、通じ合えない悲しみは、私に「最愛の人たちから、理解されること、愛されることをあきらめる」という試練を与えてくれました。
 「愛する人をあきらめる」恋愛なら、新しい恋が始まれば、その痛みを忘れられるかもしれないけれど、血のつながった家族は「たったひとつ」しかありません。
その家族は、新しくはなりません。だから、家族をあきらめるというのは、最も辛い行のようなものです。
 家族の中で体験した痛みの体験は、私の中の「内的資産」となりました。この体験がなければ、今の私はいないんですね。

この学びが、多くのクライアントの方に、カウンセリングやヒーリングの場で生かされていることを思えば、私に痛みをくれた人たちに、心から感謝しなくては、いけません。心から、そう思うのです。

 マイアミの空、青いです。フロリダの太陽が降り注いでいます。
 今日は、新学期のレセプションがあります。世界中から集まった同級生に再会するのが、楽しみです。