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2016年12月19日

●『風の散歩道』

本日の沖縄、宜野湾は、23度です。
数日後には、25度まで上がるみたいですね。
お日様がとても気持ちがよいです。

今年は、家族のふいちゃんが虹の向こうへ逝ってしまったり、
大好きだった宮川の父がお誕生日の前日に天国に行ってしまったり、
音楽仲間や、友人が亡くなったりと、
悲しい別れがたくさん続きました。
「亡くなっても、心の中に生きている」
そんなことを言われても、やはり私たちは現実に生きているから、
「もう、二度と会えないんだ」
ということが、私は上手に理解できなくて。

宇宙空間がどうなってるのかを、想像して、
「果てがないということはどうゆうこのなのか」
ということがよく理解できないのと同じぐらい、
息が苦しくなって、泣こうと思えば、
涙が止まらない日々が続きました。

私の悲しみは癒える時がくるのだろうかと、
めずらしく心が深い海の底に沈んだり、
かと思えば、友達に会って、大笑いしたり、
夏の沖縄の太陽の下、毎日海で泳いで、
晴れ晴れとしてみたり、
ふたつの気持を行ったりきたりしていた、
2016年でした。

私は、悲しみの忘れ方を知りません。
それでも、今日を積み重ねていくことで、
悲しみのファイルを、引き出しの奥へ、奥へを、
移動させていくことで、
新しい感動に出会ったり、
自分を肯定できるような達成感を味わったり、
そんな風にしていると、
元気な、もとの私を思い出してくるのです。

今朝、Choro ClubのBassの沢田穣治さんの投稿を見て、
もう一度、聴きかえしてみました。
『風の散歩道』

今年、地球を離れた親しい人から、
あらためてメッセージをもらった気がしました。

心でたくさん、皆に、話しかけようと思います。
2016年、残りの日々は、
感動と覚醒と、愛で生きたいと思います。

沢田 穣治

EPOねえさんの風の散歩道
たまに聴いてはいつも涙腺崩壊ですわ。
こんな素晴らしい曲に参加出来たことはほんと
幸せだと思う。
震災の2週間後に訪れ見た石巻の光景、
この曲を聴くたび
その時に感じた思いが複雑に蘇ってきます

風の散歩道 土曜日のこみち
あなたとそぞろ歩いた 思い出の道

いつもと変わらぬ 午後の光です
いつもと同じ私が いないだけで

悪い夢ならば 誰か私をつねって
さよならも言えない 別れが来るなんて

うちに帰りたい みんなに会いたい
あなたに抱きしめられたい

風の散歩道 土曜日のこみち
心は瓦礫にまみれた 空っぽのみち

見えない姿で 隣にいるから
心で話しかけてね 聴いているから

誰かのおもちゃや 服や自転車が
私に話しかけてくる みんなはどこと

悪い夢ならば 誰か私をつねって
なんでもしますから 祈りが届くまで

悲しみの中に 埋もれた光を
あなたが見つけますように

最期まで生きて 生きて 生きて 生きて
心の底から微笑んで

風の散歩道 土曜日のこみち
あなたとそぞろ歩いた 思い出のみち

見えない姿で 隣にいるから
心で話しかけてね 聴いているから

今でもあの日が溶け出して 泣いてしまうの