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2008年11月30日
2008年11月28日
●帯広のプライベート・ライブ
2008年11月26日
●旅から旅へ
2008年11月23日
●毎日でもいたいな。ここに。
2008年11月21日
●長岡明徳高校で歌った
昨日、長岡明徳高校で歌ってきました。そのことを、夕べ、日記に書いたんだけう〜ん、消えちゃったのかなあ。もう一度、書きますね。それよりも早く、先生や生徒さんから投稿をいただき、すごくうれしかったです。
長岡で初雪を見ました。当日は、雷が鳴るほどのドシャ雪。電車のダイヤも乱れてるときき、生徒さんたちが無事にたどりつけるか心配でした。どの学校のライブでも、先生たちがいつも心配するのは、ノリのことや、お行儀のこと。でも、そういうことは、授業の一環としてのライブには、まったく関係ないのです。ノリがよいからとか、静かだからとかで、私たちの音楽の内容や、気持ちは全く影響されないの。明徳高校の方々は、とても繊細でデリケートな空気を持っていた。その中で、私たちは「本当に伝えたいこと」ということを音楽で集中させることができたように思いました。真剣に聴いてくれる皆に、恥ずかしくない私たちでいたいと、思った。お話しも、音楽も、生徒さんたちに吸い込まれていくようだった。
私が子供のころ、私の周りにいた大人というのは、学校の先生か、両親しかいなかったのね。だから、我が家がどんなに異常な家庭環境であるかを比べることもできなくて、それが普通なんだって思ってた。でもなんでこんなに悲しくなるんだろう、とか、辛くなるんだろうとか、毎日不安でいっぱいなんだろうとか、その気持ちを誰にも離すことができなかったのは、「皆の家も、きっと同じなんだろうな」って、思っていたから。
異常なことがあたりまえな家だから、変だと思っていなかったの。でももしも、あの時、私の周りに、自分が感じていることを普通に話せる大人や、先生がいて、「それって、変だよ?我慢しなくていいよ」って、言ってもらえたら、どんなにか、自分が楽だっただろうと思うの。学校ライブで歌いながら、お話しをしながら、実は、私もあの頃の自分に寄り添っている。自分が誰かにして欲しかったことを、自分のためにしているような気がする。
そうそう、皆さん、自分に手紙書いてみてね。未来に起こって欲しいことだけ、あたかも夢を実現させたかのような現在進行形で、「その夢が誰にとってもよいこと」というエコロジカルなものであれば、必ず、周囲からのサポートが得られるように、宇宙エネルギーは働いてくれるらしいよ。
2008年11月19日
●言葉の矢、痛いね。
2008年11月17日
●那覇・桜坂・アサイラム・イベント
2008年11月13日
●『妖怪探訪(ようかいたんぼう)〜佐渡のムジナ編〜」
tel/fax 025-386-2604ケータイ 090-6685-4668
e-mail:miyaoh@lilac.plala.or.jp ケータイメール:miyao-fam@h.vodafone.ne.jp http://www15.plala.or.jp/miyaonouen/index.html
またチケットやチラシは阿部幸恵さん、高橋郁丸さん、佐藤裕美さん、坂牧光恵さん、中野久美子さん、五十嵐浩さん、星野真人さん、神田弘樹さんも持っています。お近くの方は是非お声かけください。
2008年11月 8日
●国府弘子さん『ひとりでできるかな』LIVE
2008年11月 5日
●はじまりは山形、「いつもの場所」から。
2008年11月 1日
●丁寧な生き方
10/30日にセンチメンタル・シティー・ロマンスの35年記念ライブが渋谷クワトロでありました。
私は、カウンセリングの仕事があったりして、後半にやっと間に合ったのですが、その時点で、すごい人!人!人!一般のお客様はもちろんですが、なんとなくどこかで見たことのある感じのする業界の人たちや、アーティストの人たちが、たくさん来てた!そして、ものすごい熱気。
私も懐かしい人たちにたくさん会った!
ニッポン放送の『たむたむタイム』や、『ライオンフォークヴィレッジ』のデイレクターをしていて、当時私たちのバンドを発掘してくれた藤井さんとは、何年ぶりの再会かしらん?
しかし、素晴らしいバンドですよ。センチは。すごい人たちであると同時に、メンバーの人柄も最高。彼らの周りにはいつもほのぼのとした気持ちよさがあるの。
そうそう!ゲストに小坂忠さんや、まりやさん&達郎さんもお忍びで登場!伊勢正三さん、最後に加藤登紀子さんまで!素晴らしい先輩たちが語るセンチとのエピソードも楽しかった。
なんて素晴らしい35周年なんでしよう!?彼らが丁寧に生きて、丁寧に音楽活動をしてきた結果を、ステージに見たような気がしました。
ライブ終了後、小腹がすいたので、友人4人と宮崎料理を食べにゆき、その後、打ち上げ会場へ向かったら、そこには昔一緒に仕事をしていた知り合いの人たちがたくさんいて、思わず話し込んでしまいました。
私がデビューした当時の話だけど、「僕らは音楽をもっと丁寧に作っていたよね。そして丁寧に宣伝して丁寧に売った、アーティストも、スタッフも、僕らはいい音楽を作るんだって、真剣だった。」
いい時代だったんだな~。今は今で、皆真剣なのかもしれないけれど。でも、今の音楽業界は何かが違う。WICAを作っていたころから、時代が変わるのを感じてた。
音楽業界の流れは少しずつ時代に向けて、進化したのか退化したのか、それとも全く異なるものに、変わってしまったのか私はよくわからない。世界的に、どんどんCDは売れなくなっているらしい。レコード会社もどんどん外資系になってる。
だから、一度に予算を回収できる方向のものをアーティストは求められるし、回収できないと契約は打ち切り。
儲かればいいの?音楽って?売れれば価値があるの?一年後には忘られてしまっても?
「はい!それでいいの。ビジネスはそういうもの。」その考えを否定しようとは思わないけど、
心を込めて丁寧に作った音楽は、時間をかけていつかたくさんの人たちに、長い間愛されていくことを私は信じているの。だから、これからはLIVEの力が試される。
eponicaRecordは、そういう音楽を今後たくさんリリースしていきたい。
生きている人間がちゃんと楽器を取り扱って表現する音楽、CDでは再現できない空気感に価値をおきたいと思うの。
LIVEの時代だよ!これからは!センチを聴いてもそう思った。
AQUA NOMEのライブ盤の準備、いよいよ本格的に始まりました。海外リリースの準備もあって、
国内リリースは来年までのびそうですが、本当にいいものになりそうです。
丁寧に時間をかけて作り上げた音楽だもの。丁寧に時間をかけてTDし、リリースするね。
だから、満足するテイクが集まるまで時間ががかかってるけど、みんな許してね。ごめんね。