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2019年10月29日

●空気公団・山崎ゆかりさんのアルバム!


彼女の創造過程が好きです。
空気公団・山崎ゆかりさん。
公団という響き。
どこか懐かしい気持ちになります。

子供の頃、世田谷三宿の公団住宅にいたからかしら?
いまや、すごくお洒落な公団住宅に建て替わっている、あそこです。

ゆかりさんの新しいアルバムに2曲、曲のみ書き下ろしいたしました。
彼女の歌を聴いていると、
中途半端だった自分のあの頃の、
甘酸っぱい気持ちや、
時々思い出しては胸の奥がチクンとしたことが、何故か、ふんわりと心を過ぎります。
そして、不思議な時空に連れて行かれます。
場所で言えば、下北沢とか、
下高井戸とか、どうしてなのかわからないけど、高校生だった頃に過ごした、
あのあたりを心が歩いているのです。

曲は私だけれど、ちゃんと、
ゆかりさんの言葉で世界が仕上げられていました。
ステキなアルバムでした。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる

2019年10月28日

●The Organ bank!

The Organ bank、東京公演、無事に終わりました。

出演:EPO(Vo.P) / 鬼怒無月(G)/コモブチキイチロウ(B)/岡部洋一(Perc)/向島ゆり子(Vn.Via.Acc)
Reading 宮川雅彦

たくさんの方々にご来場いただき、本当に嬉しかったです。
素晴らしいメンバーと作り上げた音の世界。また、来年も継続して日本全国駆け回りますので、皆さん応援してくださいね。

ライブで拡張したエネルギーが、程よく収縮を始めています。
お客様や、友人たちからたくさんのフィードバックが届きました。
その内容は、まるで、素敵な音楽を聴いた時のようで、私は、感動して、うるうるしています。
私は、レコード会社と事務所をやめたあと、身の丈で、私がやりたいことをやるための会社をのんびり始めました。
昔なら経験できなかった、ダイレクトな喜びや感動を経験できるようになりました。
これこそ、今の私の豊かさの基準。
写真は葉山の仲良し。
フォトグラファーのミヤジシンゴさん。

今後も大好きな友人、
音楽仲間たちと、よい気の流れる、
丁寧な活動をしていきたいと思います。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、夜
画像に含まれている可能性があるもの:3人、宮田 まことさんを含む、オンステージ(複数の人)、演奏(複数の人)、室内
画像に含まれている可能性があるもの:1人
画像に含まれている可能性があるもの:3人、オンステージ(複数の人)、演奏(複数の人)、室内


2019年10月23日

●The Organ Bankは、何故生まれたか

映像は、新曲のリハーサル風景。
『Don't push yourself!』(自分をいじめないでね)

"言いたいこと 言いたいように
言いたい人がしゃべっているだけ
噂話が 本当かどうか
真実なんて関係がないの
勝手に思い込んで
勝手に楽しんでいる

私も多分同じ
So!
You Should be yourself!(あなたはあなたでいるべきよ)

泣きたい時は泣いたっていいのよ?
心にためて いいことなんかない

自分をいじめないでね
大事な体、大事な心を!

聞きたいように 聞きたいことしか
聞かないのが 家族ってものなの

諦めれば 簡単なこと
自分のことわかって欲しくても

勝手に期待をして、
勝手に傷ついてる
負け試合はもうやめようね。

So!
You Should be yourself!(あなたはあなたでいるべきよ)

なりたい自分が、本当の自分よ!"

