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2009年10月29日

●『AQUA NOME』札幌・琴似・コンカリーニョ

明日は、北海道、初雪がふるらしい。
さみい〜のいやだよう。
一応、トランクにコートを入れた。

久しぶりのコンカリーニョ!新しいコンカリーニョで音楽をやるのは、
初めて。
とても楽しみです。
インフルエンザの影響か...ファン層的には、土日が助かるのだろうけれど、
金曜日のせいか、いつもと少し動きが違うようで、
チケットの当日券も充分あるそうです。(笑...とほほ)
本当にたくさんの人たちに、
生でこのサウンドを聴いていただきたいと思います。

もちろん、懐かしいEPOナンバーもメニューの中に入っているので、
いろんなEPOをお楽しみいただけると思います。

今日は、BBSHの先生のセッションを受けました。
アメリカ人の担任の先生に書いてもらった、
私の、評価表に書かれてある文章を、
翻訳してもらっている間に、
またしくしく...泣いてしまった。
なんでかな。

やっと生還した喜びのような、そんな感じかな。
私は、本当の心の『ふるさと』に帰ってこられたのかもしれない。

「どんなに母親から否定されても、
真実の自分と、真実の感情を表現することに感じてきた罪悪感を、
あなたが、手放したことを、あなたのCaseから、確認しました。」

帰国以来、日常生活の中で、そういえば既に自分がいろんな面で、
解き放たれていることを実感している。

ありのままに、「悲しい」を、表現することには、
いい、悪いは、無いのだ。

「悲しい」と感じている。
ただ、そこに、「悲しい」があるだけ。
それは、いけないことなんかじゃない。

そんなふうに、思えるようになってきた。

明日のライブは、本当に楽しみだ。
嵯峨さんにも、久しぶりに会える。

ライブが終わったら、その充実感をしっかりと感じ、
メンバーとたくさんおしゃべりし、
おいしいものを食べながら、音楽している時と同じように、
楽しく、一日を味わいたい。

よく、打ち上げで、あそこが、こうだ、ああだと、
主観的でしかも、聴きたくない感想を述べる、
関係者の人たちがいる。

大切に作り上げた創造物のエネルギーが、舞台で拡張し、
感動を持って終わり、学びをもって収縮する過程までが、
音楽だということを、こういう人たちは全く知らない。
楽しい打ち上げをして、ホテルに戻り、気持ちよく眠りにつくまでが、
音楽なのに。

彼らは、創作過程途中で、音楽家から音楽をよく奪う。
このプロセスは、歌い手や演奏者達にとって、一番、甘露な時間であり、かつ、
統合された時間でなければならない。
それくらい、デリケートな時間であることに、
こういう人たちは、気がついていない。

こういう人が打ち上げに参加する時、
私の、一日は、帳消しになる。
その人に、自分が、いかに物事を知っているかを、ものの見方が厳しいかを、
アピールする場に打ち上げの場が使われるとき、
とても残念な気持ちになるのだ。

私は、その人の気持ちにちゃんと答えてあげないといけないと思っている。
EPOは、これを聴いたらどう反応するかな?
って、きっと期待している。

私は、これからは、子供みたいに泣こうと思う。
わんわんと。本人の前で、大声で。
そんなことされたら、悲しいと。

積み木の城がまだ完成していないのに、
途中で、形や色をジャッジしようとする大人に、
わたしはもしかしたら、噛み付くかもしれない。
「こんなところで、認められようとするな!」と。

皆、知らないだけ。
歌手も、演奏家も、どのようにものを作り、
生きているかを。

でもこれは、音楽家だけではなく、
人間同士のマナーとして大切なことだろ?
ちがうかな?

