« 2008年7月 | 日記TOP | 2008年9月 »

2008年8月31日

●ヨガとアクアノームと同窓会

昨日、都立松原高校の懐かしい友人たちと3年ぶりの同窓会がありました。
とても素敵な集まりだったな。実は、私は彼らとは同じクラスにはなったことがなかったんだけど、
彼ら男子仲良し組は時々こうやって飲んでいたらしく、その彼らが久しぶりに集まるというので、
「佐藤も来ないか?」と、声をかけてもらったのがきっかけ。(そう、私は彼らにとっては、epoではなく「佐藤」なの。
なんか新鮮!)スケジュールさえ会えば、絶対に参加したい集まりなの。
私は、松原高校は、本当にいい学校だったなと思ってた。ニュースやなんかで学級崩壊とか、不良とか、苛めとか、
そういう話がでてくるけど、うちの高校はのんびりした生徒が多くて、そういうことあまりなかったと思ったもの。
そうしたら、みんなも昨日同じことを言ってた。「松原高校は本当にいい学校だった。」と。

大人になってからの友達との再会で一番うれしいのは、「価値観が似ていた」ということを感じる時だな。
時代が作るものなのか、地域性が作るものなのか、それとも先生の影響もあるのかな。
男子たち、とても若々しくてみんな素敵だったな!性格もよくて、みんなそれぞれ立派になってた。
前回も今回もなんか、私の友人(松原高校じゃないのに)まで会に混ぜてくれたりして、ありがとね。

昨日は、益子先生という当時の体育の先生も来てくださり、本当にうれしかったな。
先生は、今はヨガの先生をされていて、体も心も姿も若々しく素敵でした。
そうそう、こういう素敵な体育の先生が松原高校にはたくさんいらしたの。
生徒とまっすぐに本気で向き合ってくれた先生。
私たちのそばにいてくれた素敵な大人たちだったな。
益子先生、当時のクラスの名簿全部そらで言えてた!すごい記憶力!
私は、「...ちゃん」と言われても、顔と名前が一致しなくなっている。
誰だっけ?そんな子いたっけ?え?そんな先生いた?とか。
後で、アルバムをみたら思い出したけど。とにかく高校時代の私も授業中は空想の世界で音楽を作っていたから、
肉体はここにあるのに、心は別の世界にいることが多くて、当時の現実的な記憶があまりはっきりしないの。
だからかなあ...。

宴会の後、仲間が所有している某所コンサルティング・ルームに移動。そこは、なぜか?ドラムとかギターとかあらゆるお酒が並んでいる大人の隠れ家のようなところ。
懐かしいね!世代が一緒だと。出てくる歌も知っている曲ばかり。そっか、男子は、アリスとか、かぐや姫だったんだね?
「この会のために」と、スチール弦のギターを持ってきた仲間からギターを借りて、私も歌った。
アクアノームの弾き語りをしていたら、益子先生が「EPOちょっと、その音楽、もっと続けて!にヨガを合わせてみたい!」とおっしゃって、
突然太陽礼拝を始めた!うわあ!すごくきれい!
ヨガとアクアノームって相性がよいの?たぶん、大きなリズムと、歌の呼吸がそれと似ているのかもしれない。
私も、先生みたいに年をとりたいな。しかし、若かったな!益子先生。
みんなにも、またすぐに会いたいよ〜。ありがとうね〜。


2008年8月30日

●小堺一機さんのShowに笑いっぱなし!

筑波大学の名誉教授でもある村上一雄さんが『笑い』と『免疫力』を研究されているという講演を聴きにいき、感動したことを思い出したの。
小堺一機さんの舞台、『おすましでShow』で確信した。私!晴れたもの。『笑いの力』これHealingでしよ!?
昔からな〜んとなくおつきあいのある小堺さん。時々、励ましのメールをいただいたりして、とてもうれしく思っていました。
久しぶりに彼の舞台の初日を見に行ったのですが、ほんとうに素晴らしかったです。
4時間!!ですよ!?4時間!?もう、ず〜〜〜〜っと笑いっぱなし!
いつオシッコにいったらいいの?ってくらい目が離せないんです。
カウンセリングの合間、昼休みにご飯食べながらお昼の番組で小堺さんのことは拝見していましたが、
本当にすごいのは、やっぱりLIVEだって思った。皆さん!絶対に来年、彼のShowを見てね。
吹き飛ぶよ!もやもや、不安、心配ごと!すごく元気になります!
小堺さんのつっこみには愛がある。そしてとても自然。だからつっこまれた人がとても可愛く魅力的に見えてくるの。
人の魅力を引き出す天才と言えば、私の大好きなコント55号の萩本欽一さん。小堺さんは、その流れをきれいに引き継いでいる人だと思った。
MUSIC&DRAMAで舞台をやるとき、どんなに会場が張りつめていても、一気にお客さんの心をつかむ役者の宮川雅彦さん(セラピストの宮川先生)もなんと!?「僕は笑いは大将(欽ちゃん)に教えてもらったんだよ!」と言ってて、eponica Record全員で小堺さんの楽屋を訪ねたら、小堺さんと宮川さんも面識があったことがわかり、なんだかうれしくなりました。
楽屋前の階段には本当にたくさんの方々の面会の列...
浅井企画のスタッフの方が気をきかせてくださり、一番最初にご挨拶させていただきましたが、
4時間のLIVEのあと、全員の面会の方にご挨拶をされるであろう小堺さんの誠実さにも頭が下がりました。
以前、小堺さんに書いた私の曲も後半の最初で歌ってくださり、うれしかったです。
ダンス、歌、タップ、笑い、演出&構成!全てこなす小堺一機さん、日本のエンター・テイナーとして特別な存在のひとりかも!


