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2021年1月29日

●肯定も否定もしません『スピリチュアル・ビジネス』の危うさ。


「あなたも起業できる!

スピリチュアル・ビジネスで成功するための方法教えます」

的な、スピリチュアル・ビジネス講座なるもの。

その存在の違和感について考え始めたのは、

ある方からの深刻な相談を受けてのことでした。


「あなたの選んだスクールは、あなたの神聖な意図と合っていましたか?」

という切り口で、内容を構成しました。

それが詐欺のような悪質な意図を持ったスクールでなければ、

ビジネスがダメなわけではありません。


相談者は、たまたま人の紹介で、

霊能力や、人の前世を見るとか、チャネリングを経験し、

そこで、心をくすぐられる誘導があり、

ちょっと学ぶ場所を間違えてしまった。

彼女自身、本来は、セラピストになるために心理学を学びたかったし、

そのために、自身のプロセスに真剣に向き合いたかった。

でも、「起業」という言葉とか、「成功」という言葉に、

クラっときた瞬間、

自分の神聖な意図とズレが生じた。

だから、スクールに違和感を感じるようになった。


番組では、そのことに触れて、お話をしました。

「私が信じているものを否定するんですか?」とか、

「自分も、騙されているかもしれない」

と感じた人など、反応は本当に様々でした。


私が、番組でその内容に触れたのは、

その前に、私にも、そのことについて考える伏線があったからでした。

「先生にEPOさんを、会わせたい。先生はEPOさんのファンで」

お弟子さんなのか?信者さんなのか?

その先生という方は、その筋では、とても有名な方のようでした。

多くのチャネラーや、指導者が、そのスクールを卒業している云々。


「コロナ時代の地球を癒すチャネリング・ズーム・ミーティング」

と題された、集まりには、

いわゆる、ライトワーカーと呼ばれる人たちが集まるようで、

一般人も参加可能とありましたが、もちろん有料。

「最後に高次元から、あなたへのチャネリング・メッセージと、

宇宙からの遠隔ヒーリングがあります」

遠隔ヒーリング?怪しい。

遠隔ヒーリングについては、私たちも、バーバラ・ブレナンの大学で、

その構造や人のエネルギーに及ぶ影響を学んでいるので、

信じてはいるものの、

この人に対しては、

私の直感がストレートにNO!と反応しました。


「これは、占いです」と言われたほうが、

まだ、楽しい。

本当でも、そうでなくても、

ピンとこなくても、外れてても。

占いだから。


そして、その集まりに参加すると、

「限定・スピリチュアル・ビジネス講座に申し込める資格が与えられる。」

という仕組み。


ネットで見たら、

詐欺、詐欺、詐欺、と出て来ました。

スクールには、指導者と行く、聖地巡りなるものもあって、

2泊3日で何十万も支払ったとのこと。

そこでも、指導者がチャネリングをして、高次元からお告げのようなものが、

パーソナルに与えられるという。


「信じたいものを信じて何が悪いの?」


どうぞ、信じて下さい。

勉強のために。

私は、否定も肯定もしたくありません。


高次元でどこさ?

誰さ?

あんたがたどこさ?


宇宙は広くて大きい。

真実であふれていると思うのね。

宇宙の叡智を知るのに、

なぜ、そんなに高額のお金がかかるの?


その人のありがたい言葉を、

ちゃんと自分の肚に落とし込んで、

感じて見るといい。

その人からの情報が、

今、自分の覚醒に実際役立つかどうか。

実践可能かどうか。

神目線のチャネリングは、

常に、耳には壮大で聞き感触が良い。

でも、どこか、話に根っこがない。

話が大きいばかりで、私の腑に落ちない。


私の主観です。

肯定するものでも、否定するものでもありません。






2021年1月25日

●「心」になる時

私たちは、地球を去った後、
ひとまず、「心」になる。

私が私だと思っている私の周りには、
いろんな防衛的な考えがくっついている。
それも自分なんだろうと思うけど。

何かから自分を守ろうとしている時に、
自分の頭の中を駆け巡る思考は、
常に、私を重くする。
リュックに鉛でも入っているかのようです。
だから、歩みが遅い。

出しゃばって、人の荷物まで、持とうとするときもある。
自己犠牲的な行動で、足りない自分を満たそうとする。

時にそれは、その人から、学びのチャンスを奪うことになる。
そして、その人には、その荷物は持てないだろうと、
私は、相手を下に見ているのだ。多分。

大好きなことをしているときは、
それを荷物だとも思わす、
ヒョイっと持ち上げることができて、
すごく軽い。
自分の防衛的な思考から、持とうとする、
他人の荷物は重い。

もしも私が、「心」になったら、
どれだけ軽い人になるのだろう。
生きているうちに、
その軽い私に私は会えるのだろうか。

もうじき、母の命日がくる。



2021年1月15日

●わかっちゃった!

目に見えない世界、

宇宙のこと、

私は大好き。


でも、私の心が、時々、こういう世界を扱う一部の人々に対して、

強い拒絶反応を示す。

「何かが違う」と反応する。

私は、ずっと、自分の心の反応について理由を探していました。


神聖な意図に繋がって生きていれば、

人のオーラなんか見えなくても、

宇宙の声が聞こえなくても、

私たちは存在するだけで、

人に影響を与えるのだと思う。

美しい夕陽や、

美しい花に私たちの心が動く様に。


「何者かにならなくちゃいけない」そう思い込んでいる人は、

ありのままの自分では十分ではないという恐れを持っている。


スピリチュアルなことで、人から賞賛を得たい、

人に影響を与えられる人になりたいと思っている人も。


権威や権力や成功に憧れる人も多分同じ。

そういう人のところには、

同じ恐れを持った人たちが集まる。


だから、私は、そういう人々に対して、

危険!怖いと感じるんだ。


私が感じているのは、彼らに対する脅威や恐れではなく、

彼らが持っている恐れを、

私が感じているだけなんだとわかった。



https://www.fmokinawa.co.jp/program/wind-sea-sky/

(日)朝930分、FM沖縄『EPO 風と海と空と』

期待と違った、スピリチュアルビジネス講座に、

高いお金を支払ってしまったリスナーの悩みに、

お答えしています。