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2014年12月26日

●22.2マルチ・チャンネルで聴くAQUANOMEのVoice.

NHK 放送技術研究所にて、2015年、2月22日に、
世界初の、22.2マルチ・チャンネル音響を使って、
私の、多重録音のVoiceが、どのように立体的に聴こえるかという、
実験することになりました。

このマルチ・チャンネルが設置されたホールは、
世界でこの技術研究所にしかないのだそうです。

先日、打ち合わせで、長岡の花火、100人の演奏者によるクラッシックの演奏、ソチオリンピックの開会式のもよう、火星探査機のCGなど、
8Kの巨大映像と音楽を一緒に体感させていただきました。

まるで、自分がその場にいるような...
音楽の中心にいるような臨場感です。
音を3次元で体感したのは生まれて初めて!

たとえば、今回ご要望いただいた、
AQUANOMEのVoiceのイメージは、
既に地球から消えた、民族の祈り。
実際は、私が多重録音でかなりのトラック数をVoiceで重ねているものですが、
それが、22.2チャンネル、3Dで再生されることを、
イメージしただけで、ぞくぞくしてきます。

音響システムの先駆者、研究チームと、
新しいことに取り組む、2015年の始まり。

なんだか、とてもわくわくします。

こちらの課題は、
膨大なVoice のトラックを、
どんなふうに効果的にチャンネルに振り分けるかだな。
1月は少し、こちらに通うことになりそうです。
写真: NHK  放送技術研究所にて、22.2マルチチャンネル音響を使って、
「多重録音のVoiceが、どのように立体的に聴こえるか」
を実験することになりました。

22.2マルチチャンネルが設置されたホールは、
世界でこの技術研究所にしかないのだそうです。

先日打ち合わせで、100人の演奏者によるクラッシックの演奏を、
8Kの巨大映像とともに体感させていただきました。

まるで、自分が音楽の中心にいるような臨場感です。
音を3次元で体感したのは生まれて初めて!
たとえば、AQUANOMEのVoiceのイメージは、
既に地球から消えた、民族の祈り。

それが、3Dで私が使ったトラック分の人々の声として、
ホールで再生されることを、
イメージしただけで、ぞくぞくしてきます。

音響の研究チームと、
新しいことに取り組む、2015年の始まり。

なんだか、とてもわくわくします。
こちらの課題は、
膨大なVoice のトラックを、
どんなふうに効果的にチャンネルに振り分けるかだな。
1月は少し、こちらに通うことになりそうです。


2014年12月16日

●東北ツアー!楽しかった〜!

東北ツアー連続4本無事に終了いたしました。
山形県酒田市『港座』、山形市『フランクロイドライト』仙台白石市『カフェ・ミルトン』
青森市FM青森主催『アオモリレーション』
東北は、とっても寒かったけれど、それがまた、
とってもよかった。

今回は、選挙の集会(都会にいるとわからないけれど、ローカルな地域での決起集会というのは、個人の生活にも影響するので、皆さんの政治に関する意識が自然に高くなるのでしようね。)

ここちよいアナログの音楽が流れる『フランクロイドライト』の日は、
選挙と、サッカーの応援で、
ごぞっと町から人がいなくなるという、
突発的なハプニングと重なりましたが、
集客に最善を尽くして下さった、早坂さんの心暖まる打ち上げのおもてなし。
本当にありがとうございました。

そして東京から、かけつけてくれた、
スタイルストの清水まりさん、いろんな私を体験していただき、
本当によかった。
小屋の雰囲気、いらっしゃるお客様によって、
メニューを変えるので、毎日、全く違う内容で、
本番中何かが起きるので、
ある意味、「目が離せない」epoです。

初孫のご家族ともつないでくださり、
本当にありがとうございました。

この東北ツアー。
2014年の締めくくりでありました。

東北の人たちの暖かい応援に触れた4日間。
今回は、宮川雅彦もメンバーに加わりLeadingもプログラムに絡めながら、
宮川も、歌の世界をぐっと深いものにしてくれました。

CDにサインをしている時に、
皆さんが目をうるうるさせながら、
ライブの感想を話してくれる時、
私の胸も熱くなって、何度も、
もらい泣きしてしまいました。

今年の歌い納めは、FM青森主催のイベント『アオモリレーション』。
東北震災チャリティーライブだったというのも、
よかったなあ。

私は東北6県で3年前までFMで、
14年続いた『風の散歩路』という番組を担当していました。
土曜日のお昼の時間帯で、とても人気の或る番組でした。
ところが、15年目にさしかかろうとする頃、
震災が起こり、どたばたの中で、番組はカットアウト。
制作の鈴木君やDATEFMのスタッフもなんとか継続に向けて頑張ってくれましたが、
スポンサーとの関係で、上の人が決めたことだから乗り越えることができませんでした。
でも、せめて、最終回はやりたかったな。