だから、わからない人には、
教えてあげないといけないと思う。













2009年10月28日

●怒りの底にあるもの

東京の仕事場で大泣きした。
最初に怒りが湧いてきて、
その後で深い悲しみが押し寄せた。

大声で泣いた。
泣き止んだと思ったら、また怒りにもどり、
そしてまた悲しみにもどり、また怒りが湧いてきた。

そんな感情を何度も行ったり来たりした。
泣きすぎて、鼻声になり、
声は結局もとにもどらなかった。

自分の体に起こった感情のライフ・パルスを意識し、
受け止め、自分に許した。
相手を許せないと感じることを、自分に許した。
そしたら、少し、現場で起こったことと、
自分の感情を分けて受け止められるようになり、
落ち着いた。

むしろ今まで、このネガティブな感情を、いい人マスクで覆い、
大人のふりをし、
人を騙してきたことの方が、
罪である。

それは、自分を騙すことと同じだ。
だから苦しかったんだってわかった。

泣きじゃくる私の目の前で、スタッフが、じ〜っと静かに私が落ち着くのを待ってくれた。
構成作家の彼のもうひとつの仕事はお坊さん。さすが冷静。

我慢する自分、いい人でいる自分、
私は家庭環境が過酷だったおかげで、
誰よりもその部分が発達してしまった。
怒りの底にあるものは、
悲しみだったんだな。

「そんなことされると、悲しいよ」本当に言いたいことはこれなんだよ。
そして、同時に、それをうまく表現できないことも悲しいの。
その悲しみを、我慢させられることの方が多かったために、
これって、悲しみなのかどうかさえ、わかんなくなっちゃってる。
悲しみを悲しみと、感じられず、
それをどう表現したらいいか、もやもやして、もっとわかんなくなっちゃって、
そのいらいらが、怒りになってて、
悲しい感情の周りに、いろんなものくっつけて、
武装して、私は、怒ってるんだって、
なんか今日、わかった。

そう、そんなことされると悲しいんだよ!
私は。(ごめんね。何があったか、全部を説明できなくて)

人間らしく、何かに抵抗する自分、違うと思うことを違うと言える自分、
自分のニーズを相手にはっきり要求する自分、
私は、その自分が、まだまだ未発達であることを痛感する。


今日の私はすがすがしい。
自分が自分であるような気がする。

家に帰って、うさちゃんによしよししてもらった。
私は、いつものように、小さなこどもになった。

夜、高校の時の仲良しの友達の声を聞き、
暖かい気持ちになった。
もうねみい。ねる。














2009年10月26日

●ウーピン!これぞ本物!

都城でのライブを終えて、翌日西都原市(さいとばる)に移動。
市民イベントにシークレットで出演することになりました。
私は、ここで、びっくりする体験をしました。
ステージではすでに、地元ゴスペルチームのリハーサルが始まっておりました。
メインで聞こえてくる素晴らしい歌声は、ウーピンという名前のゴスペル歌手でした。
声のハリ、伸びやかさ、神聖さ、完璧さ。

あら?聞き覚えのある声?
なんとそれは、嘗て、ポニーキャニンのテント・レーベルからデビューした、
ヴォーカリストの上田浩恵さん、その人だったのです!!

実は、宮崎に私が来ることを知って、地元在住の浩恵ちゃんが、
連絡をくれて、翌日の西都原市で行われるイベントに誘われたの。
彼女は今、ふるさとの宮崎に移住し、そこで宮崎ゴスペル・クワイヤーを主催。
現在、自らもゴスペルやJAZZのヴォーカリスト(最近、シアトルでライブをしたばかり。黒人のお客さんがナプキンを片手に、彼女の歌に感動して泣いたとの情報です)
としても活躍中の人です。

浩恵ちゃんとは、彼女のデビュー2作目の曲を提供していたことがきっかけで、
仲良くなりました。
純粋で、自分の違和感に常に正直に生きる姿に共感が持てました。
一緒にいると、とても気持ちのいい人です。

