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2010年4月29日

●なんてこった

跳び箱が跳べない。なんてこった!
飛べると思ってたのに。
私は、ずっと普通に飛べてきたのに。
飛べて当たり前とおもっていたのに。
飛べなない自分なんてありえない。
私があたりまえと思ってきたことのレベルは、
目をつぶってもできるレベルだったのかもしれないな。

他の皆、きれいに飛べてるのに、私だけ飛べない。
飛べると思ってた、自信満々の自分が、恥ずかしい...。

練習の仕方が悪いのかな?
どうせ飛べると思って、油断してたかな?
もしかして、跳び箱のてっぺんで、私、デングリ返ししてる?
その上で、踊っちゃってた?
もしくは、妄想で飛んだふり?
根本的に跳び箱というものを、跳び箱と理解できていなかったのかな?

助走を付けて、踏み台に勢い良く踏み込んで、
その勢いでなるべく遠くに手をついて、
体を前方に押し出し、その瞬間
開脚して、飛び越して着地。

何かが、人と基本的にズレているのかな。
自分?

塗り絵なのに、切り絵にしてたり、
取っちゃったってたり。
今、全てに混乱している状態。静かに、ゴミが床に沈殿するのを、待とうと思う。

「平和な家族の中に育っても、こんなにいろんな傷があるんだから、
君なんか、もっと大変なんだと思うよ。」

本当に、そうかもしれないな。
悲しくても、飛べなくても...あるがままの私。
自分、そんな歌つくったじゃん!?

がんばれ!私!
今、私の中でこんがらがってる自分自身を立て直していくことが、
自分を癒すことになるんだ。
それは、家族にも届くし、悲しい亡くなり方をしたご先祖供養になるのなら、
私はそれを選択しよう!

私は、今からが始まりなのかもしれないな。
本当は、私、3段の跳び箱は、
飛べるくらいには、成長したと思う。
あ!?3段だけだったんだって。それわかること。
すごいよ。
でも、この状態で3段も飛べたということは、
すごいことでもあるのかもしれない。
やっと目があいて、そこに跳び箱があるって、
わかる自分にまで来れたことは、奇跡なのかもしれないな。
これに気がつくことも大きな進歩

その小さい自分を抱きしめて、
ゆっくり大きくなろうねって、
言ってあげることにしよう。

痛いよ〜怖いよ〜、不安だよ〜。
叫ぶ時間はこれでおしまい。













2010年4月25日

●自分を承認すること2

先生が私と正面から向き合ってくれた。
先生にハグされ、大泣きした。
私が勝手に先生に母親を転移し、
そのせいで私は先生との間で様々な妄想や恐怖を作り出している。
なんでこうなっちゃうんだろ。
私は、また明日先生とのミーティングがあるという話を、
koikoiさんやうさちゃんと夜部屋で話していたら、
すごく驚いたことがあった。

彼らは素晴らしく、自分という存在を説明できる言葉を持っている。
まるで、私は、イワンのバカ。
「わたしなんかさ、先生に、こんなふうに自分を説明したよ。」
「あ、俺も。」
私には、その言葉も発想なかった。

「いつも、何か、問題が起こるとさ、自分が悪いんじゃないかって、責められているような、恐怖があるんじゃない?」
「そうそう!」
「この話は、いい、わるいじゃないんだと思うよ。だって、栄子ちゃんにとっては、自然なやり方なんだから。安全でない家族から自分を守るために、そうすることが、一番自然だったということお、そのこと、説明すればいいんだよ。」
「なるほど...」

すごい。この人たち。
私は、何にサレンダーして、この学校に居続ければいいのだろう。

「あのさ、これ、乗り越えたらすごいギフトが来るって考えられる?」

koikoi神社の神様の言葉に感銘を受け、
どんよりした気持ちに光がさしたような気がした。

ふう...。いっちょ頑張ってみるか。







2010年4月24日

●自分を承認すること

権威を持つ人。

先生とのコンタクトで再び葛藤している。


授業中、担任の先生から、ちょこちょこと、スキルのことで忠告を受ける。

本当に、そうだったな...と思えることには、ディフェンスなく素直に聴ける。


「栄子〜〜リラックス〜」

そう言われた瞬間、自分の体が、硬直してたことに気付き、

肩や、腕の力が抜けて、ダラリンとする。

ところが、今日こんなことがあった。

自分は出来ていると思っていた、

新しいスキルをパスできなかったことにも、かなりちょっと悲しかったのに、

「Eiko?あなたは、そのスキルをパスしてないから、今、それはやっちゃだめよ。」

知ってるよ!(憤)パスしていないこと!

そして、やってないことを、やってはダメと、わかっていることを忠告されたことに、

かなりムっとしてる...。


「はい。わかってます。指示道理やっています。」

そう伝えたら、「では、よいです。」

と、スーっと帰っていった。

お?いつもと違うぞ!自分?


