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2009年4月16日

●生きている感じがする


体の第一レベルが喜んでいる。
海風を浴びて、太陽の光を浴びて、祈りながら、走る。走る。
一往復めは私のため。
2往復目は友達のため。
3往復目は世界のため。
不思議。
そんなことを思いながら走ると頑張れる。

砂浜に打ち寄せられている、わかめの先に芽かぶがついていると、
ついつい気をとられる。笑。おいしそう〜〜。

サメの子供が死んでいる。
カラスがそれをついばんでいる。

食事中のカラスの邪魔をしないよう、
鳴き声を物まねしながら会話を試みる。
カラスとは友達になりたい。
子供のころからカラスは、心が通じる私の友達。
害鳥と呼ばれて気の毒。

ガ〜ガーと鳴かれる。
私は友達だよう〜。

カラスに片思いなのよ。結局。
「変な人間!危険!ガー!ガー!」と緊急連絡されてしまい、
皆、目の前からいなくなってしまった。

うう..寂しい。

大きな石をうっかり踏むと、ねん挫をすることがあるので、
時々地面を見ながら走るの。
ひときわ目を引くのは、桜貝。
薄い爪のようなピンク色の桜貝の貝殻に小さな穴があいている。
なんの価値もないかもしれないけれど、
桜貝だけは踏みつぶさないように、
よけて走るの。
ぴょん、ぴょんと飛びながら。

それもけっこうトレーニングになる。
しかし...誰があなたの奇麗な体に、そんな穴をあけたの?

貝の中には、酸を持つ長い触手をのばし、
貝に穴をあけて中身を食べてしまうという話をきいたことがあるけれど...
それにやられたのかなあ...。

すれ違った黒いパグと遊んだ。
すごい力!?
猫とは全然違うのね。

公衆トイレの近くでひとなつこい猫に会った。
私とうさちゃんの顔を見るなり、
ころころ。

お腹を出してぐるぐる。
ユニオンの掲示板で張り出されていた迷い猫に似ているな..。

明日、また行ってみよう。
飼い主はきっと心配しているはず。

浜に出ると、人生の縮図のよう。
いろんなことを感じるなあ。






●走った

 走った!
元気になって欲しい、療養中の友達の分まで、祈るように走った。
こういうエネルギーは、ちゃんと伝わるらしいから、
外から何も受けとれない状態でいる、プロセス中の友人に、
いちばん伝わりやすい方法を選んでみた。

破って捨ててくれてもいい。
私には、もう、これしか方法がない。

初夏の葉山、最高だった。汗をかいた。肺が広がった。空気がたくさん体の中に入った。
気持ちいい。
フイジカルにこんな風に海岸を走るのはいつぶりかな。

AQUA NOMEの全国発売に伴う様々な業務が増えた。
eponicaチームに、昔の仲間が、新しく加わり戦力となっている。
こんな形で再会し、同じ道を歩けるとは夢にも思っていなかった。
私なんかと仕事してくれるなんて、想像もできないくらい偉い人になっていたから。
すごくうれしかった。

というわけで、社内は、前向きに、建設的に、激務をこなしている状態。
代わりに、私だけは、前よりも楽をさせてもらっているかもしれない。
周囲の皆に心から「ありがとう」を言いたい。
いいコンディションで、いい歌を歌い、いい原稿を書く。
これに集中させてもらえていることに、感謝。

今日は、久しぶりに午後1:30に全てのセッションが終わった。
昼寝という手もあったけど、
着替えて太陽の下に飛び出していった。

犬を遊ばせる人。
早くも海に入って遊ぶ子供。

日焼けしている人。
なんとものどかな葉山の風景。

わ!体が喜んでいるのがわかる。
軽くなるのがわかる。

私は、こういう人だったはず。と、運動するたびにいつも思う。
意識が体の入れ物にしっかり入ると、
私は明るく、元気になる。

フィジカルにもメンタルにも、全てのエッジがピキン!〜〜とくっきりとはっきりとなり、
やる気満々になる。

何を見ても楽しくなる。
優しくなる。
前向きになる。

運動した後の、
筋肉痛も、自分の体、自分自身を意識できる、
大好きな痛み。

来週から、またマイアミ。
3年生完了できるかどうかの試験がある。

あわわわ。
勉強しなきゃ。