AQUA NOMEの初期のライブでは、Voiceのバッキングもお願いしていました。
とにかく、私は、びっくりした。
感動した。
私はあえて、腑に落ちたと表現したのは、
「あ〜彼女は、もともとこの世界に生きていた人なんだな。」
と、思ったから。

彼女の歌う姿は本当に美しく、かっこいいのです。強いのに優しい。太いのにたおやか。
うっわ〜浩恵ちゃん、歌がうまくなったな〜とか、そういう次元を既に越えており、
なんだか歌声を聞いていると、
自分の体の中のゴミが、まるで、ダイソンの掃除機みたいなもので、
(ダイソン、すごいっすよ。最近我が家で大活躍です)
すっきりと、吸い込まれて浄化されていくような感じです。

POPSの楽曲の中にある、恋愛のすったもんだを歌うことより、
「神と自分」「神と世界」そういう神聖な世界の中にいることを、
この人はずっと望んでいたんだなと思った。

ゴズペルとはどういうものなのか、お客様に
語る彼女の言葉は、彼女の本当の場所から聞こえてくるから、
気持ちよい。
それに、メンバーの方々が何よりも自由に生き生きとしており、
歌うことを楽しんでいる姿をみて、「私もこのチームなら参加してみたい!」
って、思った!

私のサプライズ場面で、笹子さんが、「彼らとなら聖き彼の人のVOICE即興でできると思うよ!」と、提案され、
やってみましたよ!
何十人もの、素晴らしい歌声に、背中がゾゾっと鳥肌ものでした。

とにかく、たくさんの人たちに聞かせたい!
ウーピンの歌声。
これこそ本物です。















●宮崎都城市プライベート・ライブ満員御礼

毎回ながら暖かい応援に支えられ、
都城にてプライベートライブがありました。
満員御礼。
後半、チケットの売れ行きは速度を増して、
何人もの方をお断りしなければならなかったことが、
うれしい悲鳴だったそうです。

車いすの方々にも音楽を体験していただけるよう、
気を配っていただき、
本当にありがとうございました。

実行委員会の皆さんそれぞれに、今起こっている様々なドラマ。
たとえば、私たちくらいの年齢になってくると、
介護の話は、どこに行っても、あたりまえのように出てくるようになりました。

彼女達にも同じような体験が実際に起こっていることを知りました。
そんな中、時間を作って素晴らしいライブを実現させてくれたことに、
心から感謝の気持ちでいっぱいです。

打ち上げの候補に上げられたお店では、
食べるメニューまで、吟味。
なんどもその店に通い、
「今日は、ここから、あっちまで頼んで食べてみよう!」
みたいなことまでして、
オーダーするメニューも決めていただなんて!?

きっと...太らせてしまったりしなかったかしらん?
うう...本当にありがとう。(宮崎牛...おいしかった!)

車での移動中...彼女達の携帯に、
チケットを買ってくださった皆さんから、
感動のメールが次々に送られてきたことを知らされ、
こちらが感動してしまいました。
みなさん、本当にありがとうございました。

「準備にすごく時間をかけるんだけど、
終わっちゃうと一瞬なんですよ〜。さみし..」と、

日本で最初のEPOファンクラブ立ち上げの中心人物、
直美ちゃんがポツンと話してくれました。

そうだよね。
ライブは、一瞬だものね。
それに、一番見たい人が主催すると、その人たちが、一番ライブを見られない。
うう〜切ない。
教実行委員会の皆さんにとって、
今回のタイトルどうりせめて『幸せな時間』になってもらえていたら、
うれしいです。

ゆっくり休んでくださいね。

来週は札幌!!コンカリーニショにて『AQUA NOME』公演です。





2009年10月19日

●AppleStoreでのイベント終了

皆さん、どうでしたか?
楽しかった!?

