●宇宙と音楽
宇宙と音楽
和歌山大学で、『WE CAN 』と題して、講義授業をさせていただきました。
大学生の人たちだけでなく、教授の方々も会場にいらしたそうですごくうれしかった。
びっくりしたのは、昔の飲み仲間でクラッシックの歌手のお友達が、偶然にもこの大学で音楽の教授をしていたこと!
彼も授業を聴きに来てくれてて、彼を見たとき、誰だっけ?知ってる人だけど?と思うんだけど、まさか、この大学にいるって思わないからびっくりでした。
それと、徳島にあるプラネタリウムのプログラム『銀河鉄道の夜』で私がナレーシヨンをしたときのリーダーで、女性の天文学者の方が、同じくこの大学にいらして、もう〜?不思議な再会の連続。
そもそも、この大学に、私を呼んでくださったのが、和歌山大学の教授でもあり、和歌山美里天文台の台長もつとめる、尾久土さんという宇宙天文科学者。
何年も前になりますが、「星の舟歌」という私の作品が、美里町天文台と、町の歌になった時のご縁から、始まったことでした。
昔、尾久土さんとは『科学』と『神秘』について、意見を戦わせ、朝まで討論するなんてことが、昔よくありました。楽しかったな〜朝まで生激論!
答えの出ない時間を、UFOやオバケはいるだのいないだの、体験したことが、科学で証明されたら信じるだの、そうでないだの、そんな会話に費やすわけ。
講義の後、久しぶりに尾久土さんをはじめ、素晴らしい科学者の人たちとゆっくりお話をして、新しいことを知ったり、彼らの研究に触れることができて、私の細胞が活性化したような感じがする。とても楽しかった。
その時、ふと思ったの。私たちの、激論は、フレームを変えてみれば、お互いに同じことを話していたんじゃないのかなって。
今、私は、元NASAの物理学者である、バーバラ・ブレナンの学校で、生体エネルギーの取り扱い方をHealingとして学んでいるし、
どちらかというと、神秘から科学の意識へと自分の興味が変化していることも確か。
前回の日記に書いたように、
「何故音楽や歌が人の気持ちや体に影響を与えるのか?」
このテーマについて知るために必要な情報を与えてくれる人たちが、日本で、この大学にたくさんいたことも、偶然ではないように思えてうれしかった。
アインシュタインが最後に神の存在を強く意識していたでしよ?
もう、神秘と思われたものが、科学的に証明されることを、夢がないとか、現実的すぎるとか、そんなふうに思わなくてもいいのかもしれない。
地球上で、科学が神秘に近づいていくことも、神秘が科学的に証明されることも、宇宙意識では完全に統合された状態で存在していたりしてね。
『コンタクト』という映画の中で、『宇宙船には、詩人を乗せるべきだったんだわ!』と、宇宙の美しさを体験したジョディー・フォスターが語るシーン、大好きなの。
『科学が神秘に恋してる』という歌は、私の小さい頃からの空想を、歌にした作品。久しぶりに聴きたくなった。