永く応援してくださっていたリスナーの皆様にさようならもいえないまま、
番組は終了。

たくさんの方から、あの番組の行方を探されましたが、
HPからの情報が消え、何もなかったように、
新しい番組が始まりました。

FM青森の方々が、公開録音でそのことにも触れてくださると、
会場にいらした方々から、拍手や、かけ声が飛び交い、
私は、皆さんから本当に愛されていた番組だっただということを、
改めて確認しました。

そして、会場に集まってくださったリスナーの方々に、
ちゃんと事情を説明して、お別れを伝えられたことで、
長年の胸のつかえがおりたような気がしました。

4日間、声と体が持つかな~?風邪ひかないかな~?
と、心配していたのも嘘のよう...。
4日間ともベストなコンディションで歌えたことを、
細やかにケアしてくださった主催者の方々、
裏方をサポートしてくれたまりしゃん、
夫のうさちゃんに、心から感謝しています。
ありがとうございました。

東北ツアー連続4本無事に終了いたしました。
山形県酒田市『港座』、山形市『フランクロイドライト』仙台白石市『カフェ・ミルトン』
青森市FM青森主催『アオモリレーション』
東北は、とっても寒かったけれど、それがまた、
とってもよかった。

今回は、選挙の集会(都会にいるとわからないけれど、ローカルな地域での決起集会というのは、個人の生活にも影響するので、皆さんの政治に関する意識が自然に高くなるのでしようね。)

ここちよいアナログの音楽が流れる『フランクロイドライト』の日は、
選挙と、サッカーの応援で、
ごぞっと町から人がいなくなるという、
突発的なハプニングと重なりましたが、
集客に最善を尽くして下さった、早坂さんの心暖まる打ち上げのおもてなし。
本当にありがとうございました。

そして東京から、かけつけてくれた、
スタイルストの清水まりさん、いろんな私を体験していただき、
本当によかった。
小屋の雰囲気、いらっしゃるお客様によって、
メニューを変えるので、毎日、全く違う内容で、
本番中何かが起きるので、
ある意味、「目が離せない」epoです。

初孫のご家族ともつないでくださり、
本当にありがとうございました。

この東北ツアー。
2014年の締めくくりでありました。

東北の人たちの暖かい応援に触れた4日間。
今回は、宮川雅彦もメンバーに加わりLeadingもプログラムに絡めながら、
宮川も、歌の世界をぐっと深いものにしてくれました。

CDにサインをしている時に、
皆さんが目をうるうるさせながら、
ライブの感想を話してくれる時、
私の胸も熱くなって、何度も、
もらい泣きしてしまいました。

今年の歌い納めは、FM青森主催のイベント『アオモリレーション』。
東北震災チャリティーライブだったというのも、
よかったなあ。

私は東北6県で3年前までFMで、
14年続いた『風の散歩路』という番組を担当していました。
土曜日のお昼の時間帯で、とても人気の或る番組でした。
ところが、15年目にさしかかろうとする頃、
震災が起こり、どたばたの中で、番組はカットアウト。
制作の鈴木君やDATEFMのスタッフもなんとか継続に向けて頑張ってくれましたが、
スポンサーとの関係で、上の人が決めたことだから乗り越えることができませんでした。
でも、せめて、最終回はやりたかったな。

永く応援してくださっていたリスナーの皆様にさようならもいえないまま、
番組は終了。

たくさんの方から、あの番組の行方を探されましたが、
HPからの情報が消え、何もなかったように、
新しい番組が始まりました。

FM青森の方々が、公開録音でそのことにも触れてくださると、
会場にいらした方々から、拍手や、かけ声が飛び交い、
私は、皆さんから本当に愛されていた番組だっただということを、
改めて確認しました。

そして、会場に集まってくださったリスナーの方々に、
ちゃんと事情を説明して、お別れを伝えられたことで、
長年の胸のつかえがおりたような気がしました。

4日間、声と体が持つかな~?風邪ひかないかな~?
と、心配していたのも嘘のよう...。
4日間ともベストなコンディションで歌えたことを、
細やかにケアしてくださった主催者の方々、
裏方をサポートしてくれたまりしゃん、
夫のうさちゃんに、心から感謝しています。
ありがとうございました。