あっと言う間に時間が経過してしまいましたね。
エンジニアの秋元カヲルさん、
何もないところに、葉山の自宅から、
自分の機材を運んでくださり、
本当にご苦労様でした。
(11/29日 恵比寿で秋元さんのソロ・ライブにゲストで出ます。秋元カヲルさんの作品を、歌いますよ〜。)

17日、『AQUA NOME』の中のあの重厚なVoiceダビングの様子を、
実際に他の音源素材の上に、私が歌っていくことで、
皆さんに生で体験していただくという、
公開レコーディング・イベント。

いったん感覚の扉を開くと、
私、もう大変。

私の頭の中には、
次から次にフレーズがやってくる。
まるで、自動書記みたい。

いつも思うのだけれど、
これってある種の霊感。BBSHでいうところのHSP。
せっかくだったら、カウンセリングやHealingにもっと生かせたらいいのにな。
徐々に使い始めてはいるけど、やってきた人の情報を音楽ほどには、
まだ、信じられないでいる。

本来、歌入れの時は、
スタジオに、見学者は絶対に入れないの。
とてもデリケートな作業だから..。

そんな作業を、
そのまま生で、皆さんに体験していただくって、
実は、かなり大胆な企画じゃない?

でもね、この日は、なんの不安もなかったの。
ヘッド・フォンがあったおかげで、
自分の世界に入れたからかな。
皆さんを感じていても、何も気にならなかった。

『料理の鉄人』という番組があったけど..
そこに出てくるシエフの人たち、
きっと同じ気持ちなんじゃないかしら?
時間以内に料理を感性させる...
もしかしたら、近い、心境かもね。


今日から、宮崎のプロモーション。
地元の知り合いの方や、プライベートライブの主催の方々のおかげで、
かなり番組がブッキングされている。
ありがたいことです。

都城『霧の蔵ホール』でのプライベート・ライブは、
おかげさまで完売したそうです。

ありがとうございました。









2009年10月14日

●ネガティビティの構造

マイアミから戻りました。

深く静かな時間の中で、内省と、変容の一週間でした。

この学校で体験する、個人の大きな山場ともいえるプロセス。

Caseを、私は、Class1で終え、次の心の傷と向き合う準備が、

ようやく始まったように思います。

え?EPOさん、またあ?まだあるの?って思うでしょう?

うふっ。一生終わらないと思います。


今、私は、家族による痛みの体験をひとつひとつポケットから出し、

テーブルの上に並べています。

ないことにしてきた恐怖や、感じないようにしてきた怒り、不安、

本当の自分から分離されていた、ひとつひとつの痛み。

そのひとつひとつをもう一度自分の真実として感じなおすことで、

統合し、そして手放してきた感情。

「そういうことがあった」という事実は消すことができませんが、

ゆくゆく、そこに消耗させる感情エネルギーを少なくできればいいなと思います。

今、私は、その過去の体験によって作られた、思い込みの癖や、ディフェンス、

自分のネガティビテイーの、構造を心理学的に検証する段階に来たように思います。

いい人をやろうとすることも、これ、デフェンスなんだよなあ...。

その結果、ある人から、ビシャっとビンタをくらったような気分になった。

相手は決して望んでないんだよなあ。私と仲良くなることなんか。

あ~あ、いい人やって損した。

何度、私、これ繰り返してるんだろう...。


そんな、もやもやした思いを抱いて日本にもどってきました。笑。

今週は、少しお休みしてから、週末に仕事復帰です。


●VOICE公開多重レコーディング

・Apple Store Ginza スペシャルイベント
 「EPO Voice Recording Performance」のお知らせ

2009年10月17日(土) 19:00〜20:00
東京・銀座 アップルストア銀座店 イベントシアター
入場無料・先着順の入場で自由席となります。

あわせて、10月14日(水)からiTunes Storeで「AQUA NOME」が発売予定です。ご期待ください。

フロントページでもう見ていただけたかと思いますが、

ちょっとおもしろい試みを銀座のアップルストアで行います。

レコーディングってどんなふうにやるのかな?

