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2010年4月22日

●初日ですでにぐだぐだ

4年生がこんなにきついとは...。
特にClass4は、Case、Art Project、試験、セレモニーの練習、盛りだくさん。

論文は無事手渡しで提出。
自分だけがこんなに出来が悪くて、しんどい思いをしているのかと、
思ってたら、それぞれに、先生とプロセスしながら、
頑張ってたみたい。

それでも、私は、ものすごい劣等感を抱えたままチエックイン。
ああ..気が重い。

「いいものになってよかったね。何回もやり直して、ねばってよかったね。栄子さん!」

担任の先生にそう言われ、肩の荷が降りた。
が...今回の論文のやりとりの件で、
午後から担任の先生2人とミーティングを持つことになった。

この学校のすごいところは、
ひとりひとりの生徒の葛藤や、苦悩を、
絶対に見逃さないというところだと思うの。
それが、エネルギーになって見えているみたいで、
何かあると、必ず声をかけられる。
ある意味、ありがたいです。

そう!気がついた、私は学生の頃から、
権威的な人とぶつかり、そのたびに悔しいけれど、泣き寝入りして、
自分に対して怒りや悲しみをでいっぱい抱えてきたけど、
今回は違った。
ぶつかった。ちゃんと。

いい子マスクは終わり。

すごく自分は変わったなと思った。
今自分の中に起こっていたことを、
ちゃんと伝えることができた。
それは、先生たちが、「あなたの気持ちをちゃんと聴くよ」と、
完璧にリスニングできる状態にあるからなんだとも思った。

先生に、誤解されてると思ったら、そのことにも、
ちゃんとそれは違うと、主張もできた。
自分でもびっくり。
それも、そのまま受け取ってくれる。
わたしを、理解してもらえたという安堵感があった。

この学校は、
ひとりで問題をかかえることなく困った時には、
なんらかサポートを受けられるので、
人に助けを求めるのが苦手な私は、
この学校で受け入れることや受け取ることを、
本当に練習している気がする。

今、私、少しずつ...人間らしくなっていく感じがしています。
あ〜今日は、試験。
皆、応援してね。






●NYにいます。

仕事で、昨日のうちに、マイアミからNYへ移動しました。
すごい悪天候。
マイアミはトルネード直撃で飛行機が飛ばなかったそうです。

時間があったら、休めってことかな。
さっき、MOMAに行ってきました。
ティム・バートンのエコンテ展の最終日。
残念ながらチケットは売り切れ。
「おう!美術の教科書で見た絵だ!!!」
クリムトやゴーギャン、ピカソ、ルソー、マチス、名画がたくさんありました。
それにしても絵に親しむ人たちの層の厚いこと。
美術館って、こんなに混み合うものなの?
と思うほどの人気でした。

NYは、創作意欲をかき立てられるエネルギーがある。
なんか、葉山に埋もれたまま、小さい世界で
うかうかなんかしてはいられないような気持ちになってきた。

あ〜曲が作りたい。