2014年12月 3日

●東日本大震災復興支援チャリティーライブ

小さな活動ですが、一歩一歩。
たくさんの方々のご協力をお願いいたします。
応募締め切り直前です。
12月14日「Aomorelation 2014」
FM青森公開録音特別番組 東日本大震災復興支援チャリティーライブ
会場:青森・青森県観光物産館アスパム 2階「青い森ホール」
時間:15:30開場、16:00開演、18:00閉演
出演:EPO、熊谷育美

入場方法:抽選で200名様をご招待(入場無料)
往復ハガキにて応募 12/5(金)消印有効
※日本郵便で販売している往復ハガキを使用してご応募下さい。 
入場整理券は返信欄にイベント詳細を印刷した返信ハガキをお戻しする形になります。 
抽選で200名をご招待します。外れた方にも返信ハガキでお知らせします。
入場整理券は1枚につき2名までのご入場となります。

>> 詳しい申込方法はこちらをご覧下さい。
http://www.afb.co.jp/aomorelation2014.html

放送日時:特別番組...12月28日(日)18:00~19:00(予定)
お問い合わせ エフエム青森 017-735-1181(受付:平日9:30~17:30) 

2014年12月 2日

●Choro Clubありがとう!

Choro Crubとの久しぶりの共演でした。
私たちもそれぞれに年齢を重ね、いろんな体験をして、
大人になりました。
この日のCholo Clubは、

まるで、上等の古酒のように、

まろやかで繊細でキレのあるサウンドでした。


Choro Club。

中南米音楽ファンの方々にとっては、

スターであります。


テクニックはもちろんですが、歌心を丁寧にくみとり、
呼吸を合わせて演奏してくれるプレーヤーのグループとしては、
日本で最高峰だと思います。

他に、このようなアンサンブルを作る人たちがいるでしようか?
若い音楽家たちが、Choro Clubの後を追いかけ、
様々なアプローチで音楽表現を始めているほどに、
注目される人々であります。


このような人々を、アーティストたちが、ほうっておくわけもなく、
彼らの人気はソロとしての活動へ、

そして、映像音楽から、女性歌手中心に広がってゆきました。

私はPopsのフィールド出身で、
それまでは、スタジオで活躍している人たちとの交流が中心だったので、
彼らと出会うことなど、
考えてみればありえないことでした。

自分が借り物の音楽をやっているような、
罪悪感に悩み続けた20代。
このままでは、音楽が嫌いになりそうでした。
母の顔色を気にしていきていた子供の頃と、なんら変わらない、

レコード会社の顔色を見て売れる音楽を作ろうと、

努力している自分が、いったい誰なのかわからないという日々が続いていました。
(『あきらめたくない』という作品は、こんな気持ちから生まれました。)

私は、そんな自分の居心地が常に悪く、自分が嫌いでした。
このままではいけない...
このままでは音楽も、人も、自分も嫌いになってしまう...。
悩んで..悩んで...私は2年間、日本を家出し、
ロンドンに移住。
自分の感覚でものを決め、判断し、生きる時間を積み重ねるうちに、
それが自信につながっていきました。
誰のためでもない、自分の体の中から、
血の中からDNAが震えて喜ぶ言葉やメロディーを、
浮かんでくるままに、素直に受け取り表現できるようになりました。

その時は既に、「これじゃ売れない」とか、
「こんなの作ったらファンががっかりするかな」とか、
そういうスーパー・エゴ(まるで親が私に言うような言葉、笑)

を完全に無視できる自分になっていました。

そして、帰国後、出会ったのがChoro Clubでした。

彼らと出会ってからはもうじき25年。
この日、あらためて感じたことがありました。
この人たちとでないと再現できない世界があると。
特に『Wica』以降の作品は。

そして、これらの楽曲は、今後、彼らと一緒にいろんな場所で、
歌い続けていかなければならないことを、確信しました。

夏のPops。
冬のAqua Nome。
このふたつは定着し、すでに東京原宿クエストホールで毎回、
完売を続けている状況に成長しました。

ChoroClubとの定期的なLiveについては、『Wica』的な世界を中心に、
日本中にホームグラウンドをみつけ、
個人主催者の企画の受け入れもしていきながら、
定期的に演奏していくことが、次の目標です。

この安全で、神聖で、創造的な人々との出会いを、
一瞬、一瞬、大切にしながら、
彼らと一緒に年をとってゆきたいと思いました。

ChoroClub!!本当にありがとうございました。

音楽仲間として、

ゲストで素敵な歌声を聴かせてくれた比屋定篤子さんにも、
心から感謝いたします。

スタイリストの清水まりさん...。
わざわざ沖縄までかけつけてくれて、
衣装の準備を手伝ってくださり、本当に助かりました。
今回は、何も、おもてなしできなくて、ごめんね。