2008年8月27日

●音楽家のためのメンタル・ワークショップ

もう5回目という国府弘子さんの音楽のワークショップ合宿に参加しました。
講師と生徒は、一週間そこに滞在し、課題の音楽を作り上げていくという内容。

山口県秋吉台にある国際芸術村は緑に囲まれた素晴らしい環境。
携帯電話とメールが使えないのは、かえって音楽に集中できてよいのかもしれない。
私は3泊4日滞在し、これからこの合宿に参加する音楽家のひとたちのためのメンタル・ワークショップを担当しました。
1日目は前乗りし、初日に行われる国府弘子バンド&フルートの赤木りえさん&EPOのライブのリハ。
いや〜なんとも、このバンド!私を大地と強く結びつけてくれるサウンドをたくさん持っている。
ぴよこ(国府さんのこと)は体育会系じゃないそうだけど、メンタルに肉体レベルばりばりに意識できてる人だと思う。
自分の体のケアに神経使うということはまさにそういうこと。
いまごろ、ぴよたんは生徒の授業で頑張ってるとおもうけど、
滞在中にも整体の先生に体を調整してもらったりしているらしい。
本人は、「全く体育会系じゃなくて、ひよひよのヘタレ」とか言ってるけど、
体の心地よさや、健康の変化に感情が一緒に元気になったり不安になったりするのは、やはり体の人なんだと思う。
本来人間があるべきバランスで解放されていないと、敏感にそうなれないもん。
話はさておき、ぴよこバンドでわたしはしっかり「ガオウ〜〜〜」と大地の声を表現し、泣き、感動し、笑い、
とっても元気にしてもらいました。
初めてお会いした赤木りえさん!とても素敵な人で、一見、体調を心配してさしあげたくなるような、
線の細い人なのに、音楽が始まると野獣に変身するからみごと!友人の城戸夕果ちゃんともお友達というから、
ここでも輪がつながり広がったように思いました。ぴよこ〜〜大人になってからこんなにたくさんいいお友達ができて、
私は本当にうれしい。ありがとう!

そうそう!びっくりしたことがあった!中学生の時にね、世田谷の太子堂にある「くらまゼミナール」というところで、私英語を習っていたの。
そこの池田先生という人の教え方と、教科書がすごくおもしろくて、私、ここで英語好きになったように思うのね。
その池田先生の息子さんという人が、ライブの後に訪ねてきてくれたの。
でも..池田先生はなんで、私がEPOになったことを知っているのだろう...と不思議な気持ちになった。

そして、翌日の午前中、いよいよ私の講義...。音楽については講師の方々におまかせして、私は今まで勉強してきた
心理学&ボディー・ワークを生徒さんたちの心の準備のために行うことにしました。
これから彼らはバンドを組んで、発表会までに音楽を作り上げるんだけど、それまでに起こりうる人間関係における様々な心の葛藤の中で、
自分らしさに正直であることを、応援したいと思いました。
授業の中で、先生自らが、自身の体験や、失敗談、悲しかったこと不安を語りあった瞬間、特にぴよこが自分のことをシエアしてくれたときのこと。
教室の空気が一瞬変わったの...みんな気づいていたかな?生徒達から、「大丈夫、弘子先生、心配しないで。先生も私たちと一緒なのね。」という、
愛の手がのびて、彼女をホールドしたの。そして、「自分だけじゃなかったんだ...。」って、思えた人達が何人いたか。
ぴよこ先生、うるうるしながら、感情をリリースする瞬間を、そのまま生徒に見せたの。こういうことがどれくらいみんなの気持ちを安心させたでしよう。
ぴよこは、自然にリアルに生徒とコネクトしていた。感動的な時間だったな〜。

生徒のみなさん〜楽しんで音楽を作ってくださいね〜。


2008年8月21日

●EPO 日本青年館ファースト・コンサートお宝音源発見!