普段見られないような私のVoiceの多重録音を60分の間、

公開録音しちゃおう!という内容です。


エンジニアは、AQUA NOMEでもおなじみの、秋元カヲルさん。

彼は、スタジオ・eponicaの機材コーディネーターでもあります。

是非、この貴重な体験をお見逃し無く!



2009年10月12日

●エメラルド・グリーンの海へ

午後、授業が終わって、South Beachへまっしぐら。
海水はオーラを浄化してくれる。
そう聞けば納得できるくらい本当に海の水は気持ちがいい。
カマスのような魚、沖縄ではダツと呼ぶ?
下あごが長〜くサンマくらい細長いお魚が、
水面で泳いでいた。
時折ペリカンも飛んできて、
海水浴をしている私たちのすぐ目の前を旋回。
軍艦鳥か?そのような鳥も、
水面に突進してお魚を食べる様が、
こんなに近くに見えるなんて!?
4年生になって、少し、余裕が出てきたのかな。
3年生までは、ほとんどホテルに缶詰状態だったのに、
無理をしてでも太陽に当たりたいと思えるくらいの余裕が出てきた。
Miamiは、こんなに都会なのに、こんなに美しいBeachがあって、
素晴らしい。

近くのスーパー・マーケットで、
エキナシアとギールデン・シール・ルートという、
風邪対策に強い見方のサプリをゲットした。

そうそう、今日学校で言われたんだけど、咳をするときには、
口に手を添えるのではなく、
上腕を口元に添えて咳、くしゃみをするようにしてください。
と、言われた。
手のひら感染...防ぐためです。

ビタミン C他、免疫力を強化する食べ物をたくさんとって、
風邪対策、必要な時期になりましたね。


2009年10月10日

●コア・エッセンス

昨日、自分のCase発表がありました。

3年生の時に、先輩たちのCase発表を見せてもらって、
かなり感動したことを覚えています。

セッションで感じた問題は、必ず、Healerの個人的体験の痛みや誤った思い込みにつながっていく。

実際はクライアントに、Healingを施術しているんだけど、
クライアントを通じて、実はその時間、Healerである私自身が、
自分自身が知っている痛みに触れているのだという、
ことを、痛感した自分のCaseでした。

私は、自分のコア・エッセンスを、子供の頃から、
ずっと否定され続けてきました。

しかし、家の外では違った。
運動や、音楽、絵を書くことや、動物と触れること。
勉強は、できなかったけど、それ以外はバッチリだった。

私は、そこにこそ、自分は生きているんだってずっと思ってきたの。
だから、家を出るのも早かったし、
自立、自活するのも早かった。
ありのままの自分のコア・エッセンスを守るために家族に払った物理的、
精神的な対価も、たくさんあった。

昨日、クラスメートに言われたの。
「栄子ちゃんは、身近な家族の中で、嘘にまみれて生きてきたから、
人の嘘にも、敏感だし、コアとつながっていない人のことも、
わかっちゃうってこと、知っておいた方が、ちょっと楽になるかもよ。」

さすが...4年も腹を割ってつきあってくれてる人には、お見通し。
そうかもしれないな...。

彼女が言うように、私自身が、自分のコアとつながっていなかったり、
コアとつながっていないまま、歌ったり、Healingすると、
何故か後味が悪かったり、ステージにいても孤独な気持ちになることがあった。

私...わかったんだ。
何がしたいかって。

eponica45号で対談した友人が、私にそのことを言ってくれた人なんだけど、
私もね、人のコア・エッセンスにたくさん触れる仕事がしたい。

自分のエッセンスに気づいていない人がいたら、
自分の音楽や、カウンセリングや、Healingが、
その人が、人生の目的や喜びにたどりつくまでの水路の役割になるような、
そんなHealing Styleを、作っていきたい。