いつもの私なら、権威を持っている相手がどんなに理不尽でも、

相手の態度に圧倒されて、簡単に屈し、権威に対し、ポキっと折れてた。

家族との間でもそうだった。

そして、素直な栄子ちゃんのふりをして、

本当に自分が悪かったのかもしれない...くらい、自分を低く見積もり、

瞬間的に、ごめんなさいを言ってしまう。

でも、そのあと、なんか、気持ちがよくない。

そして、本当じゃない自分を相手に差し出し、謝罪したことに、

すごく落ち込み、その後、怒りが出てくるという順番がパターンだった。

その怒りを、自分の中にためこんで、圧縮させ、次回相手が同じボタンを踏んだ時に、

どか〜〜〜〜ン!と、爆発するの。

この怒り...

最初は、相手に対して怒っているのかと思っていたんだけど、

実は、相手に対しての怒り以前に、簡単に自分の否を認めてしまった自分に怒っているのだ。

自分を見捨てたことにね。


この構図...家族との関係の中で、本当によくあった。

屈した方が楽だと思ってたけど、全然、違う。


ヒーリング中に先生が近寄ってくるだけで、

何か言われるんじゃないかとビビる私。(小さいの...私、とても)

それに加えて、私が先生の指示を間違えてないようにね、とわかっていることを、

忠告されたことに対して、本当の自分自身を表現できたことは、

大きな進歩だったと思った。


しかし...慣れていないんだな。私。

こういうの。

本当の自分を表現することに、すごく力が入っている。

先生は、わかってくれたんだから、

よかったのに。


遠くで、この状況を見ていたkoikoiさんとうさちゃんが、

「あの時さ、栄子ちゃん、ムカついてるオーラが出てた。」

と、後で言われて、バレてた?と、大笑いした。


この数日、学校で先生から何かと無い鼻をへし折られたと感じることが多く、

これは、なんかのお試しか?とも思ったんだけど、

私自身、自分が統合されるために、必要なプロセスだなと思えてなりませぬ。


そう。たぶん、ずっと知っていた場所なのに、

始めて踏み込む領域のように感じているだけなんだと思う。


「栄子ちゃんさ、落ち込み過ぎ!自分に対する承認があまりにできてないんだよ。うちらみたいに、

俺たちを卒業させないつもりか!?ぐらいに、なっちゃっていいんじゃない?」

う〜ん、力強いコメント!

確かに、うさちゃんもkoikoiさんも、いい感じのささぐれよう。


パスしてないのは、自分だけかと思ってたんだけど、

インストラクションを受けるために、別室に呼ばれた面々を見渡したら、

ほとんどうちのクラスだった。


皆、体が大きく、エネルギー密度が高いメンバー。

Bodyはでかく存在感があるのに、鳴りが今一な太鼓のような感じなの。


胴の中に、何かがつまってて、音を共鳴させるためのSpaceを、

自分にあまり許していなんだよね。

そのSpaceというのが、自分に対する承認ということなのかも。


日記を書いていたら、自分の気持ちが整理されてきた。

今日、プロセスの時間があるから、そのこと。

取り扱ってみようかな。

あ?不思議?今は、あまりムカついていない。





2010年4月23日

●試験に受かった!!ほっ。

皆の応援のおかげで、受かったよ!

試験勉強したところが、
ほとんど出なかった...。(泣)
4年生ともなるとテストもかなり難しい。
でもね、受かったよ!うさちゃんも、koikoiさんも、私も。
私達ね、ほんと頑張ったんだよう...ううう。

マイアミはカンカン照りの真夏です。
他のクラスメートはビーチに行きましたが、
私達はホテルで体力を温存。

一日が終わると、そのままBedへ沈み込み...。
そんな勢いで、疲れてます。

英語についていくのも、Healingも体力勝負です。
いや〜ほんと4年間よく頑張ったと思うよ。

後は、卒業できるかどうか...。
お願い神様!


2010年4月22日

●初日ですでにぐだぐだ

4年生がこんなにきついとは...。
特にClass4は、Case、Art Project、試験、セレモニーの練習、盛りだくさん。

論文は無事手渡しで提出。
自分だけがこんなに出来が悪くて、しんどい思いをしているのかと、
思ってたら、それぞれに、先生とプロセスしながら、
頑張ってたみたい。

それでも、私は、ものすごい劣等感を抱えたままチエックイン。
ああ..気が重い。

「いいものになってよかったね。何回もやり直して、ねばってよかったね。栄子さん!」

担任の先生にそう言われ、肩の荷が降りた。
が...今回の論文のやりとりの件で、
午後から担任の先生2人とミーティングを持つことになった。

この学校のすごいところは、
ひとりひとりの生徒の葛藤や、苦悩を、
絶対に見逃さないというところだと思うの。
それが、エネルギーになって見えているみたいで、
何かあると、必ず声をかけられる。
ある意味、ありがたいです。

そう!気がついた、私は学生の頃から、
権威的な人とぶつかり、そのたびに悔しいけれど、泣き寝入りして、
自分に対して怒りや悲しみをでいっぱい抱えてきたけど、
今回は違った。
ぶつかった。ちゃんと。

いい子マスクは終わり。

すごく自分は変わったなと思った。
今自分の中に起こっていたことを、
ちゃんと伝えることができた。
それは、先生たちが、「あなたの気持ちをちゃんと聴くよ」と、
完璧にリスニングできる状態にあるからなんだとも思った。