カセット・デッキを購入しました。そう!?今頃です。なぜに?
先日事務所を整理していたら、出てくるわ、出てくるわ。高校生の時のバンドの音源や、DEMOテープやライブ音源の数々。
すり切れるまで聴いた友人からもらった、クラッシック音源とか、ずっと探していたお気に入りアーティストのカセット。
圧巻は、日本青年館で行われたEPOのデビュー・ファースト・コンサートのカセット!
MCが、ちょっぴり背伸びしてて恥ずかしい。びっくりしたのは、意外にも声のピッチが完璧!
昔の私は、もっと下手だったように思ってた。
あとね、高校生の時に作った作品でレコーディングしなかったものも、ライブで歌ってた。
確か、「詩を変えたほうがいいよ」と言われて、詩を書き換えたんだ。でも、変えた詩に思入れがなくて、
そのままお蔵入りさせちゃったんだなきっと。
アマチュアの時代から4ビートや、JAZZテイストの作品がいくつもあったのには少し、驚いた。
ちょこちょこ聞こえるスキャットも様になってるの!?

今日は私の夏休み最終日なんだけど、こんなの聴いたりしてたら、
9月のSTB139のLIVE!
POPなEPOを久しぶりに、みんなに聴いてもらうんだけど、
な〜んか、すごくやる気になってきたよ!

きっと懐かしくてキューンときちゃう内容になると思うので、楽しみにしていてね。

そういえば、風が涼しくなって、キューンとしてる。


2008年8月13日

●あったらいいながあった温泉ホテル「佐勘」

先日、旅の途中で、温泉に行った時のこと。
eponicaの『ふやけごま』では、私が体験した温泉のレポートなどを掲載しているんだけど、
宮城県名取にある『佐勘』ここはよかった〜。
古い歴史もあり、このホテルの守り神である火は、高野山から持ってこられたといいます。
未だに、いろりで、何百年も燃え続けているお守りの火が資料館で赤々と燃えていました。

日常的に地元の温泉によくいく私ですが、
温泉旅館やホテルに「あったらいいのに〜」と日頃思っていたものが、
この『佐勘』にありました。

まず、お風呂。
さらり&ぬるりとしたお湯は、本当にお肌にやさしくて、
昨日までのライブの緊張が一気にほぐれていきました。
女性のお風呂にはバラの花が浮かべてあって、ほのかに香り、
なんともGOOD!
おっと、これも「あったらいいな」ですね。

お部屋に帰ってきてゆっくり。
なんか、コーヒーでも飲みたいな〜と思ったら?
あったらいいな!があった!
お部屋にコーヒーメーカーとコーヒー豆まで!
いつもは、ひとりぶんコーヒーパックになってるのを、自分で持ってくる私だけど、
なんとここには、ちゃんと用意してあるじゃない〜?うれしい。

そして、夜のお料理。
本当にね、全部おいしかった。
お鉢をあけたけど、後回しにしたい感じのなんとなく...いらないものや、
さめた天ぷらなどは、
ひとつも無かった。(人によって、好みって違うと思いますが)

「なければいいな」と思っていたものが「なくてよかった」があった!

量といい、味といい、お料理が出てくるタイミングといい、
ほんとうに素晴らしかった。
茄子が入っている茶碗蒸し、これおいしかった〜〜。

おなかもいっぱい、お風呂で体もゆるんで、夜は、あっと言う間に眠くなりました。

そして朝ご飯!
バイキングと聴くと、最初はがっかりだけど、お部屋のお世話係の方が、
「朝ごはんはおいしいものがたくさん出ますよ〜楽しみにしててくださいね〜」
と、何回も言うので、かなりの期待が高まってたのも確か。

そして、本当に、ここのバイキングは、ただものではなかった。
大きな会場なんだけど、ひとつひとつのテーブルに美しいクロスがひいてあって、
朝ごはんまでも気持ちがよい。

新鮮な東北の幸をその場で料理したものを出している。

シャケ(焼いてくれるの)湯で野菜、コロッケ、たまごやき、あと、なんだっけかな?
とにかく、覚えきれないほど。

他にも何十種類ものおかずが、必ずひと手間加えてある感じで楽しいの。
朝から、セルフサービスで生ビールまでいただけるの?うひひよ!目の前で作ってくれるスイカのジュースや、
人参とりんごのジュース!体の中までスキっとしました。
すじこや、たらこ、まぐろのやまかけも新鮮で、
おいしかった〜。

