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2010年12月 2日

●ピアノともつ鍋

鎌倉2Days、無事に終わり、皆様からいただいた感動に浸っています。

そんな昨日、フジコ・ヘミングのピアノ・コンサートに、ぴよこ(国府弘子さん)やぴよこのお姉ちゃんや、梅が丘のお友達と聴きにいきました。

フジコさんの弟さんとお知り合いという、梅が丘仲間ミッキー・カーチスさんからチケットを譲っていただき、実現。貴重なピアノ体験でした。


ものすごい存在感。紫色のオーラが背中から頭にかけてゆらゆらと見えてびっくりした。

というか、突然見えちゃったんで、私の方がびっくりしたよ。

假屋崎省吾さんが舞台に生けるたお花の色とのバランスも、彼女の紫とぴったりと合って、

とても素晴らしかった。

ピアノの音を聴いているというよりも、彼女が、ピアノという神社の社の前で、じっと祈っている音を聴いているように感じた。


その姿が、ただただ、美しく、かっこいい...(泣)

プログラムは彼女の手書き。クラッシックではアンコールに演奏されるというような、有名で難しそうな作品ばかり。


彼女の演奏は、まるで、彼女のオリジナルか、即興音楽のようにも聴こえるって、あれ、なんだろう?

もう既に、楽曲が彼女の音楽、もしくは聖典になっていて、そのなかに、彼女の生きた時間、過去も現在も全てが、込められている音だったからなのかもしれないな。

警戒心の強い動物が、ありのままにそこにいるような自然な姿...奔放さ...祈り。

拍手を貰って、どうしていいのかわからない表情の彼女のシャイな笑顔。

気がつくと、自然に涙がこぼれている。


この感動を胸に刻み付け、皆で神田に移動。

博多料理の店で、もつ鍋を食べた。

フジコさんと、もつ鍋。

何故か、不思議と違和感の無い流れでありました。