Lequioの嘉数さん、そしてスタッフの皆さん、

お世話になりました。
素敵なお花をありがとうございました。

皆に元気に再会できて、本当にうれしかった。
そして、音楽で浄化された心は同時に拡張もしていて、
今は、意識の収縮期に入っています。
そして、ちょっぴりさみしい。

沖縄、お天気も悪いし、寒いし、
どうしたら、このスペースが埋められるか、
考え中...。
私らしく、こういう時こそ、音楽でも作ろうと思います。





Choro Crubとの久しぶりの共演でした。
私たちもそれぞれに年齢を重ね、いろんな体験をして、
大人になりました。
この日のCholo Clubは、まるで、上等の古酒のように、まろやかで繊細でキレのあるサウンドでした。

Choro Club。中南米音楽ファンの方々にとっては、スターであります。
テクニックはもちろんですが、歌心を丁寧にくみとり、
呼吸を合わせて演奏してくれるプレーヤーのグループとしては、
日本で最高峰だと思います。

他に、このようなアンサンブルを作る人たちがいるでしようか?
若い音楽家たちが、Choro Clubの後を追いかけ、
様々なアプローチで音楽表現を始めているほどに、
注目される人々であります。
このような人々を、アーティストたちが、ほうっておくわけもなく、
彼らの人気はソロとしての活動へ、そして、映像音楽から、女性歌手中心に広がってゆきました。

私はPopsのフィールド出身で、
それまでは、スタジオで活躍している人たちとの交流が中心だったので、
彼らと出会うことなど、
考えてみればありえないことでした。

自分が借り物の音楽をやっているような、
罪悪感に悩み続けた20代。
このままでは、音楽が嫌いになりそうでした。
母の顔色を気にしていきていた子供の頃と、なんら変わらない、
レコード会社の顔色を見て売れる音楽を作ろうと、努力している自分が、
いったい誰なのかわからないという日々が続いていました。
(『あきらめたくない』という作品は、こんな気持ちから生まれました。)

私は、そんな自分の居心地が常に悪く、自分が嫌いでした。
このままではいけない...
このままでは音楽も、人も、自分も嫌いになってしまう...。
悩んで..悩んで...私は2年間、日本を家出し、
ロンドンに移住。
自分の感覚でものを決め、判断し、生きる時間を積み重ねるうちに、
それが自信につながっていきました。
誰のためでもない、自分の体の中から、
血の中からDNAが震えて喜ぶ言葉やメロディーを、
浮かんでくるままに、素直に受け取り表現できるようになりました。

その時は既に、「これじゃ売れない」とか、
「こんなの作ったらファンががっかりするかな」とか、
そういうスーパー・エゴ(まるで親が私に言うような言葉、笑)を完全に無視できる自分になっていました。

そして、帰国後、出会ったのがChoro Clubでした。

彼らと出会ってからはもうじき25年。
この日、あらためて感じたことがありました。
この人たちとでないと再現できない世界があると。
特に『Wica』以降の作品は。

そして、これらの楽曲は、今後、彼らと一緒にいろんな場所で、
歌い続けていかなければならないことを、確信しました。

夏のPops。
冬のAqua Nome。
このふたつは定着し、すでに東京原宿クエストホールで毎回、
完売を続けている状況に成長しました。

ChoroClubとの定期的なLiveについては、『Wica』的な世界を中心に、
日本中にホームグラウンドをみつけ、
個人主催者の企画の受け入れもしていきながら、
定期的に演奏していくことが、次の目標です。

この安全で、神聖で、創造的な人々との出会いを、
一瞬、一瞬、大切にしながら、
彼らと一緒に年をとってゆきたいと思いました。

ChoroClub!!本当にありがとうございました。
音楽仲間として、ゲストで素敵な歌声を聴かせてくれた比屋定篤子さんにも、
心から感謝いたします。

スタイリストの清水まりさん...。
わざわざ沖縄までかけつけてくれて、
衣装の準備を手伝ってくださり、本当に助かりました。
今回は、何も、おもてなしできなくて、ごめんね。

Lequioの嘉数さん、そしてスタッフの皆さん、お世話になりました。
素敵なお花をありがとうございました。

皆に元気に再会できて、本当にうれしかった。
そして、音楽で浄化された心は同時に拡張もしていて、
今は、意識の収縮期に入っています。
そして、ちょっぴりさみしい。

沖縄、お天気も悪いし、寒いし、
どうしたら、このスペースが埋められるか、
考え中...。
私らしく、こういう時こそ、音楽でも作ろうと思います。