2019年10月25日(金)
~ EPO Run up to the 40th anniversary Tour ~
The Organ Bank @ Quintet

会場:渋谷eplus LIVING ROOM CAFE&DINING (東京・渋谷)  

出演:EPO(Vo.P) / 鬼怒無月(G)/コモブチキイチロウ(B)

/岡部洋一(Perc)/向島ゆり子(Vn.Via.Acc) Reading / 宮川雅彦
時間:18:00 Open 19:00 Start~ ※2部制・入替なし
料金:全席指定 ¥6,500(税込、飲食代別途)ワンフードワンドリンク
    未就学児童入場不可。お席は相席になる可能性がございます。
ご予約: イープラス > https://eplus.jp/epotheorganbank/
   渋谷リビングルームチケットについてはe+のみの販売となります。

問い合わせ:eplus LIVING ROOM CAFE&DINING 

TEL:03-6452-5650(平日11:00~18:00)

「40周年を前に、何故、このようなコアな内容のバンドをやろうと思ったの?」

浜松でお世話になった、バンドナイトスタッフの皆さんに聞かれました。

このLiveには、皆さん、相当なインパクトがあったようでした。

防衛のない本当の自分からの言葉を使って説明をすると、
「私という人間が生まれて来る時に忘れてしまった、
ミッシングピーセスをつなげて、私という姿を完成させたいが為。」

私の中に眠っているミッシンピーセスは、
必ずしも、POPSという表現で、
人々にわかりやすく表現される私ではないかもしれない。

「聖き彼の人」
という作品の中で、
私が探していたのは、
私自身だったのかもしれません。

離れ離れになったもう一人の自分を、
ちゃんとみんなに紹介したい。
そんな風に思いました。

記憶の隅で、置き去りにされたまま、
ポツンとそこに光がさすのを待っていた、
私の大切な作品たち。

その作品は、私から思い出してもらいたくて、
選ばれた音楽家たちに、
音によって魂を吹き込まれるのをずっと待っていた。

その全てが、
私を表現する私としての役割を担っています。

来年は、40周年を迎えます。
でも、私は、Popsだけをやっていたわけではない。

The Organ Bankという、私の音楽的アサイラム。
音楽の内臓貯蔵所。
安全な場所は、いつだってここにあるし、
苦しくなったら、ここで、息をすればいい。

この場所が確保されたら、
私は、思いっきり楽しい40周年のEPOを、
弾けて、楽しめそうな気がします。

2019年10月25日(金)
渋谷eplus LIVING ROOM CAFE&DINING 渋谷eplus LIVING ROOM CAFE&DINING (東京・渋谷) 

で、お待ちしております。



2019年10月21日

●The Organ Bank !浜松公演無事に終わりました。

The Organ Bank !浜松公演、無事に終了。

6年ぶりの浜松でした。
バンドナイトスタッフの岡林さん、浜田さんに暖かいサポートをいただき、
The organ bank!
大盛況となりました。

映像はリハーサルの時のもの。
「苦きは言葉の毒なり」
結構、難しい作品が多い今回のセットリストですが、この曲もかなりハードルが高い作品です。

そんな中、本番で、私のエモーションに、みなさんが一緒に添いあってくださり、奏でる音が1つになる瞬間は本当に幸せです。

浜松では、現在、沖縄と浜松を活動の拠点にしている、
ドラマーの滑川博生さんに、急遽お声がけし、ゲストで参加していただくことになりました。しかも、リハはほとんどなく。
こんな、私の思いつきや、
無理を聴いてくださる、腕と感のよい天才的な音楽家と沖縄で出会っていることもすごいけど、
私の楽曲をあまり知らない、
彼を、サウンドの中で、しっかりホールドしてくれた皆さんにも、心から感謝でいっぱいです。

次は25日。
東京渋谷にあるLiving Roomです。
ご予約、お急ぎ下さいね。

2019年10月25日(金)
~ EPO Run up to the 40th anniversary Tour ~
The Organ Bank @ Quintet

会場:渋谷eplus LIVING ROOM CAFE&DINING (東京・渋谷)  
出演:EPO(Vo.P) / 鬼怒無月(G)/コモブチキイチロウ(B)/岡部洋一(Perc)/向島ゆり子(Vn.Via.Acc)
時間:18:00 Open 19:00 Start~ ※2部制・入替なし
料金:全席指定 ¥6,500(税込、飲食代別途)ワンフードワンドリンク
    未就学児童入場不可。お席は相席になる可能性がございます。
ご予約: イープラス > https://eplus.jp/epotheorganbank/
   渋谷リビングルームチケットについてはe+のみの販売となります。
問い合わせ:eplus LIVING ROOM CAFE&DINING TEL:03-6452-5650(平日11:00~18:00)