それが、大好きな音楽を通じて起きるなら、
なんて素晴らしいことだろう。

歌うことが好きなのに、恥ずかしくて、できなかった人がいたら、
その人のコアと一緒に歌いたいな。
下手でもいい、絵を書くことや、色に触れていたい人がいたら、
一緒に絵を書こう。

それこそが、私の人生の意図なのかもしれないな。

9月から既に私のMUSIC&DRAMAのプログラムは、
新しくなっており、
ヒプノセラピー、Healing、Art&Musicを、取り入れた、
楽しいメニューになっています。

特に人生に問題はないのだけれど...という、一般の人たちも、
大歓迎!
実際に、少しずつ、
歌なら歌いたい!絵なら書きたい、そんな人たちもいらっしゃるようになりました。

宮川先生のセッションでは、ゆくゆく、演劇療法を体験できるかも。
(私は、これ、個人的に楽しみなんです。)


MUSIC&DRAMAますます楽しい場所になっていきますよ〜。


















2009年10月 9日

●Healerとなる人が、自分の真実とつながるとき

『その人が、その人の真実とちゃんとつながることを、応援すること。
そのためには、自分自身が、常に真実の自分の中に正直に存在すること。』
Healingの概念について、BBSHでは、そのように教わる。

相手をどうこうしてあげる、という、意思の世界の話ではない。
そのことを、この3年間ずっと学んできたように思う。

Healerがそのような状態を保つことができるようになるには、
何年もかけて、自分の本当の気持ちや、
未解決の問題に、丁寧に取り組むことが不可欠。

ふとね、
『AQUA NOME』のメンバーのことを思い出したの。
皆、自分自身とつながって音楽してるじゃない〜。
私が一緒に音楽作っている人たちは、
いかに、自分らしい音楽表現ができるかを楽しんで生きている。
私も含め、だ〜れも、「人をいい気持ちにさせよう」なんて、
実は思っていなくて、
いかに、自分が音楽を作っていて幸せだという結果を形にするかを、
楽しんでる。
たぶん、そのことしか考えていないかも。
まさに、全員が、個々のコア・エッセンスの中で生きている。
『AQUA NOME』はそんな人たちの集合体なんだって、思うの。

音楽は、本当にわかりやすい。
音楽家が真実のその人のまま、歌ったり、演奏したりすると、
聴く人たちにHealingが起こる。
テクニックやキャリアではない。
だって、私は、アマチュアの人の歌を聞いても、
クライアントがセッション中に美しいLifeSongを私に聞かせてくれるときにも、
感動して泣くことがあるんだもの。

話は、ちょっと変わるけど、
4年生では『HARA』というものを大切に学ぶ。
『HARA』とは、日本人にとって、とてもなじみのある、「腹」のこと。
ここには、その人の意図が入っている。
「腹をくくる」「腹を割って話す」「腹黒い」
などなど、日本語には、「腹」を使った言葉がたくさんあるところをみると、
私たち日本人は、本当に「腹」の文化なんだなって思う。

「腹」がバランスよく整っていると、体にエネルギーを健康的に供給できる。
4年生では、クライアントの『HARA』を整えるトレーニングをするんだけど、
これまた、相手をどうこうするということではなく、
自身の『 HARA』を整えることが、自動的に相手の『HARA』を整えることだと、
教わるの。

まさに、Healerとなる人が、自分の真実とつながるとき、
相手にHealingが起こるのだ。

と、頭ではわかるんだけどな〜これが難しい。
授業の最後に、先生からミーティングに呼び出された。

「Eikoさんは、Will(意思)が強すぎる〜。それは、なんのデイフェンスかな?
ちゃんとやらないといけないって思ってる?先生が見てるから、間違えないようにしなきゃって、考えてなかった?そんな時、あなたは、後半になると、オーラレベルにいて、HARAレベルにいなくなってるの。」

