●神様に祝福された一日
神様に祝福された一日でした。
7月11日に35周年ライブが終わったばかりの時でした。
CDリリースに合わせての発売記念ライブ。
10月2日東京品川グローリアチャペル。
「EPOは、絶対に発売記念ライブをやったほうがいい」
そう背中を押してくださったのは、キョードー横浜のT氏でした。
私はとても迷いました...。
ライブが終わったばかりで、
お客様は、また来てくださるのだろうか...と。
12月19日のAQUANOMEも控えているのに...。
葉山で鈴木茂さんのギターのダビングの日も、
わざわざスタジオに来て下さり、
チケットの販売についての具体的な打ち合わせなどもしました。
彼は海が好きで、
私たちのもうひとつの拠点、
葉山のアトリエの近くに、
お部屋を借りていらしていることなども、
話してくれました。
一方で、AQUANOMEは、発売前から、
ご予約で席がどんどん埋まり始め、
本番は2ヶ月後というのに、もしかしたら、
当日も座席を増やすことになるかもしれないほどの、
盛況ぶりです。
ますます..不安がつのる私..。
本当に人は入るのだろうか..。
そんな時でした。
ちょうど風街レジエンドの前日。
突然のT氏の訃報..。
頭の中が、真っ白になりました。
T氏は、生前、EPOを売って行くために、
いろんなアイディアを頭の中で、
暖めてくださっていたそうです。
そのアイディアを引き継いだ若手のディレクターは、
T氏の頭の中にしかなかった、様々なプランをたどり、
T氏の気持を完璧に形にしてくださいました。
おかげさまで当日は、満員のお客様..。
教会でのライブということもあり、
POPでありながら、
私の気持は、とても神聖でした。
AQUANOMEの『M』『百年の孤独』『遠くで声が聞こえる』では、
皆さんの演奏が本当に素晴らしくて、
ときどき、私にある、あの瞬間に触れました。
ありがたい..ありがたい..。。
しかも、背中には十字架...。
打ち上げは楽しくて、気がつくと、
午前3時半まで。
今回も、愛のあるフタッフそして、
たくさんの大切な友達の愛に支えられ、
今回も幸せな達成感でいっぱいです。
私は、本当に人に恵まれていると思います。
心から感謝の気持でいっぱいです。
沖縄に戻ったら、夏。
とてもうれしい。
なのに、ちょっぴり..寂しい。