●毎日でもいたいな。ここに。
明徳高校の先生、そして生徒さんから、たくさんの暖かいメッセージをいただきました。
みなさん、本当にありがとうございました。
久しぶりにものすごく楽しかった!
私の頭の中に設置されてるスーパーコンピューターはいつものように、
怒濤のようなハーモニーの旋律をはじき出し、次から次へとフレーズを送りだすので、
忘れないうちにレコーディングしておかなければならない。
「もっとゆっくり送ってくれよ〜」と言いたいけれど、相手は待ってはくれない。
そう.,私の、バッキング・ヴォーカルのレコーディングには、
譜面が無いのだ。やりながら、次のフレーズがすぐに伝達され、
進んでいくから、フレーズに迷う時間はあまりとらない方かもしれないな。
浮かんできたら、すぐトラックに入れておく。
気がすんだら、やりかけていたもとのフレーズにもどる。
そんな感じ。ジャストなリズムではなく有機的なリズムだからPCでの編集のしようがない。
そうなると、ひとりで、歌わなければならない回数は何十トラックにも及ぶ。
なのに、楽しいのは何故??私音楽の中心にいたよ!昨日。
午後2時にスタートしたワークが一段落したのは、5:00。
私は夢中で歌い続けるけれど、エンジニアの手塚さんやプロデューサーの篠崎さんはきっとたまんなかっただろうな...。ごめんなさいね。
その間にお弁当を頼んで、次の作品に突入。
不思議です、好きなことをしてる時には、時間があっと言う間。
しかし、この作業に関わってくれるスタッフは、本当に尋常ではない忍耐力と、
体力と、想像力が必要だろうと思う。
なぜなら...次に何を私がやるかは、誰にもわかっていない。
全て私の頭の中。そしてスルスルと降りてくる音を、次から次に、
形にするしかないのだ。
そうすると、見えてくるの。神殿が。音楽の神殿が。
今やっている作業というのは、そういうことなんだなって思ったの。
今日になって。
その作業が、本当に幸せで、楽しくて。
あ〜あ、毎日でもいたいな。自分の音の中心に。