確かに!!先生ったら、お見通し。
私は、相手の『HARA』をせっせと整えようとしていたかも。
汗だらだらでね。

ということで、みごと、試験に落ちました。笑!
滞在中にもう一回チャレンジです。






















2009年10月 6日

●Year4が始まった

今、マイアミのホテルに着いたところ。
うさちゃんが、足下が楽なようにと、
非常口前の席をとってくれたので、
体も動かすことができて、長旅がとても楽でした。

今日も、トランジットの間、
ラウンジで日本人の同級生といろいろおしゃべり。
つくづく皆と話をしていて思ったんだけど、
本当に、よくここまでやってこれて、
私たちは偉い!と。

勉強はますます難しくなるし、
要求されるスキルも高度になっていく。
精神力も体力も試される。
自分自身を深くみていくというプロセスについては、
それまでは、誰かのせいにして自分で責任とってこなかったことや、
なんとなく見ないようにしていた心の闇も、
今や、見ないようになどと、避けることはできない。

それやっちゃうと、先に進めないというカリキュラムになっている。
4年生になったら、もうごまかしがきかない。

同級生も、今は、半分くらいになっちゃった。
そうだよなあ...その気持ちはわかる。
だって、本当に大変だもの。

宿題とCASE、プロジエクトの原稿を書きながら、
吐きそうになった。

提出期限前に、やっと先生に郵便で送ったと思ったら、
原稿に不備があったり、
先生の住所を間違えたりと、
コンサートツアー中に、音楽に集中している時、
それがわかって、私、かなり落ち込んだ。
自分の詰めの甘さも露呈している今日この頃。

失敗を恐れる、リジット70パーセントの私は、
まるで、自ら、失敗の経験をたくさんするように、
望んでそんな状況を作り出してさえいるように思うのです。

「そんなの失敗じゃないよ。大きな問題じゃないよ。
失敗しても、あなたはここにいる資格を持っている人ですよ。
何故なら、あなたは、ちゃんと自分に責任をとったじゃない。それでOK」

もうひとりの私が、そんな風に、いまも私を励ましてくれている。

今日は、朝7:45分から、レジストレーション。
新しい学年の新しいクラスの始まり。






2009年10月 4日

●京都名月観賞のユベ 野外音楽祭


比叡山の上に、満月!

なんと贅沢なロケーションでしよう。

昔から、お世話になっているFMの方々のサポートで、実現したこのLIVE。


京都府立植物園の野外ステージで、笹子さんと久しぶりのデュオでした。


緑の息吹が、私の全てのフィールドを優しくしてくれました。

そう緑色は、バランスのとれた、癒しの色!


当日駆けつけてくださった、お客様。

なんと、8000人の老若男女!素晴らしいお客様に応援されて、本当に気持ちよく歌わせていただきました。

その方々に、AQUA NOMEから、「たったひとつの」を、聴いていただけたことがうれhしくて、

涙が出ました。


今日のメニューのようなLIVE、歌っている私も、すごく懐かしかった。

高齢者の方々がたくさんいらっしゃるLIVEや、地方のイベントで、EPOのことを全く知らない方々と仲良くなるために、どうしたらよいか・・・

その方法は、過去20年の活動の中で積み上げた技術かもしれないな。


月にちなんだ作品をいろいろ歌いました。

いかに日本の童謡に優れた作品が多かったのか、改めて感じた一日でした。

作品は、誠意を込めてきちんと作らないとなと、改めて思った次第です。

何故なら、同じように、次世代の人たちへ、

音楽を受け継ぐために...です。


CDもDVDも、閉園時間に合わせて持ってきていたので、少なめ...あっと言う間に完売!ありがたいことです。

本日、購入できなかったかたも、地元CDショップもしくは、アマゾンで是非ご注文してくださいね〜。


次のLIVEは、宮崎、霧の蔵ホールです。

こちらもだんだん盛り上がってきましたよ〜。

私はプロモーションで、19日から宮崎に入ります!