先生に、誤解されてると思ったら、そのことにも、
ちゃんとそれは違うと、主張もできた。
自分でもびっくり。
それも、そのまま受け取ってくれる。
わたしを、理解してもらえたという安堵感があった。

この学校は、
ひとりで問題をかかえることなく困った時には、
なんらかサポートを受けられるので、
人に助けを求めるのが苦手な私は、
この学校で受け入れることや受け取ることを、
本当に練習している気がする。

今、私、少しずつ...人間らしくなっていく感じがしています。
あ〜今日は、試験。
皆、応援してね。






●NYにいます。

仕事で、昨日のうちに、マイアミからNYへ移動しました。
すごい悪天候。
マイアミはトルネード直撃で飛行機が飛ばなかったそうです。

時間があったら、休めってことかな。
さっき、MOMAに行ってきました。
ティム・バートンのエコンテ展の最終日。
残念ながらチケットは売り切れ。
「おう!美術の教科書で見た絵だ!!!」
クリムトやゴーギャン、ピカソ、ルソー、マチス、名画がたくさんありました。
それにしても絵に親しむ人たちの層の厚いこと。
美術館って、こんなに混み合うものなの?
と思うほどの人気でした。

NYは、創作意欲をかき立てられるエネルギーがある。
なんか、葉山に埋もれたまま、小さい世界で
うかうかなんかしてはいられないような気持ちになってきた。

あ〜曲が作りたい。




2010年4月19日

●音楽という薬

このひと月、毎日、毎日、英文の論文との戦いでした。
先生とのやりとりで、自分が壊れるかと思った。

担任の先生から、何度も何度もフィードバックをもらい、
ねばりにねばって、やっとOKが出ました。
きっと、「Eikoはしつこい!」と思われただろうな...。
完成させるまでのプロセスを一緒に過ごしてくれたBipの先生、
そしてプロジエクト・リーダーの先生に、今は感謝しかありません。
この学校..本当に、恐ろしく、よく仕組まれている。
文章の中に、自分の弱さ、怒り、未解決な問題が露呈され、
そのこともとことんプロセスさせられるの。

私のテーマは、『Music of Energy medicine』
エンターテイメントとしてのSound Healingの臨床結果をもとに、
Healingが求められる場所で経験してきたエンターテイメントのあり方を、
私なりのHealingとして、社会に提供するというものです。

地球規模のインパクト!うん、確実にあると信じています。
私自身が音楽に癒されてきたように、
演奏家や歌い手に何が起こると、『Music of Energy medicine』を、
人々に提供できるのだろうか...
そのことを、ずっと考えてきました。
スピリチュアルな世界、もちろん大好きだけど、一方でその世界を疑ってる自分もいて、
私はいつも混乱していたの。

それでね、感覚とか、雰囲気や神秘で解決せずに、音楽ってどんな力を持っているのか、
科学的に説明できたらいいなって思ったの。

私ね、Liveで本当に曲目が決められないの。
で、何故、私は、コンサートの曲目がステージにたってみないと、決められないのか...
確実に理由がわかった。
その理由もBBSHで、解明され、そのことを理解してくれる周りの人に囲まれ、
今はとても楽になりました。
クライアントに会うまで、音楽を処方できないということです。
私は、そういうタイプなんだと思ったの。
それも大発見だった。

いよいよ明日からまたマイアミに出発です。
残すところ授業は、あと2学期。
卒業試験もあります。
しかし...論文に追われて、何も勉強できていません。
どうしよう...
飛行機の中が勝負だな。







2010年4月 4日

●Voice & Rhythm Therapy無事に終了!楽しかったよ〜

終わったら、汗、びっしょり。
パーカッショニストの渡辺亮さんを迎えてのVoice & Rhythm Therapy。
皆で、笑って、笑って、絵を書いて、演奏し、歌って、踊って、
あっと言う間の ARTな60分でした。

亮さんのナビゲーションもさすが!
初心者の人たちに、わかりやすい誘導。
楽器の構造や、叩き方、リズムの作り方などなど、
私も始めて教わることがいっぱいでした。

特に、私が好きだったのは、
パーカッションのアンサンブルの中でソロで踊る、Dance !
皆さんの中から創造される素晴らしい体の動き。
感動しました。美しかった!!

「皆、やるじゃん!」と思った。
そう!音楽は、体がなきゃ!って、やっぱり思うの。
私。

楽しそうに、自分らしく踊っている皆さんの笑顔を見ているだけで、
幸せになりました。
その人がありのままに、自分から生まれてきたエッセンスを表現している瞬間に、
それを見ているだけで、それは、その本人の喜びだけではなく、同時に、
周りの人を幸せにすることなんだって、あらためて、気がつきました。
むしろ、私達が、皆さんから元気をもらったような気がしました。

このWorkShopは5月29日(土)にも行います。
前半の枠はプライベート・セッションで完売いたしました。
後半は定員6名となります。
詳細は(株)eponicaRecord 宮川まで、お問い合わせください。

また5月に会おうね〜〜。