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2010年1月20日

●毎日がギフト!

BBSHの友人のお誘いで、
数日前に、ランドマーク・エジュケーションというアメリカの近代真理・テクノロジーの新年会に参加してきました。
私たちはこの会に昨年も参加していて、たまたま出てきたノートをめくって、
当時、2008年を私が、どのように完了させて2009年に望んでいたかを、
振り返って読んでみました。
そしたら、達成したいことのいくつかは、実現しており、いくつかは、
今年に、持ち越しの案件も有り。

そういえば、持ち越された案件に関しては、具体的にどのような分析がないために、
達成できなかったのか...一目瞭然。

今回は、2020年を目標に、プランを立ててみました。
え?その頃?60歳だよ〜〜?

ちょうど、論文の1st Draftも完成。
今日、アメリカにいる先生たちに、送ったところでした。
そのことが、不思議と、未来の私のマニュフェストとシンクロ。
うん。
うまくいくかもしれないな。

私は、どのような人になっているのかな。
ちょっと想像していました。

*気前よく、人に貢献できる人
*どんな状況でも幸せをクリエイトできる人
*頭で描いたビジョンを行動しにし、実現している人

今年から、具体的に地球に貢献できる音楽活動が私の目標。
15年前に出会ったユーロックのネイティヴ・アメリカンの人たちが、
「僕たちが存在していることこそ、地球環境に貢献していることだから、
僕らにはエコロジーという言葉がないんだよ」
そう私に話してくれたの。

その言葉が、ずっと私の心に残っているのです。

『風と海と空と』
沖縄の人たちに感謝の気持ちを込めて作った作品。
リリース当時は、制作に必死で、
意識がそこまでいかなかったのですが、
今年、この作品を、沖縄の海や、珊瑚の苗を育て植えている人たちの、
『珊瑚基金』に、なんらか貢献できる方法はないかと、
思案中です。

今日は、2時間、葉山から逗子海岸にかけて、
長い散歩をしました。

海が、とてもきれいでした。
浜で、地だこと、シラスをゲット。
桜貝をたくさん拾いました。

あ〜幸せ。毎日がギフト。
ほんとに...そうだわ。










2010年1月15日

●自分を、もてなさす大切さ

「自分がだれかの面倒をみたり、世話をしたりするのと同じくらい、
あなたが、自分を大切にしたり、
誰かからサポートされたりすることに関して、どのように感じているかを、
3ページ書きなさい。」
って、BBSHのCase Follow upで書いて出さないといけなかったの。

そう、私は、あまり、自分を大切にしていない。
前よりも、だいぶ、上手になってきたけど。
「お前は、気質の人間ではない。」(ひどいよね、この言い方って。普通使うかね。家族に)
いつか、母や兄から言われた言葉が、常に頭の中に響いて、
頑張っても、頑張っても、認めてもらえないことを知ってて、
「充分ではない自分」を味わうために、(親しみがあるので、やるんだね。嫌なのに)
自分を酷使してしまうの。
「混沌とした自分の気持ちの中に、秩序だったものを作って安心するため」
理由は、これ。

でも、今は、そういう家族の心ない声の届かない場所で、
とても安全に幸せに、暮らしているというのに、
なかなか、その心の声が消えないでいる。
困ったものです。

これでも、ずいぶん、上手になったのよ。
自分を大切にすること。
だって、9時間とか、長い時間眠るようになったりしてる。
頭痛もしなくなったし。

数年前、
耳鼻科の先生に、
「声を使う人は、少しでも違和感があったら、体が元気でも、
声を、絶対に使ったらダメ。」
そう言われてから、番組の中での弾き語りコーナーの時も、
喉が痛いときは、歌うのを、お休みさせてもらえるように、
言えるようになったし。

歌は感情表現だから、体調や、喉の痛みがストレスになると、
確かに、作品に、ものすごく影響が出る。

でも、それって、別の意味で、ピアニストも、ギタリストも、楽器を持つ人も、役者さんも、全部一緒だと思う。

だから、仮病と思われようが、「それっぽっちのことで、休むの?」
と、言われようが、最近は、とにかく早く治すことを優先させているの。

自分の大切な、体。
不調な時は特に、自分の体の声を丁寧に聞いてあげないと。
一生使うんだから。

そんなおり、大晦日から元旦、ちょっと忙しくしてて、風邪気味。
2日からは、論文の構成にどっぷり入ってたから、疲れてたのかな。

3日に、お料理中、指をざっくり切っちゃった。
かなり深く...。
血が止まらなくなって、自分でHealingしたの。
(Healingやっぱり、効いた。止血も、痛みが無くなるのも、早かった!)

あと、30分でお客様が見えるというのに...。
すごいショック!!
これから、おもてなしだというのに〜〜。泣。
おかげで、デザードまで、作ることができなかったの。
外国の方だったらから、お食事の後のデザート、
きっと楽しみにしてたろうなあ。すごい悪いことしたな。

私は、この2週間、水仕事もできないし、楽器も弾けない、物も持てないなど、
ほんとうに不自由だった。
でもね、は!っと気がついたの。
私は、指でも切って、大事にでもならないと、
目の前にあるギフトの素晴らしさに気がつけなかったんだって。

まさしく、これって、今の私にとってギフトそのもの。
指は痛かったけれど。

寝て、起きて、うさちゃんに、ごはん作ってもらって、勉強して、宿題して、論文書いて、
寝て...。
ほとんど、この毎日。

頑張って、頑張って、今、やらなくてもいい家事なんか、
自分に強いるように、やったりして、疲れて、
今まで、どれくらい自分のことをおろそかにしてきたんだろうって。
私は、音楽家だし、歌手なのよ〜。
体を整備したり調整したりしなかったことで、
怪我したり、声でなくなったり、
ましてや作曲するときに使う、
ピアノやギター弾が弾けなくなったら、作品作りが止まっちゃうじゃない!