2009年10月 2日

●10/3(土)名月観賞の夕べ

今日の葉山は一日雨...

湿気のせいかな..今日は一日、暑かった〜〜(って私だけかしら?)

何度、着替えたことでしよう...。


秋になり、薄い掛け布団を出したのですが、やはり耐えられない...暑くてダメ。

またもやタオルケット一枚に、もどしてしまいました。

窓を開けて山から聞こえてくる鈴虫の声を聴きながら眠るのは、最高です。


最近、山に住んでいる、カラスの会話がおもしろい。

今、私が耳で聞き分けられるのは、4羽の声。

ず〜っと聴いてると、声色や、鳴き方に、パターンがあることを発見。

それぞれに、お話ししているみたいで、おもしろいの。

会話を乱すように、少し、高いトーンで割り込んでくる鳴き方が、あると、

もともと鳴いていたカラスが、なんだか訴えかけるように、語尾の高さを変化させ、

何か、問いかけているような声色になるの。

どんな会話をしてるんだろうな〜。

うちの、ふいちゃんも、おもちゃんも、何かを要求する時、

語尾の音を工夫させて、鳴き方を変えてる。

ほんとうに、おもしろいな。

声色で、なんとなく人間が話していそうなことなんかを想像しながら、

Bedの中で、朝方彼らの会話を聴くのが、好きです。

いつか、うちに来ないかな。カラスの子。

きっと友達になれそうな気がする。


明日は晴れるといいなああ...HPに情報がのっていないのですが、

京都にある植物園で、笹子さんとデュオがあります。

会場では、『AQUA NOME』も販売しています。

植物園ということで、閉園が早いため、

CDご購入希望の方は、早めに売り場にいらしてくださいね〜。

今回の出演は、2組とかで、私たちの

LIVEの時間は、あまり長くありませんが、老若男女楽しめる内容になりそうです。



10/3(土)名月観賞の夕べ

野外音楽祭 MOONLIGHT & ACOUSTIC NIGHT

会場 京都府立植物園 大芝生地特設ステージ

   (京都市左京区下鴨半木町)

開園18:00 開演 18:30

出演 EPO(Vo) 笹子重治(G)

入園無料

アクセス 地下鉄「北山」駅下車 出口3番すぐ

     地下鉄「北大路」駅下車 出口2番を東へ徒歩約10分

     京阪 「出町柳」駅から市バス1系統

     京都バス「静原」「市原」行き「植物園前」バス停下車徒歩5分

お問い合わせ 京都府立植物園 TEL. 075-701-0141

ホームページ http://www.pref.kyoto.jp/plant/


2009年10月 1日

●「EPOプライベ-トライブIN都城 Vol.6」

EPOファンクラブ発祥の地~宮崎


私がデビューして最初にファンクラブができたのが、宮崎県!

その宮崎・都城市にて今年もプライベートライブがあります。

AQUA NOMEの中の作品をはじめ、

宮崎初のMUSIC&DRAMA『うたいかたり』のシーンも体験していただく、

とても充実した内容になります。

NEW ALBUMAQUA NOME』、

ドキュメンタリーLIVE DVD『わたしについて』も、

ご希望の方にはサイン入りで、販売いたします。

たくさんの方々の御来場をお待ちしています。

下記、詳細です。

チケットお問い合わせは、090-8353-9694(金田さん)

「EPOプライベ-トライブIN都城 Vol.6」 

    -- 幸せな時間 -- 

10/24(土曜日)

会場:宮崎県都城市 「霧の蔵ホ−ル」 

   (霧島ファクトリ−ガ−デン内)

出演:EPO(Vo)、笹子重治(Gt)、宮川雅彦(語り)

時間:開場18:00 開演:18:30 

料金:前売券4000円 当日券4500円 ♪全席自由♪ 

お問い合わせ: EPOプライベ−トライブ実行委員会(金田) 090-8353-9694