2019年10月17日

●中川陽介監督の映画を見ました。

中川陽介監督が映画に込めた、
沖縄の光や風や時の流れ。
それは、まるで心地よい詩で編んだショールのようで、それを、ふんわりと体にかけられたような感覚で、私の心の中に、昨夜見た映画の余韻が残っています。
中川陽介さんの、脚本・監督の2作品。
「Fire!」「真昼ノ星空」。
素晴らしい作品でした。
その映像をさらに支えているのが、
沢田穣治さんの美しい音楽。
大好きな世界です。
沢田さんが映画音楽を作られていることは、中川監督の「群青」という作品で知りました。
渡名喜島が舞台になったこの映画も大好きで、サントラは、私の愛聴盤になっていました。
中川陽介監督と沢田さんの感性は、相性がよいと、表現したら
軽い言葉になってしまうけど、
例えば、ふたりの役割が入れ替わったとしても、きっとふたりは互いが互いをリスペクトするであろう、素晴らしい作品を生み出しただろうと思います。

上映のあと、監督の映画のために沢田さんが作った作品を、
沢田さんと、がちゃぴんさん、お名前がわからないのだけど、センスのよいドラマーの方が、実際に生演奏してくださるという、なんとも贅沢な一夜でした。
この夜Grooveは、作品に共感する暖かい仲間や、主演俳優の平敷さんも、会場にいて、一緒に素晴らしい時間を過ごしました。

今、私は、活動の核の部分である、
The Organ Bankのエネルギーの中にいます。
ここにいると、音楽家として、すごく大切なものを思い出せる。
関わる必要のない世界が少しずつ削ぎ落とされて、
お米で言えば、磨き米のような状態でしようか。
自分が、これから何をやるべきかが、クリアになってきました。

中川監督や沢田穣治さんの繊細で丁寧な仕事をする人たちといると、
不思議と自己肯定感が湧いてきます。
「ああ、自分もこれでいいんだ」と。

いい夜でした。

画像に含まれている可能性があるもの:7人、桑鶴 麻紀子さんを含む、、スマイル、座ってる(複数の人)、室内
画像に含まれている可能性があるもの:4人、、スマイル、座ってる(複数の人)、テーブル、室内
画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル、座ってる、室内


2019年10月13日

●愛を放つ仕事をしたい。


台風19号。

想像を絶する被害に言葉もありません。

私たちも旅先の宮城県で、

大きな台風を体験しました。

沖縄でも同等クラスの台風を体験していますが、

今回ほど大きい台風は初めてかもしれません。


The Organ BankのLiveの翌日、

飛行機が決行になり、もう一泊することに。

その朝、

ふと心の中にある思いがよぎり、

夫と、内容をシェアしました。


「人類が犯した罪は、宇宙の法則によって、

人類にかえってくるんだとしたら、

相当なことを私たちは覚悟しなくちゃいけなくなるかも。」

というようなことです。


海や川を汚せば、私たちが汚れる。

人が大切にしているものを奪ったり傷つけたりすれば、

私たちは、いつか同じ痛みを誰かから受け取るでしょう。

企業や、ある一部のお金持ちが、

目先の豊かさばかりに価値をおいて、

自然を破壊すれば、

地球は彼らの犠牲になり続ける。


そして、そのツケを払うのは、

地球で暮らす私たち。


人類が地球に放ったものは、

全体責任として私たちにかえってくる。


自然はとてもわかりやすく、

私たちに仕組みを答えてくれる。


わかっているのに、

なぜ、変えられないのだろう。


音楽家にできることは、

宇宙や地球や人々に愛を放つこと。

幸福とは何かを伝えて行くこと。


愛は愛として、

きっと私たちに降り注ぐことでしょう。


いい仕事だな。

音楽家という仕事は。


あ、あと、正しい政治家を選ぶことね。