今まで、私、何、やってたんだろう。

怪我のおかげで、音楽作りも、宿題も、プロジエクトも、おかげではかどるはかどる。

うさちゃんは、私の代わりに、掃除、洗濯、お買い物、ごはんのしたく、あと片付け、残った時間で宿題をしている。

彼は、この2週間、毎日、毎日、家のことをやってくれたの。
彼だって、宿題に、集中したかっただろうに...。
本当に、ありがとう〜。

そのギフトを私は、心から感謝の気持ちで受け取ることができました。
そんなことを、レポートに書いて出したの。

久しぶりに2時間ほどお茶したピヨコ(国府弘子さん)とそんな話をシエアしたら、
「ぷ〜?しばらく、治っても、指に包帯まいとけ!笑!」
っと、あきれられた...。
でもね、ピアニストであるピヨコにも、同じ言葉を返したいよ〜。
同じ、もてなし好きな仲間として、言っとくが、
君は、絶対に包丁を持つんじゃない!っと。

その黄金の指で、素晴らしい音楽を奏でるために、
あなたも歌手のように、家で、気持ちよくお姫様してて欲しいって、
ファンのひとりである私は思うわけ。
お互い、本能的にお姫様じゃない私達には、
現実には、無理だろうけどね。

そんな話しをして、帰ってきたら、今度は、うさちゃんが、私と反対側の親指を、
切っちゃったの。あいてて。
なんだろね。私達。

昨日から、台所に復帰した私でした。
でもさ...やっぱり、好きだな。
台所という場所が。
やっぱり、物作る場所でしよ?しかも、食べるものを作る場所。
音楽と同じくらい、神聖な場所だと思うの。

今日から、私が、うさちゃんにお返しです。














2010年1月 3日

●新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
2010年も、どうぞよろしくお願いいたします。

新しい年に生まれ変わる時というのは、
何かとテンションが上がるもの。

あれも、やっておかないと、これも、片付けないと。
やりのこした仕事が、次から次に出てくる。

体はすごく疲れてて、何もやりたくないのに、
そうもいかない。

突然、台所の汚れや、冷蔵庫の中のごちゃごちゃが気になりはじめ、
すっくと立ち上がって汗だくで大掃除。

神様は、奇麗なお家にやってくるというし。
風水でも駆使して福の神様を招き入れて助けていただかないと。

同じように動いてくれないうさちゃんに、イラっときて、
年末恒例の大喧嘩。

「休むと言ってたのに、勝手に動き始めたのは君の方だよ!」
うん。確かに、ホントだ。ごめんなさい。

いつも、同じようなことを繰り返して、
喧嘩になってる気がしてる。

「自分さえ我慢すれば、相手と穏やかに暮らせる」と、我慢をし、
相手に仕事をリクエストできない。

ソファーでゆったり過ごしている相手に、
言えなかったの...やっぱり一緒に掃除をしようって。

でも、これ、本当は、一緒にお掃除して欲しいと思ってるわけだから、
本当の気持ちではないわけで、
積もり積もって、全く違う喧嘩の時に、この圧縮された感情がいつも、
爆発していたの。

「結局、いつも、わたしばっかり大変。あの時も、この時も。」

相手は、何故、今、その話が持ち出されるのかわからなくて、
きょとん?
だって、そんなに前のことなんか、覚えていないものね。
そんなことに謝罪のしようがないわけ。

「そんなこと思ってたんなら、その時に言えよ!」
「だって、そうすると、すぐ、怒るじゃん!」(ふふふ、皆の家庭にもよくある会話?)

たぶんね、何かの時に、相手に何かをお願いして、
雰囲気が悪くなって、お願いしたことを後悔したという体験が、
うさちゃんとの間であるんだよ。

そんなに嫌な気分になるなら、自分がやったほうがまだまし。
というふうに、お願いするのやめちゃうんだね。

で、今回は、勇気を出して、チャレンジしてみた。

お願いしたことを後悔した上に、仕事まで自分がやるハメになり、
その感情をためたせいで、
何かの時に、もっと大げんかになることを、選択するのか、

お願いして、ムッとされても、最終的に、一緒に掃除をやってもらうのか。

今回は、しばらく我慢してひとりで掃除して、
途中で我慢しきれなくなって、
後者に方法を切り替えてみた。

もしも、どっちみち、相手からイラっとされるなら、
一緒に掃除できた方がお得?

やっぱり、お互いにイラっとくる結果になったけど、最終的に大掃除、一部完了!
ありがとね、うさちゃん。

こっちの方がずっといいことに気がついた。
気持ちは、その場で、完了させたから。
夫婦喧嘩も、心の大掃除のひとつかな。

年越しから元旦は、うさちゃんの実家で過ごしました。

家族で、あーだ、こーだと、勝手なコメントを述べながら見る紅白歌合戦。
元旦は、友達や家族も集合し、なごやかに。
御年賀をお届けついでに、ご近所さんをそのままお誘いして大宴会。

よっこいしょ!という感じで、無事にお正月を迎えています。

今年は、たくさん楽器に触ろう。
歌もたくさん作りたいな。