もう、目も、おなかもいっぱい。
ごはんを食べたらその足で、お風呂でのびのび。

そうすると、ちょっとダル〜くなるでしよ?出発まで、もうひとダラりしたいところ。
ここからが「あったらいいな」なの。

普通は、朝食の後、お布団片付けられて、まだ眠いのに出発までタタミにごろんとしちゃって、
腕とか足にタタミの後がついてるんだけど、
ここは、チエックアウトまでお布団をそのまま残してくれるの。
しかもですよ!チエックアウトは12時!!
ころころしながら、うとうと。

おかげて、北島選手の金メダルの瞬間をお化粧しながら見ることができました。

「無事にお帰りください」と、折り紙のカエルをフロントの方がくださった。

大きなホテルだけれど、スタッフの人達のふるまいや、
言葉は、私たちを送り出してくれるまで、とても感じがよかったです。

どうです?

あったらいいながたくさんある温泉ホテルでしよ?
月に一度は宮城県に通っているので、涼しくなったら、
リピーターになって、気軽にお泊まりしたいそんな温泉ホテルでした。


2008年8月11日

●現実と夢の共存

沖縄〜福島〜仙台〜ちょっともどって、山形〜仙台〜

ようやく葉山に帰ってきました。
トランクをおいて、さっそく窓をあけたら、パ〜ン!
と、鎌倉の花火。
なんとついてるんでしよう!?

そういえば、鎌倉〜逗子の駅前はいつになく、ものすごい混雑でした。
花火開始前にもどって来られてほんとうによかったです。

年に一度の花火。
見逃すわけにはいきません。

今年の鎌倉の花火、素晴らしかったですね。

そういえば...おととい山形の熊野神社でライブをしていたのですが、
ちょうど「さとうきび畑」を歌っていたところ...遠くで花火の音が聞こえて、
それが歌詞の中にある、鉄の雨の音に聞こえて、いたたまれない気持ちになってしまいました。

平和の象徴であるオリンピックの影で、戦争のニュースが流れ、
なんとも複雑な気持ちです。

と同時に..中国でも複雑な思いで生きているたくさんの人達...。
ニュースを見るのが辛い...。
でも、知りたい。
どんな現実がオリンピックと同じ時間に進行しているのか。

どんな現実の上に、今の自分が存在しているのか。


2008年8月 8日

●ECOな我が家

暑い〜〜。でも好き〜〜。でも、ちょっとこの暑さは微妙〜。

今年は、あえてプライベートエリアでは冷房使っていない。
よほどの時は、昼間に少しと夜のみ、寝室で除湿かけるけど。

もちろん、オフィスと、アトリエはクライアントの方やお客様がみえるので、
ここでは冷房はつけないとしんどい。

プライベートでは毎日汗、だらだらだけど。
これがよいのです。

汗かきながら、アイロン掛けなんか、大好きだもん。(変?)
TOPは水着。
体の熱を発散させやすいし、なかなかいい。

それに、海に浸かって体温を下げると、オーラはきれいになるし、
あっというまに、涼しくなる。

我が家は、外気と部屋の境界線をできるだけ作らないようにしているせいで、
それが普通になってくると、体が慣れてくるので、外にでるのも、動くのもあまり苦じゃなくなるのが、
不思議です。

そうそう、バリ島のウブドという村に長く滞在したりすると、
ずっとこんな感じだったな。

部屋の中にも外の気持ちのよい風が流れてきて、
その途中に自分が存在してる感じ。

チャンプアンホテルというところによく泊まるのだけれど、
ここは冷房が無い。(というか、ウブドの夜は涼しいから冷房いらない)
網戸の外は谷で、チャンプアン川を渡る風が本当に心地がよいの。

うちでも、なるべくそんなように過ごしている。

山と海の風が通る葉山は、そんな過ごし方ができるから、
最高です。

夏だというのに、ごはんも毎日おいしい!
最近は、トレーニングや軽いジョギング、海で泳いで体を動かす時間も増えて、
ここ数年の中でかなり健康的に過ごしている気がする。

今週末も、山形〜仙台でまた仕事です。
夏休み第一部まであとちょっと。頑張るぞ〜。

そうそう、首に巻く冷たい襟巻きなんかも最近ゲットしたんだけど、
これなかなかいいよ〜。外すと、いきなり暑いけど。笑!
テラスに水打する。これもGOOD!
ここを作るとき、床を人工大理石にしたのも正解。掃除もしやすいし、夏はひんやりと気持ちよいです。

日中は、遮光カーテンで部屋に熱を入れないようにしている。
かなり涼しく過ごせます。